昼間は気温が高いですが、日が暮れるとまだ寒いと思いました。
去年、一度整備を行い、続きになります。作業前に写真を取るのを忘れたので、写真は作業後になっています。旧タイプのオーリンズリアサスは、オイル漏れのためオーバーホールに出したのですが、ロッドに傷が有り、再メッキになりました。スプリングは、オーナーのご希望で黒にペイントです。今回は、フロント&リアブレーキホース、クラッチホース交換とリアブレーキを換装、ガソリンタンクを社外品に交換でお預かりでした。作業前に点検したら、クラッチレリーズからフルードが漏れていました。
お持込のヤマハ製ブレンボキャリパーですが、中古でしたので、洗浄とシール交換、パッド交換を行いました。社外製ガソリンタンクと同時にウォーターポンプの蓋をお持込でしたので、交換しました。クーラントは、入れたばかりでしたので、一旦抜いて、再使用しました。
クラッチレリーズを外してみたのですが、錆びていましたので、交換しました。修理ついでに、オイルの漏れていたプッシュロッドのオイルシールとシフトシャフトのオイルシールも同時交換しました。ガソリンタンク交換のため、純正を取り外しました。
社外品のガソリンタンクを装着しました。ポリタンクで容量20リッターです。色々な部分の隙間を無くして容量を稼いでいますので、純正タンクの後ろにあったフェンダーは取り外し、リアフェンダーは前側一部カット、タンクキャップ部の受け皿のゴムは取り外しになりました。今回、修理ついでに細かい部分を直しています。シフトリンケージのリンク部のカバーが無かったので、カバーを交換しグリスアップ、マフラー取付部のボルトやワッシャー、カラー類を純正に戻したり、リアフェンダーと鉄板の補強板の取付け部がなかったので、ボルトナットの追加、各部配線の処理の修正等を行いました。
リアブレーキは、ヤマハ製ブレンボキャリパーと純正ブレーキローターを組み合わせ、オリジナルのキャリパーサポートと社外品のブレーキホースに交換しました。リアショックもオーバーホール及びペイント済みに交換です。ブレーキ&クラッチマスターは、それぞれブレンボ製とニッシン製のラジアルポンプタイプでしたので、長さのあっていなかったホースを交換しました。
使用したホースは、スェッジラインでアルミバンジョー(ブルー&ゴールド)のブラックホースです。クラッチレリーズを交換したのですが、昔のホースからの交換でしたので、一部純正パイプを追加しました。作動していなかったクラッチスイッチも接続しました。今回取り外した部品類です。ホール類や、ガソリンタンク、ブレーキローターは写真を忘れました。コルビンシートは、片方しかボルトが無かったのですが、とりあえず両側ボルト止めしてあります。
最終チェックと試乗です。ガソリンタンク取り付け後、2日間が経過していますが、ガソリン漏れはなさそうです。ウォーターポンプの蓋も平気そうです。リアサスのオーバーホールも含めて、今回の作業が終了しました。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。
2018.03.27 作業担当 ヤダ(矢田)