5068、社会に銃器があふれている

米国では昨年、都市の大小を問わず殺人件数が過去最多を更新しました。
専門家は、複数の要因が重なった結果だと指摘。
コロナ禍とそれに伴う精神的な負担、経済が回復する中で取り残されるマイノリティーの存在、社会に銃器があふれている点などを挙げました。
フロリダガルフコースト大学で犯罪学を教える元警官のデービッド・トーマス氏は、「簡潔に言えば、この国は正気を失っている、人々はただ怒っている。何に対しても腹を立てている。いら立ちが募った末に、耐性が限界を迎えてしまうのだろう」」と述べています。
「4972、イライラ」などを参照
昨年末、米オハイオ州で父親が16歳の娘を侵入者と間違えて射殺しました。
母親が「父親が侵入者と間違えて撃った娘がガレージで倒れている」と緊急通報。
現地紙コロンバス・ディスパッチが入手した通話記録では、娘に目を覚ますよう必死に懇願する両親の声が聞こえた、とのこと。
数分後に到着した救急隊によって地元の病院に搬送されたが死亡しました。
米国では新型コロナウイルスの流行が始まって以来、銃による事件が急増しています。
銃による死亡事件・事故は珍しくありませんが、自宅で父親に打たれるとは。
家にいても安心できません。
「5033、サンタに銃弾お願い」などを参照