5103、接種反対

昨日、新型コロナウイルスのワクチン接種義務に応じなかったニューヨーク市職員1430人が解雇されたと書きました。

カナダのトルドー首相は14日、新型コロナウイルスワクチン接種義務やその他の制限措置に抗議するトラック運転手などによる首都オタワや国境検問所付近でのデモを鎮圧するため国家非常事態の発動を発表しました。
戦時以外での発動は異例で、公共の場で集まりや、特定の場所を使うことが禁止されます。

アメリカとの国境に架かるアンバサダー橋
運転手らは、カナダ入国に際してワクチン接種を義務付けられ、接種しない場合は検査と隔離が求められるとした措置に反対。
抗議デモは急速に拡大して数千人の人々が交通をふさぎ、カナダと米国の国境の通行を妨げる事態となっていましたが13日、デモ隊が排除され通行できるようになりました。

アンバサダーブリッジ周辺で警備にあたる警官ら
首都オタワにはまだ多くのデモ隊が集まっていています。

抗議デモは長期化していて、市民生活にも影響が出ています。

テニスのジョコヴィッチ選手はワクチン未接種のためオーストラリア政府に査証を取り消され、全豪オープンに出場できませんでした。
15日、BBCの単独インタビューに応じ「自分は反ワクチン派ではないが、ワクチン接種を強制されるなら今後も他の大会にも出場しない」と述べました。
世界ランキング1位のジェコビッチがこのまま引退か？

解雇されても、選手生命が断たれてもワクチンは接種したくない。
ワクチンに対する根強い不信感があります。