978、荷物は16オンスまで

昨日アメリカに送る荷物を郵便局に持っていったら、今月17日から大きな荷物は送れなくなった、と言われました。
先月起きた中東イエメンから米国向けに発送された航空荷物2個で爆弾が発見された事件など、世界的にテロの危険が高まり、警戒レベルが引き上げられたようです。
16オンス（約453グラム）まではOKということなので小分けして送りました。
アメリカへ荷物を送る人は注意！

977、最後も優勝

18日に行われた明治神宮大会最終日は決勝で、早大（東京六）が福井、大石、斎藤のドラフト１位トリオが東海大（首都）に2－1で競り勝ち初優勝しました。
斎藤佑樹投手は1点リードの9回裏に登板し、最速148キロのストレートと鋭いスライダーで2三振を奪い、3人で退け優勝投手となりました。
優勝の瞬間、ガッツポーズを見せ応援団へのあいさつ時には号泣でした。
4年間の万感の思いが込み上げてきたのでしょう。
「965、エースを狙え」でも書きましたが、学生最後のシーズンを優勝で飾り、さらに学生最後の試合となったこの大会でも優勝と、ここ一番では必ず優勝しています。
やっぱり、何か運のようなものを持っているようです。
プロでも活躍してもらいたいものです。
写真は優勝を決めて涙ぐむ斉藤投手。

976、情報交換

シアトルの娘夫婦のアパート近くのスーパーに買い物に行きました。
日本のスーパーと同じ感じです。（と言うより、日本のスーパーがアメリカに似ている。）
並んでいる商品も野菜、肉、その他さまざまなフードがあり基本的には日本と同じですが、アメリカ独自の商品もたくさんあります。
「975、何でもピクルスに」のピクルス、「443、PBJ」のPBJなども大小さまざまなビンが並べられていました。
日本の米もあり、買ってきて日本性炊飯器で炊いて食べました。
「807、日本人街」を参照

店の一角にボードがあり、そこにはコミュニティ情報（COMMUNITY EVENT）のチラシが所狭しに張ってありました。
ピアノ・レッスンのチラシも見えます。（下の写真拡大）
チラシの下に切り込みを入れ、小さな短冊のようになっていて電話番号が書いてあります。
興味のある人はそれを切り取って持ち帰ります。
その隣には掲示板（COMMUNITY BULLETIN）があって、不動産屋、弁護士、修理屋などの名詞が置いてあります。
スーパーは買い物以外に、情報交換の場にもなっています。

「691、東京書店（57丁目）」は日本人の情報交換の場でした。

975、何でもピクルスに

今、ニューヨークでは健康志向が高まっていて、野菜をピクルスにして食べるのがトレンドになっているようです。
キュウリやニンジンはもちろん、トマト、オクラ、カリフラワー、ピーマン、玉ねぎ、パイナップルなど、何でもピクルスにしてしまい、ゆで卵もピクルスにしてしまうようです。
市販のピクルスも種類が豊富ですが、家庭の手作りピクルスも流行っています。
ピクルス (pickles) は漬物のことですが、日本の漬物とはちょっと違います。
塩漬けにした野菜を酢や砂糖で作った液に漬け込み、発酵させます。
元来保存食として食べられていて、酸味が強いものが多くなっています。
漬け汁にさまざまな香辛料を入れていろんな風味を楽しみます。
シナモン、セージ、唐辛子、コショウ、しょうが、にんにくなどさまざまでカレー風味もあるそうです。
キュウリのピクルスが最もポピュラーで、ハンバーグやステーキなどに添えたり、ハンバーガーやサンドイッチに挟んで食べます。
アメリカでよく食べていたので日本に帰ってからも輸入食料品店で買って食べています。
5月にシアトルに行ったときCucumber（キュウリ）の種を買ってき蒔きましたがうまく育ちませんでした。
「920、バーベキュー」の特大ハンバーガーにもピクルスが添えられています。
写真左はキュウリ、右はオクラのピクルス。

974、11月15日

11月15日は龍馬ファンにとっては特別の日です。
龍馬が暗殺された日であると共に、誕生日でもあります。
龍馬は1835年（天保6年）11月15日誕生、1867年（慶応3年）11月15日歿。
大河ドラマ「龍馬伝」も佳境に入り暗殺まであと2週間です。
龍馬が成し遂げた最大の偉業「大政奉還」から1カ月後のことです。
薩長連合から大政奉還という大仕事を成し遂げ、33歳の誕生日に暗殺されました。
この事実1つとっても龍馬は使命を持って幕末に誕生したとしか思えません。
当時の年齢は、「数え年」が慣習で33歳の誕生日に暗殺されたというのが通説です。
現在の年齢の数え方、「満」で言うと32歳の誕生日になります。

誕生日についても諸説あります。
当時は戸籍制度が現在のように整備されていなかったので、誕生日が記録されたものは無く、正確な日を特定することはできません。
10月15日、11月10日などの説もありますが、龍馬の妻お龍の証言などから11月15日が定説になっています。
11月15日も旧暦で、現在の太陽暦とは異なりますが、昨日（15日）は各地で龍馬を偲ぶイベントが行われました。
「198、ショック、寺田屋が」を参照
写真は京都霊山護国神社にある龍馬（左）と中岡慎太郎（右）の墓です。

＊全く関係ありませんが、33歳の人生はイエス・キリストの33年の生涯を連想してしまいます。（2000年も前のことなので諸説あり、はっきり分かりませんが33年というのが定説）

973、思い出の抹茶アイス

アジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議に出席後の14日、オバマ大統領は鎌倉大仏を訪れ、抹茶アイスを美味しそうに食べていました。
鎌倉大仏は、大統領が少年時代に母親と一緒に日本を旅行した際に立ち寄った思い出の場所です。
昨年11月の訪日時、そのとき食べた抹茶アイスを「大仏よりも抹茶アイスに夢中だった」と語っていました。
この発言以降市内では「オバマッ茶」と名付けられた抹茶味のソフトクリームが売り出され、抹茶アイスの売り上げも伸びていました。
わずか25分間の鎌倉滞在でしたが、支持率低下や先日の中間選挙での歴史的大敗など、頭の痛い大統領にとって、ひと時の休息になったようです。

972、スポーケン・西宮ガーデン

スポーケンのダウンタウン近くに「SPOKANE NISHINOMIYA GARDEN」があります。
1974年に造られた綺麗な日本庭園です。
上の写真左のプレートは入り口付近にあります。（右は入り口）
下は庭園内で、池には錦鯉が泳いでいました。
大きな灯篭があり、珍しいのかアメリカ人がさかんに写真を撮っていました。（日本人の自分も撮った）
今回行くまでは知りませんでしたが、スポーケンは日本との関係が深い町です。
「913、MUKOGAWA」を参照

971、田舎にカジノ

「970、カントリー・ロード」の州境付近を走っていると突然カジノが見えました。
静かな田園風景には不似合いで、「こんな田舎にカジノか！」と驚きました。
私がアメリカに住んでいた頃はネバダ州のラスベガス、同じネバダ州のリノ、ニュージャージー州のアトランティック・シティがカジノ・シティとして知られていましたが、最近は田舎の町にもカジノが建てられているようです。
まだ新しく拡張工事も行われていました。
州によってカジノを公認しているところと、公認していないところがあります。
アイダホ州ではインディアン部族が運営する「インディアン・カジノ」が幾つもあるそうです。
「14、ちょっとギャンブルでも！」を参照

970、カントリー・ロード

シアトルに戻ります。
スポーケンの郊外を車で走っていると広大な農場が広がる田舎道がありました。
綺麗に耕された畑の中を走る道沿いには所々に農家が見え、古びた納屋も見えました。
電信柱と電線も田舎の風情があります。
ここはワシントン州とアイダホ州との州境付近で、「950、家路」の近くです。
「49、田舎道(Country Road)」は秋の紅葉、上の写真は春の新緑の田舎道です。
この道を走っていたら「Welcome to IDAHO」のサインがあり、アイダホ州に入りました。
アイダホと言えば「アイダホ・ポテト」が有名で、全米のポテトの13％が生産されています。

969、マイケルがダントツ1位

先日発表された米フォーブス誌による毎年恒例の故人の長者番付で、マイケル・ジャクソンがダントツの１位でした。
今年10月1日までの1年間に稼いだ金額を推計したもので、2億7500万ドル（約222億円）でした。
昨年6月25日の突然の死から記憶も新しくCDやDVDの売り上げが好調で、映画「マイケル・ジャクソンTHIS IS IT」もヒットしました。

2位は「ロックの帝王」エルビス・プレスリーの6000万ドルでした。
死後33年たっていますが、根強い人気があります。
テネシー州メンフィスにある旧邸宅「グレースランド」には、今も訪れる人が後を絶ちません。
「672、生誕75周年」を参照
そういえば、マイケルはエルビスの一人娘リサ・マリーと結婚していたことがあり、エルビスの義理の息子になります。
3位は映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作者J・R・R・トールキン。
４位はスヌーピーなどでおなじみの漫画「ピーナツ」の作者チャールズ・シュルツ。
5位は元ビートルズのジョン・レノン。
「928、ついに閉館」を参照

年間500万ドル以上稼いだ著名な故人を調査し、今年は13人がランクされています。
昨年１位だったファッションデザイナーのイブ・サン・ローランは、今年はランク外でした。
これは2008年6月に亡くなってから1年以上たち、話題や関心も薄れてきたからだと思います。
死後30年以上経っているエルビスが2位にランクされたのは、さすがです。

理論物理学者アインシュタインが8位に入っていることは注目です。
「相対性理論」などに関する著書が今も読まれているからだと思います。
1990年頃ニュージャージー州、プリンストンを訪ねたとき、プリンストン大学やアインシュタインが教授をしていたプリンストン高等研究所を訪ねたことがあります。
フォーブス誌のオフィシャルページ

日本で同じような調査を行ったら美空ひばりや石原裕次郎、司馬遼太郎などが上位にランクされるでしょう。
　　＊敬称略