ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

590、オクラ

2009年10月20日 | Weblog
家の畑でとれたオクラを長女のフィアンセが「美味しい」と言ってパクパク食べました。
(軽く煮てオカカと醤油をかけただけ)
ニューヨークに住んでいたときにオクラを食べた記憶がありません。
アメリカではオクラを食べないのかと思って彼に聞いたら、南部ではよく食べるそうです。
「ガンボ」は野菜や魚介類、肉などを入れオクラでとろみをつけたシチューのような料理で、そのままスープとして食べたり、ライスやスパゲッティなどにかけても美味しいとのことです。
「ガンボ」とは西アフリカの言葉で「オクラ」のことを言い、「オクラ」は英語です。
アフリカ原産の野菜で奴隷として連れてこられた人々が持ち込み、南部でよく食べられるようになったようです。
それぞれの家のレシピがあって、南部の人たちにとっては子供の頃から親しむ料理で「おふくろの味」です。
その他、テンプラのようにして食べるフライド・オクラもあるそうです。

写真は畑のオクラで、2メートル以上になります。(10月19日撮影)
写真は朝撮ったもので花は閉じています。(6時)
太陽が昇ってくると花が開きます。(8時)
アフリカ原産ということもあって、夏の暑いときによく育ちます。
特に真夏は毎日収穫しないと大きくなりすぎ、固くなってしまいます。
1週間も収穫しなでいると小ぶりのバナナくらいになり、色も黄色っぽくなります。
私はこれをバナナオクラと呼んでいます。
こうなると固くて食べられません。
10月に入って花の数も減り、実もあまり成長しません。(そろそろおしまい)

536、ミニ耕運機」で野菜を直売所に出荷している、と書きましたがオクラは6月から10月まで出荷できます。
私は元来ものぐさなので、1回収穫して終わってしまう野菜は出荷しません。
1度種を播いたら長く収穫できる野菜を栽培しています。
夏はオクラやインゲン、ナス、冬はスティック・ブロッコリーやオータム・ポエム、ナバナなどで、3~5ヶ月くらい収穫できます。
532、ガーデニング」も参照

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