ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

443、PBJ

2009年06月05日 | Weblog
442、ハニー・ロースト・ピーナッツ」でアメリカ人はピーナッツが好き、と書きましたが、その極め付けがPBJ(ピーナッツバター・アンド・ジェリー)です。(ピー・ビー・ジェイと発音)
これは食パンにピーナッツバターとジャムを塗ったサンドイッチで子供から大人までみんな大好きです。
子供たちのランチの定番はPBJ、生のニンジンのスチックや生のまるごとピーマンです。
(ニンジンの代わりに生のセロリ、ピーマンの代わりにまるごとのリンゴだったりします)
小学校では給食もありますが、自前のランチを持っていってもOKです。
リンゴはまるごと皮付きでかじります。
アメリカに行ってすぐの頃、リンゴの皮を剥いて食べていたら、「どうして皮を剥くの?皮に栄養があるのに」と言って驚いていました。
アメリカのリンゴは日本のリンゴに比べ小ぶりで酸味も多く、歯ごたえもあります。
私が驚いたのは生のニンジンをまるごと齧っていたことです。
真似して食べてみたら甘くて美味しく、それからは生でも食べるようになりました。
441、屋台がいっぱい」でフルーツの屋台(スタンド)が街角に出る、と書きましたが、リンゴ、オレンジ、バナナなどいろんなフルーツを売っています。
リンゴは3~4個で1ドルでした。

日本でおふくろの味といえば、味噌汁や漬物などですが(最近はハンバーグやスパゲッティ、カレーなどのようです)、アメリカでおふくろの味といえばPBJです。
子供の頃から食べていた味は大人になってからも好物で、ブッシュ前大統領の主食はPBJだそうです。
私もアメリカにいた頃はよく食べました。
日本に帰ってから無性に食べたくなって日本のピーナッツバターを買って食べましたが、あまっとろく味が全く違いました。
アメリカのピーナッツバターも少し味が付いていますが、ほとんどピーナッツ自体の味です。
あちこちの店を捜し、やっとアメリカのピーナッツバターを探しあてました。
たっぷりのピーナッツバターとたっぷりのジャムを付けます。(塗るのではなく乗せる)
ピーナッツバターにはクランチー(粒入り)とクリーミー(なめらか)があり、木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いのようなもので、好みは人それぞれです。
写真はPBJサンドイッチとピーナッツバターの入っているビンです。(違うメーカー)
ビンのサイズはさまざまで、アメリカ人は大きなビンを買って家に置いておき、スプーンで掬ってそのまま食べる人もいます。
3年前にシアトルに行った時、大ビンを2個買ってきました。(重かった)


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