東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

戸倉山災害派遣(5月7日その4)

2017年07月02日 12時51分05秒 | 航空機
B&G場外へ急いでいる際に長野県防災航空隊の車とすれ違う。
何かの連絡のために走っているのだろう。

一瞬考えたが自分は前進あるのみ。
そして場外に間もなく到着するときに交通規制で迂回させられる。
B&Gのグラウンドからは砂煙が上がっているのが見えた。
間もなく何かが離陸する!



10:13 43104 UH-60JAが離陸。人輸が目的だったようだ。


 地上隊が準備できれば間もなくヘリ部隊が来るだろう。
 朝撮った時とは違い、川の対岸側から撮影する。

 

10:22 地上隊がヘリポートに展開。それを一斉に撮る報道各社。


 独特な重低音が山間に響く。
 やはりコイツが来たか。



10:27 場外上空で旋回して高度処理。


10:29 ファイナルアプローチ…この距離での撮影でよかった。


ゆっくり下げて~後輪接地。


10:30 着陸。エンジンがアイドルになると同時に地上隊が近づく。


10:33 機内から2つの消火バケットを降ろし…


10:35 52966 CH-47JA 第12ヘリコプター隊(相馬原)  バケットの展開準備と腹下のフックに取り付け中。


10:38 そろそろ上がりますよ~。


10:40 離陸。広報のカメラ担当がうらやましいようなそうでないような…。


10:41 バケットが地上から離れたのを確認。


離脱。まずは給水ポイントへ。


 結構離れていたためダウンウオッシュを浴びることは無かったが相変わらず迫力がある。
 離脱して行った#966とは別のチヌークの音がする。
 もう1機来るのか!
 


10:54 ファイナルアプローチ中。国家権力の排除活動もありちょっと焦る。


10:57 着陸してこちらもバケットを二つ降ろす。


11:03 離陸よしのサムアップ。


離陸してちょい左へ。


11:04 力強く上昇していく。バケットは長野県の持ち物ってこと?


52975 CH-47JA 第12ヘリコプター隊(相馬原)  こちらも給水ポイントへ。


11:08 1回目の散水が終わった#966 弁が逆になっちゃったのか、こういう仕様なのか。


着陸。バケットを付け替える


 これにて自分は時間いっぱい。
 名残惜しいが現場を離脱する。
 蒼い鳩さんは自分もすれ違った防災航空隊の車を追ってUターンしたそうだ。
 
 帰りは三遠南信道路の無料区間を走って飯田市内へ行く。
 ふと気になりこちらの場外に立ち寄ると何やら張り紙がしてある。
 どうやら市長その他を乗せて視察飛行でも行ったのだろう。
 そのため一時ヘリポート周辺は規制されていたようだ。

 本格的に帰る前にFR24を見るとJA03FDが火災現場に向かっていた。
 こちらも撮りたいが今回はあきらめよう。
 JA03FDについては蒼い鳩さんが撮影してくれました。

 会社に行って少々仕事した後帰宅。
 テレビでは放送されないところが撮影でき、消火活動がどう行われたかが皆さんにも伝わるだろう。


 さて、火災は7日、8日も燃え8日夕方になりようやく鎮圧状態となる。
 そして9日に鎮火報が出て事態は収束したのだった。



飯田市のプレスリリースより抜粋。各隊の散水量がわかる。


 やっぱりチヌークの散水が効果てきめんだったのだろう。
 8日に4機も投入されていてびっくり。
 東京消防庁からはピューマが現場投入されたそうだ。

 自前のヘリが無く苦い思いをしただろう長野県。
 相互援助で各隊が応援に入り頼もしく感じたのは自分だけではないはず。
 長野県の今後の動向が気になります。
コメント (6)
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