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富山県ドクターヘリ共同運航協定締結式(7月10日後編)

2015年07月17日 22時37分43秒 | 航空機
 ようやく自分的主役のヘリが来てホッとしたのも束の間。
 今度は報道カメラの写線(笑)をくぐり抜け機体への接近を試みる。



向かって左より古田岐阜県知事と石井富山県知事。がっしり握手しているんだけど見えない…。


気が付いたら一般公開状態。知事達は次なる会場へ。


 報道陣の撮影が一段落したところでこちらも撮影開始。
 


患者の搬入出はこちらから。後からではないためテールローターのことを考慮することはない。


座席は機長・エンジニア+フライトドクター・ナース+患者+付き添いの6人。


グラス化が進んだコクピット。本格稼動する際にはA109SPになるのでさらにすっきりするのだろう。


 機体諸元だけで見ると機体サイズはBK117C-2とほぼ変わらない。
 しかし、エンジンの大きさが違うことでその性能は大きく変わった。
 個人的にはAir Ambulance Technologyの内装が好き。
 しかし、これだけ積もうと思うとA109では小さいか。



中部日本放送からのインタビューを受けている機長。


 報道陣もほぼ引き上げ、地元の人へのサービスも終わったところで帰り支度。
 機長がフライトプランの確認を始める。



JA02KG A109E 鹿児島国際航空


12:00 NO.1エンジンスタート


機体外周を確認して、整備士が一礼して機体に乗り込む。


12:02 離陸!


ゆっくり上昇中。う~ん、これだけ近いけど静かだね。


前進開始。


富山中央病院へRTB…ではなく、富山空港へ。


 これにてこちらも撤収。
 どこにも寄らず、真っ直ぐ家に帰る。



ドクターヘリ共同運航の協定結ぶ 富山県と来月下旬から  2015.7.11中日新聞

 飛騨地域の重篤患者の救急搬送で、富山県のドクターヘリを共同運航する協定の締結式が十日、高山市国府町の国府福祉センターであった。富山県のドクターヘリ導入に伴い、八月下旬から運航する。
 共同運航は昨年七月の知事会談で、富山側が正式提案した。式には古田肇知事、石井隆一富山県知事のほか、飛騨地域でカバーの対象になる高山、飛騨市、白川村の首長らが出席した。
 両知事が協定書に署名し握手を交わした。石井知事は「新たに導入するヘリが、両県民の安全安心と救命の向上につながることを願う」と抱負。古田知事は「岐阜は広く、重複要請があった場合などは時間との闘い。ありがたい提案で、地域の医療体制が格段に良くなる」と、謝意を示した。この日は訓練の一環で、拠点の富山県立中央病院(富山市)から、同センター広場にヘリが飛来した。
 四年前に導入された岐阜県のドクターヘリの出動件数は、昨年度で四百五十一件。うち下呂市を除く、対象の飛騨地域の出動は16%の七十四件。拠点の岐阜大病院(岐阜市)から飛騨地域まで最長四十分かかるが、富山から向かえば飛騨市は十分、高山市南部も二十分で到着できる。県は出動実績に応じて富山県に負担金を払う。

以上引用終了。



 石井知事も話していたが、南北に長い岐阜県。
 今回の協定で特に恩恵があるのが飛騨市。
 生活圏は富山県と言っても過言ではない。

 今後の活躍に期待したい。


 また、今回も地上支援してくれたバス芸人様に感謝!

AX
コメント (4)
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