東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

お見舞いへ(3月5日後編)

2013年03月08日 23時58分05秒 | 航空機
 飛行教導隊のT-4が来たことで一気に盛り上がるギャラリー達。2ndで上がらなかったことから3rd上がりと予想。
 徐々にギャラリーが増えていく。



13:11 今度は順光できれいに腹が見える。


#839が戻ってきた。


 ここで常連さんたちが撮影ポイント変更で移動を始めるが、ラジオから聞きなれないコールサインが聞こえる。
 と思ったら慌てて皆さん戻って来る。

 コールサイン末尾のアルファベットはもしや…


13:22 JA33MP Bell206-L4 警視庁「はやぶさ3号」  MPはMetropolitan Police

 警視庁の機体は愛知県警の方に誘導されてスポットへ。乗っていた人たちが皆、降機してメインローターの片方だけカバーをかける。
 給油で立ち寄っただけなのかな?



14:13 ピューマも給油を済ませエンジンスタート。離陸後にローパスを実施。


14:19 「はやぶさ3号」もエンジンスタート。太平洋沿いに立川基地へお帰りになった。


14:39 92-8068 F-15DJ  「エメット56」がやってくる。基地についてからAGRのカラーリングにされるのだろう。


14:42 87-3602 KC767  F-15DJが離陸する前にT&G


タンク1本で。パイロットも一人だし。 気をつけて~。


15:02 JA6868 Bell412EP 大阪府警「まいしま」  中日本航空で整備中。


15:05 ようやくパイロットを乗せてきたT-4が離陸。お疲れ様でした。


15:07 2機編隊のC-130が見せてくれる。1機がT&G中に上空1機が警戒任務にあたる。


15:09 JA92NH AW139 ANH  整備で来ていたのか、ANHのヘリがこれで3機目。コンパスチェックへ。


 自分はこれで空港を出発。病院へ向かうことにした。
 下道で行くととてつもなく時間がかかる。高速を下りてからでも40分近くかかるので高速で。
 高速を下りていつも右行く道を今日は左へ。


 混んでいる道を走るとその先に目的地が見えてきた。


JA6923 BK117-C2 CHS/岐阜大学付属病院  基地病院へリポートにて待機中。

 まずはいつもお世話になっているあの人たちのところへ。
 「あれ、お久しぶりです。」とMさんが言ってくれたのがうれしかった。がんばってください。


 さて、病室へ行こうと思うがなんせ大病院。はじめ聞いていた場所と違うことがわかり案内してもらう。
 病棟9階、見晴らしのいいところに病室があった。
 手術したばかりでだるそうだったが話しはできる。
 この人は自分の親父と同じくらいの歳なのだが、この人自体は高血圧以外いたって健康。では何故入院なのか。

 息子さん(といっても自分と同じくらいの歳)が重度の腎臓障害でドナーを待っていたが、いよいよ危なくなってきた。
 そこで適格者となる血縁者から生体腎移植を受けることになった。
 患者側には拒否反応のリスクが低くなるというメリットがあるが、ドナー側は機能低下する可能性があるというリスクがある。
 いくつになっても親の子は子供。「死なすわけにはいかない」とは彼の言葉。

 話しをしている間に聞きなれたエンジン音がする。このすぐ上はヘリポートだそうだ。
 窓から外を見ると郡上方面に向かうドクターヘリが見えた。
 時間はすでに16時40分過ぎ。日没までに帰ってくることができるだろうか。
 窓はしっかりしており、自分が気が付かなければわからない程度の音。ヘリが飛んでいった後は再び静かになる。
 
 ベッドコントロールの関係もあるのか、週末には退院するとのことだった。
 傷口はふさがっても力は入らないはず。ちゃんと力が戻ってから職場復帰してね、と話して病室をあとにした。

 自分はまだ親になったばかり。子供のために、と覚悟はしているつもりだが、ここまでの覚悟は正直まだ無い。


 時計を見るとちょうど17時。ドクターヘリの「帰宅」を見届けに岐阜基地へ向かう。
 しかし、待てどもなかなかやって来ない。そのうち週に一度のナイトフライトの準備が始まる。
 もう見切りをつけようか、と思ったときに各機に対して離陸許可が下りる。
 

17:42 昼間に見た0502が離陸。こちらはどこまでいくんだか。


17:49 ファントムが離陸。ああ、滑走路真下ならアフターバーナーが綺麗に見えただろうに。


F-15はAB使わずに離陸したようだ。


F-2BはAB全開。夕闇の中バーナーの明るさが際立つ。


F-2AはABを使わなかったようだ。すでにISO6400で設定。


 この時間はどこもそうだけど通勤ラッシュ。滑走路の反対側に行くだけでも結構時間がかかる。
 そのうち飛行機たちが戻って来てT&Gを実施。真っ暗闇の中、バーナーの炎が見えればいいかな、と思ったけど…


ISO6400で撮影したけどダメ!


 しかも、1時間フライトして燃料が軽くなったせいかABを使わない。
 しかもABを使わず、基地の外に出る寸前にエンジンの出力を下げてしまい迫力も無い。
 
 住民のことを配慮してだろう。またの機会にしよう。


 そして帰宅。最後のミスでどっと疲れ、明日の仕事が思わず憂鬱になった。でも週末までがんばらないと。
コメント
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