東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

ペルセウス座流星群2011

2011年08月13日 15時00分16秒 | 宇宙
 今年もこの時期がやって来た。去年は雲が多く、まともな撮影ができなかったが天気予報では晴れ。しかし満月に近い月がずっと出ているため、星の撮影としては悪条件だ。これでもし薄雲など出ようものなら、雲が空全体を明るくしてしまい撮影は無理となってしまう。

 とりあえず一眠りした1時半頃に家を出発。去年も撮影した東濃牧場へ向かう。途中うりぼうに出会うが他には出会うものもなく到着。牧場売店駐車場には何台か車が止まっていたが自分は別の場所で撮影。
 三脚、カメラ、パソコンの設定をして1分間露出、F3.5、ISO1000~1250で撮影開始。レンズはEFS15-85を使用。


左上がカシオペア、右側縦方向中心付近にすばる星団、右上は木星。


 カメラは北から東をカバー。インターバルタイマー設定で自動撮影だから自分は車に乗って北から西の空を観察。肉眼でいくつか観測したがカメラを向けてある方角には写っていない。
 そして3時41分頃、西の空から明るい星が上がってくるのを見つける。なんと、ISS(国際宇宙ステーション)ではないか!慌ててカメラの位置の確認やらをして通過するのを待つ。


3時44分撮影。こんなことなら事前に軌道情報見てこればよかった。大きいサイズはこちらから


 ISSがしっかりと光って通過して行った。太陽が間もなく昇ってくるのだろう。写真にもそろそろ影響し始めたので撤収することにする。


少し明るくなってきたかな~って程度でも長時間露出すればこれこのとおり。


恵那山と阿木川湖。朝霧が出ていい感じ。


 さて、今夜もトライだ。



20時40分追記

 ISSの軌道情報を見たところこの先数日の間、日本上空を通過することが多いようだ。しかも今日はもう一度ここから見るには仰角71度とほぼ天頂を通過するようだったから迎撃することに。
 前回撮ったときのセッティングを忘れてしまったけどそこはカンでセット。このカンが当たり、なんとか撮ることができました。


Canon EOS7D SIGMA50-500APO DG HSM
ISO400 S640 F6.3 手持ちで撮影
左が上昇中、右が直上

 古川飛行士、がんばって!

AX
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