AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

顔認証の表と裏(3)

2013-12-12 00:44:18 | 今そこにあるメディアのリスク
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顔認証は認証でもアミューズメントの世界、先にご紹介した「ユニバーサルスタジオの認証システム」ばかりでなく、アミューズメントの世界ではいろいろと使われているみたいです。
ある体温計や体重計などの大手企業が開発したのは、顔認証を応用したもの。
顔認証顧客分析サービスの契約店舗の中から、地域や店舗規模、立地条件などに偏りが出ないよう独自の視点で225店舗を選定し、データ集計。パチンコホールに来店している顧客の実態を知るための指標となる客数、年代・性別、来店頻度など、顔認証ならではのデータを網羅した全国のパチンコホールの集客状況が分かる業界初のカスタマー・データ・インデックスとなる。
日本でもカジノ構想が現実化していく中で、パチンコメーカーはカジノ構想に既に舵をきっております。カジノでもこの顔認証は使われていると思いますが、パチンコ店も使っていると思います。
個人情報も登録された名前と顔を何処まで認証するかでは、未だ未だプライバシーは守られているとは思いますが、カメラで認証されたAさん、Bさんとパチンコ台につくまで追っかけられているかも知れません。この大手企業のシステムは、一切Youtubeにも載っていませんでした。
3DCGの技術革新は、ゲームやパチンコの新機種にどんどん反映されていきます。
それだけ、カジノのような昔からある賭博とは違った意味で、最先端をいっております。
顔認証から逃れたい方は、アップした動画の様な格好をして下さい。



金銀銅の平等価値

2013-12-08 20:56:08 | 学問のススメの涙
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日は犬の長寿犬の表彰式で藤沢市民会館にお伺いしました。
動物愛護の子供達の絵の表彰式が行われておりましたが、驚いたのは金賞 銀賞 銅賞とあれよあれよと金賞10数人 銀賞、銅賞とこんなにあげてどうなのか?
金 銀 銅と3つではないのです。1昨日、昨日とフィギュア スケートグランプリファイナルで見事羽生選手、浅田選手と共に1位となりました。極端ではありますが、そうなると出場選手全員に「大変良く出来ました!」金賞となってしまいます。
差をなくす教育は、子供の競争心を削ぎ誤った自信を生むかもしれません。もちろんそうでないかも知れません。クリエーティブにしてもなんの賞でも金銀銅で3とおおよそ決まっております。
「ゆとり教育の悪い名残がまだ残っているのだなー」と思ってしまいました。
今の若者達の多くが、自分の表現力や能力を過信する傾向がないとは言えません。過去の良い映画やテレビ ドラマ アニメーションを観ずせずに、言葉を紡ぎだす事もせずに、自分の表現力が優れていると思っているのが多いのです。これ全て「井の中に蛙」です。小中高での自身を研鑽して欲しいものです。これ全て先生方の力です。


顔認証の表と裏(2)

2013-12-07 23:37:54 | 今そこにあるメディアのリスク






顔認証システムの開発は、既に個人のプライバシーの領域までも脅かしています。
例えばfacebookの画像からサイバー上にある画像を集約し、同時に個人情報までも取れる時代になったと言う事です。TED CONFERENCE スーパープレゼンテーションで「Why privacy matters」と題して講演したカーネギーメロン大学のAcquisti教授は「人の顔はオンラインの人格とオフラインの人格を実際に結びつける」「もしオンラインで公開された自分たちの写真にタグ付けをすれば、一般に匿名であると思っているような環境においても、見知らぬ人によって顔から名前に結びつけられる可能性がある」と警告しています。
(http://japanese.engadget.com/2011/08/02/cmu/街行く人を認識し、ソーシャルメディアからプライバシを引き出す研究より抜粋させて頂きました。)
顔認証システム導入でマーケティングデータの信頼度もますでしょうが、このデータをどこまで 活用出来るか?個人情報の領域までも犯されない事を願うしかないと思います。要は「良心」そのものです。


顔認証の表と裏(2)

2013-12-06 01:37:19 | 今そこにあるメディアのリスク









立教大学講師の友人が「顔認証技術は子供のときの顔でもその顔の比率(目とか鼻とか口の比率は変わらない。だから子供の写真でも、大人になっても認識するらしい。」
そう言えば、顔認証システムではカーネギーメロン大学で開発していたのを思い出しました。

カーネギーメロン大学によるクラウド主体の新モバイルアプリでは、カジュアルなスナップ写真と個人のオンラインアイデンティティを適合させるのに一分もかからない。PittPattのようなツールや他のクラウドベースの顔認識サービスは、オンラインにおいて公然と入手できる写真を発見することに頼っている。その写真がフェイスブックやグーグルプラスといったソーシャルネットワーク用のものか、企業サイトや大学競技の写真といったより公的なものかにかかわらず。人相認識研究の最新ラウンドで、カーネギーメロン大学の調査員らは出会い系サイト(大多数のユーザーが偽名で活動している)からのプロフィール写真を、身元が確実なフェイスブックの写真と結びつけることができただけではない。ノース・アメリカン大学キャンパスの歩行者たちと彼らのオンラインアイデンティティを一致させることもできた。(http://www.tommyjp.com/meaning/blog-post-11/ 「クラウド時代の顔認識技術の恐ろしさ」より)

こうなると、CMの顔認証で再入場とか、年間パスポート会員等と喜んではいられないのです。
ボストン マラソンでの迅速なテロリスト認証にもFBIが動いてました。そこまで顔認証システムは進んでます。2002年公開された映画「マイノリティー リポート」の世界がもう直ぐそこまで来ているとも言えます。
それだけ、近未来は加速度的に早くなっているかも知れません。


CMタレントのクレーム度(2)

2013-12-03 22:59:34 | 出雲のお国その礼儀作法



いろいろなクライアントを担当させていただきましたが、M製菓様にもお世話になりました。商品ネーミングを含めていろいろと面白い提案をさせていただきました。
お菓子メーカー様は多くのアイドル歌手などと契約しております。
この中で当時売れっ子だった子が、、、。彼女をCMで話題作となりました。この演出家が、CR現場時代、営業時代にもお世話になりました、私が 今でも一番信頼しているS監督です。話を戻して、いやはや大変でした。基本的にヘアー メイク スチールカメラマンまでは先方の希望に任せます。丁度彼女が映画のロケでシンガポールに行っている際も絵コンテ、演出コンテも現地に送っておりました。
戻ってきてのプロデユーサーを交えての演出打ち合わせでしたが、彼女がどうしても納得しませんでした。当時所属事務所のチーフマネージャーも「メイクもヘアーもカメラマンも⚪️子ちゃんのいいようにセッテイングしていただいたんだからもういいんじゃないの?」
すると
「だから、こんなの出来ないのよ!」
いやはや、、、。
で何度も再演出コンテを、宣伝部に持って行くのです。
ついに宣伝部長のK様が「なんでこういうことになるのよ!なんであんなわけのわからないことを言う子抑えたんだよ!」
「え!あの子と契約したいとおっしゃったのは部長ですよ、、、?」
「あ、あれぼくが言ったんだっけ、、、?」
「いやーごめんなさいごめん。お互い苦労するね、、、。」
とお互い苦笑い、、。
こう言って頂けたのも部長のおかげと先輩のおかげ、だけどイヤーまいりましたね。
その後、数年経ってロスの店で偶然見かけまして挨拶しましたら、、。
「こんなところでお会いするなんて、、、。」
うーん随分まともになったな、、、。綺麗にもなった、、、。その後、またおかしな行動でマスコミの話題となりました。本当にアイドルは怖い。