AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

質は心を潤わす。

2013-12-30 00:19:01 | ADレナリンのパーセンテージ












アジアの広告表現のレベルは、どんどん質を高めています。日本が「アメリカに追いつけ、追い越せ」と努力した昭和の広告文化と同じです。アジア各国も、日本に学び、そして日本を追い越したのかも知れません。特にタイの広告表現 はCMを「時代の先取り」と言わせた昭和の全盛期に重なります。いろいろと問題も多い「LINE 」のイメージも高めたことでしょう。聴覚障害者を父に持つ、娘の葛藤、、、。こういうCM表現に涙する日本の若者も多いと聞きます。日本のCMは昔から「タレント指向」でした。プランナー達がそうでなくても、クライアントさんが好感度のタレントさんを起用したいんですね。そう言う意味ソフトバンクの犬のお父さんは、ちゃんと各々のタレントさんを上手く起用しております。それともう一つ、アジアの国々は若手を米国で学ばせてきました。要は共通語が「英語」です。その点日本は「日本語」だけで進化してきました。
だから演出も編集も全てにおいてコミュニケーションツールが英語です。編集、シズルカット等、実に巧いです。大學に限らず「日本語」だけに頼り過ぎて来た「日本」のつけもあるでしょう。表現の質は、心を潤わします。
今年もいろいろな映像メディアをご紹介させて頂きましたが、来年もAD際族 お時間ありましたらお立ち寄り下さい。

「除夜の鐘 月も逃げ出す 去年今年」良いお年を、、、。