AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

「つぶやき」のブランディング効果とは(1)

2010-04-06 23:24:35 | メディアの一向一揆




国内でもラジオ広告費がインタラクティブ広告費に抜かれましたが、
そんな中、やっとラジオ各局もサイマル放送を始めました。
FM東京はiPhoneでのSDKや、ウエッブで新しいラジオの方向性を見いだしています。それは、Twitterとの連携です。SNSはブログを書く方も、またブログにアクセスする方もそれなりの気合いがいるものです。
特に専門的なフィールドになりますと、この関係は顕著と言えるでしょう。「書く気合いと読む気合い」これは結構大変なものです。
Twitterは「つぶやく」この短いフレーズで集約されます。これは昔のコピー年鑑のタイトルではありませんが、「一行の力」と同じ「つぶやきの力」と言えるかも知れません。ハイチの大地震での情報源も、Twitter からの名もなき現記者達の投稿でした。この事は、15年前の阪神淡路大震災で活躍したパソコン通信に繋がります。あの時もメディアが混乱する中で、いち早く状況を伝えてくれたのです。
米国CNN の看板番組 ラリーキングの「ハイチ地震基金特番」でも、Twitter効果を生みました。この様に、今クライアントもメディアも直接ユーザー達に、その商品への反応、番組への反応を集約していく方法を取り始めています。