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命を共有できる時間軸⑹

2019-09-18 17:26:41 | 世界標準の消費価値

 

 

Hands On: How to Take An ECG Test on Apple Watch Series 4

 第68回米国心臓病学会でも、この40万人の膨大な治験結果がスタンフォード大学研究者から報告された。

 昨年の11月Wiredがこの件に関して記事にしていたので引用させて頂く。

 



心房細動や心房粗動(合わせてAFと略される)を患う米国人は500万人と推定されている。このような心臓の不規則な拍動は、脳卒中や心不全のリスクを大幅に高めるものだが、米国のAF患者のうち70万人ほどは、自身が罹患していることすら知らないと見られている。

心臓専門医が特に関心をもっているのが、この後者のグループだ。もしApple Watchのようなデヴァイスが、膨大な数の利用者のなかから未診断の不整脈を発見し、ユーザー本人に適切な予防措置を指示することができたら、命を救えるかもしれない。

ただし、ひとつ問題がある。もしApple Watchが未診断のAFを高精度で検出できたとしても(この仮定自体がきわめて楽観的だが)、それを膨大な数の無症状者のスクリーニングに利用するのは、名案とはいえないかもしれない。

スクリーニングはリスクを伴う。誤診、不必要な検査、過剰治療。「これらは解決が必要な実際の課題です」と語るのは、論文の筆頭著者で、スタンフォード大学デジタルヘルスセンターのディレクターを務める心臓専門医、ミントゥ・トゥラキアだ。

(https://www.wired.com/story/apples-heart-study-is-the-biggest-ever-but-with-a-catch/より引用させて頂きました。)