是枝監督の「万引き家族」カンヌ映画祭でパルムドール 最高賞を受賞した今は亡き 樹木希林さん。
彼女の生き様は、2016年の新聞広告で「死ぬときぐらい好きにさせてよ」と〝終活宣言をしていた。洋画家の名作と重ね合わせた美しいビジュアルと、「死」をテーマにした衝撃的なキャッチコピーに、ネットなどで生死を考える書き込みが相次いでいる。
「死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく…」
広告は、英国の画家ジョン・エヴァレット・ミレイの名作『オフィーリア』をモチーフに、樹木さんが死を連想させるように森の小川の中で横たわっている。「死ぬときぐらい好きにさせてよ」というキャッチコピーに以下のようなフレーズが添えられている。
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進歩して
なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。
(https://www.sankei.com/life/news/160107/lif1601070024-n1.html より引用させて頂きました。)
【サヨナラ】あとは自分で考えてよ~樹木希林さんが残した言葉
今は亡き希林さんの、「さよなら地球さん」に「後は自分で考えてよ」死生観から生き切っても尚、その存在感に全く「悲壮感がない名優も今までにない味でもある。アインシュタインを模した、「相対性死生観」こんな名優はちょっといない。