AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

お黙り下さい?

2013-08-20 21:18:37 | 言の葉の輪転機



以前 鵠沼海岸にあるお寿司屋さんで知り合った女性の方がおりました。
そのお寿司屋さんの隣にある「藤沢では一番珈琲の香りと濃くで秀逸」なカフェにも入らしてました。
ある方から「ああ、織田真理さんね』『オダマリ/」いや違った名前だったと思ったが、、、。
ある時、近くのカラオケバーで、なんか気に障る方がいたのか?
「お黙り!」と言ったそうです。そこから「小田真理」となったそうです。
お黙りはお黙りでも、CMのおだまり!
「お黙りください?」このナレーションに違和感を感じましたです。
こんな言い回し あったかな?うーん?なんかおかしい。聞いていて
痴呆症間近な私の萎縮していく脳みそに鰯の小骨が刺さった感じです。
相手に黙っていてほしいとき──この言い方は使えるでしょうか?
調べてみたら。
http://ameblo.jp/comkeigo/theme1-10007097952.html

結論から言えば、目上の方には使わないほうが賢明です。
つまり、ビジネスシーンでの通常の敬語としては通用しません。

尊敬語の作り方(→ こちら)で書いたように、
確かに「お」+「~ください」は尊敬語のかたちではあります。

「黙ってください」→「お黙りください」

どうも妙な感じです。
状況として、話し手は困っているのですね。
しかし、「黙っていてほしい」という言葉自体が相手の行動を制限するために
命令調に受け止められてしまい、尊敬語の表現がそぐわないのです。

このような場合には、「黙る」という言葉を
別のやわらかな表現に置き換える必要があります。

「黙る」とは、「声を発しない」つまり「静かにする」のですから

「お静かにお願いします」

「お静かになさってください」


などがよいでしょう。

とありました。やはり「おかしな言葉の謙り」だったんですね。
作り手はこういう言葉の配慮をお願いしたいものです。
でなければ、マッコ•デラックスで「お黙り!とした方が、、、。
逆に「お黙り!」と言われるかも知れません。