ウヰスキーのある風景

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まだ残っていた灰

2012-06-11 | 雑記
先日、タバコ及びキセルの話をラヂヲでやったのもあり、パターンになりつつある「こぼれ話」を書いた。


書いててつい、「じじむさい」だのなんだのの話を思い出したら、うっかりデーモン小暮のネタになってしまったが、あれが書きたかったわけではない。


メンソールタバコについてである。


別に長く書くつもりではなかったし、一言だけ書けば済む話だったのだが、改めて。



さて、最近ここをお読みになり始めた方、特にラヂヲをBeyond 5 Sensesで紹介されているのを見たついでに読んでいる方の多くには「釈迦に説法」になろうが、日本のマスコミ、正確にはマスゴミを実質支配しているのが広告代理店で、そのトップが電通であると。

TV、新聞、ラジオ、雑誌、ネットの主だったポータルサイトなんかの広告も絡んでいるのかもしれないが、ネット以前からの広告媒体はほぼ彼らの傘下にあると。



要するに、何か売りつけたい流行らせたいといった意図で(TVなどで流される)大抵のものが世に送り出されているというわけだ。


そんなバカなというなら、例えば韓流が本当に流行っているのか身の回りでよくお確かめになったほうがよかろう。コンビニでキャンペーンやってた、とかいうのは意味がない。


電通云々ではないが、きみしぐれさんもご自身のブログで以前、アパレル業界に勤められていた時に、「流行っているからコレを作る」のではなく、「今度はコレを流行らせるからコレを作れ」という風な上(どこかの情報機関みたいなものだとか)からの命令があった、ということを述べられていた。


メンソールタバコの話に戻る。


ラヂヲで「未確認だが、東洋系の人間の遺伝子にだけ悪影響を与えて不妊を起こしているのではなかろうかという話がある」といった。


不妊云々は判らないが、世に多く出回るもののほとんどに「何がしかの意図(流行っているからではなく)」がある状況ならば、このことを指摘するだけで十分であろうといえる。




タバコ(というよりシガレットだが)は体に悪いと世は禁煙まっさかりである。

といいつつも、我らがJTは日夜、新商品を世に送り出してくる。ありがとうJT。もうこっちくるな。


仕事場にもタバコ(シガレット、てくどいか)の自販機がある。夜勤明けにぶらぶら仕事場で一服したり茶を飲んでいたりすると、JTの人間が新商品を持ってきたり、管轄の販売機のポップを交換するだとか、詰め替えはこちら(といっても日勤の仕事)がやるので納品に来たりする。


さて、外の自販機を見てみた。雷神の格好をしたデブが映ったポップが貼られている。刺激的なメンソールを謳っているので、雷神を使ったのであろう。どうでもよいことであるが。


ふと思い出したことがある。このポップが貼られる前は、フィルターにメンソールの粒があって、そのまま吸えばノンメンソール(もしくは弱い)、潰して吸えばメンソールタバコになる、といったのが貼られていた覚えがある。

その前もその前も。必ずメンソール、でもなかったかもしれないが、メンソールばかりだった覚えがある。


「何がしかの意図」と、いった。それが本当に東洋人を不妊にさせる狙いがあるのかは別としても、不自然さを感じてしかるべきである。

「メンソールタバコが流行っているからそればかり出る」といったしょうもない結論を微塵も疑わない人には考えようもなかろうが、その「何がしかの意図」は、表面だけ見ても「メンソールを吸引させたい」という狙いがあるといえる。

表面上とはいえ、不審な意図があるなら、それだけ(まさかメンソール吸わせたいが動機な訳がない)ではない他の何かを狙っていると考えるのが自然である。


メンソールが不妊の原因かをお知りになりたかった方には申し訳ない。その上、判る人には判る内容の話でもあった。冒頭で述べたとおり、「釈迦に説法」と相成ったわけである。では、また。