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昨日から木曜日まで、冷たい雨の降る4日間の予報。
格別することもなかったもので、午後からNHKBSプレミアムの映画を観賞。
1965年製作のマカロニウエスタン「荒野の1ドル銀貨」。
主演はジュリアーノ・ジェンマ、そのころはモンゴメリー・ウッドの名前で出演していた。
ちなみに本日は、「続・荒野の1ドル銀貨」が放送される。
この2本の映画は、続編ではないがタイトルは・・・続となっている。
南北戦争も集結し、捕虜だった南軍の兵士たちが解放されるシーンからスタート。
ゲイリー(ジュリアーノ・ジェンマ)と弟らは、銃身を短く切られた拳銃を返された。
この拳銃では、的を射ることができない。
ゲイリーは、妻の待っている故郷へ。
弟は、コロラドへと別れる。
ゲイリーはその後、弟に会うためコロラドに向かったが、その地で街の顔役に雇われた。
そして、盗賊団のボスを捕縛することとなった。
酒場に来ていた盗賊団のボスに声を掛けたゲイリーは、逆に相手に抜き打ちで撃たれてしまった。
さらにそのボスなる者は、顔役ら一味に銃撃される。
ところが、そのボスは盗賊団どころか、農民の味方をしているゲイリーの弟だった。
また、胸のポケットに入れていた1ドル銀貨のおかげで一命をとりとめたゲイリーは、顔役ら一味と保安官までが仲間だったことが分かった。
ゲイリーは弟の仇を討つための模索をはじめる。
物語そのものは、単純明快なものである。
あとは、ジュリアーノ・ジェンマの華麗なガンプレーを満喫すること。
さらに時折見せる悲しそうな目、反撃に出るときのギラギラする目。
運動神経抜群のアクション。
一味に捕まって、そこからの巻き返し。
観客に頑張れと応援させる志向、よくあるパターンと分かっていても魅せられる。
そこは、主人公のジュリアーノ・ジェンマのスター性であろう・・・。
解説にある『冒頭の伏線が効果をあげるマカロニ・ウェスタン』とあるが、最後まで見ることで納得できる。
随分昔、見ているものの、ほとんど覚えていなかったから面白く見ることができた。(夫)
[追 記]~解説~
南北戦争が終わり、捕虜となっていたゲイリーとその弟は、銃身を短く切られた拳銃を返却され帰途についた。そして、一足先に出た弟を追ってコロラドにきたとき、ゲイリーは町の顔役から仕事を依頼される。ところが、顔役に対抗する農民グループに味方していた弟は、兄とは知らずにゲイリーを撃ってしまう。
そして、慌てて飛び出た弟を、顔役一味は無残にも射殺する。胸にあった1ドル銀貨のおかげで命を取り留めたゲイリーは、弟の敵を討つため、顔役一味と対決するが・・・。
冒頭の伏線が効果をあげるマカロニ・ウェスタンで、ジェンマの代表作。 (出典:allcinema抜粋)

(出典:Amazon抜粋)
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