3走前の阪神大賞典、2週目の3コーナーで逸走し、後方から再びレースに復帰し最後は2分の1差の2着・・・と大きな物議を醸したオルフェーヴル。そして、同馬の振る舞いから怪物と評さざるを得ないパフォーマンスであった。
主催者側のJRAから調教再審査との厳しい課題を課せられたが、それを難なくクリアし臨んだ天皇賞(春)、その時は後方からの競馬であった。3、4コーナー大外から徐々にマクリ気味に上って・・・勝利するかと思われたが、その期待を大きく裏切る11着敗退。
陣営も鞍上の池添謙一騎手も・・・がっくりとうなだれるばかりであった。そして、懸命な立て直しをはかり、池江泰寿師も謙虚に7分のデキと云いながらも、池添騎手の好騎乗もあって宝塚記念(G1)では、復活Vを飾ることができた。鞍上は、馬上で傍目もはばからず溢れるほどの涙を流していた。
あれほどの涙を流す鞍上の姿は、あまり見たことがないように感情をあらわにした瞬間であり、競馬観戦のほとんどのファンも感動を新たにしたであろう。当方もTV観戦ながら、思わず「池添 やったね」と心の中で大きく叫んでいた。
そして、鞍上の気持ちは既に次の大レースの凱旋門賞へと飛んでいたことだろう。その気持ちが、ありありと伺えるような勝利インタビューであったように記憶している。
ところが、今朝のスポーツ紙(サンスポ)の裏面、「池添乗り替わり⇒スミヨン」とデカデカと出ていた。真っ先にその記事に目がいって・・・。
「池江泰師非情決断『勝つための選択』」
「男泣き宝塚Vから1カ月・・・コンビ電撃解消」
“関係者みんなで協議した結果、スミヨン騎手にお願いすることになりました”とのことらしい。凱旋門賞で勝つための非情な選択とか。
あの武豊騎手とコンビで臨んだディープインパクトも凱旋門賞をとることができなかった。それほど難しい最高峰のレース、99年のエルコンドルパサー、10年のナカヤマフェスタの2着が日本馬の最高成績。
オルフェーヴルで何としても勝ちたいとの陣営、かと言って、C.スミヨン騎手(凱旋門2勝)に乗り替わって、うまくいくものであろうか。主戦の池添騎手が何度も振り落された気性の激しいオルフェーヴル、同馬を自在に操るためにデビュー戦からずっと騎乗し調教でも・・・前走の宝塚記念出走前に馬房で他を寄せ付けないほどの威嚇するようなしぐさが出てきたとのことであった。
この「他を寄せ付けない」との闘争心、そのウマの癖をうまくコントロールするのが騎手であるが、色んなことを教えてきた池添騎手。
凱旋門賞でもどのように乗るのかとイメージトレーニングをしていたであろうが・・・今回の陣営の決断にショックを隠せないと思う。でも、仕方ないことと切り替えて夏競馬を乗り切ってもらいたい。
今朝の新聞記事は、当方にとってもいささかショックであった。日本人騎手が騎乗して日本で育成した馬が凱旋門賞で勝利を上げることこそが一番と思っていただけに・・・残念。
それでも、同馬が活躍してくれることを祈りたい。(夫)
[追 記]
3冠馬オルフェーヴル(牡4、池江)が、10月7日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、ロンシャン)に挑戦することが15日、正式に決定した。同レース2勝のクリストフ・スミヨン騎手(31=フランス)と新コンビを組み、9月16日のフォワ賞(G2、芝2400メートル)から本番へ向かう。今後は放牧先のノーザンファームしがらきから8月中旬に帰厩し、同25日にフランスへ向け出発する予定。現地での受け入れ先はシャンティイの小林智厩舎で、日本から僚馬のアヴェンティーノ(牡8)を帯同する。
この日、オルフェの宝塚記念祝勝会が行われた京都市内のホテルで会見した池江泰寿調教師(43)は、乗り替わりについて「いろんな意見があってわれわれも悩んだ。勝つためにどうすべきか協議した結果」と説明。池添騎手に対しては、この日夕方に電話で伝えたという。「これがベストと思って、勝つために凱旋門賞へ臨みたい」と、日本馬初制覇へ向けて意気込んでいた。
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
(オルフェーヴルの可愛いバッグ・・・然(さ)る方からプレゼント)
参考資料:、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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主催者側のJRAから調教再審査との厳しい課題を課せられたが、それを難なくクリアし臨んだ天皇賞(春)、その時は後方からの競馬であった。3、4コーナー大外から徐々にマクリ気味に上って・・・勝利するかと思われたが、その期待を大きく裏切る11着敗退。
陣営も鞍上の池添謙一騎手も・・・がっくりとうなだれるばかりであった。そして、懸命な立て直しをはかり、池江泰寿師も謙虚に7分のデキと云いながらも、池添騎手の好騎乗もあって宝塚記念(G1)では、復活Vを飾ることができた。鞍上は、馬上で傍目もはばからず溢れるほどの涙を流していた。
あれほどの涙を流す鞍上の姿は、あまり見たことがないように感情をあらわにした瞬間であり、競馬観戦のほとんどのファンも感動を新たにしたであろう。当方もTV観戦ながら、思わず「池添 やったね」と心の中で大きく叫んでいた。
そして、鞍上の気持ちは既に次の大レースの凱旋門賞へと飛んでいたことだろう。その気持ちが、ありありと伺えるような勝利インタビューであったように記憶している。
ところが、今朝のスポーツ紙(サンスポ)の裏面、「池添乗り替わり⇒スミヨン」とデカデカと出ていた。真っ先にその記事に目がいって・・・。
「池江泰師非情決断『勝つための選択』」
「男泣き宝塚Vから1カ月・・・コンビ電撃解消」
“関係者みんなで協議した結果、スミヨン騎手にお願いすることになりました”とのことらしい。凱旋門賞で勝つための非情な選択とか。
あの武豊騎手とコンビで臨んだディープインパクトも凱旋門賞をとることができなかった。それほど難しい最高峰のレース、99年のエルコンドルパサー、10年のナカヤマフェスタの2着が日本馬の最高成績。
オルフェーヴルで何としても勝ちたいとの陣営、かと言って、C.スミヨン騎手(凱旋門2勝)に乗り替わって、うまくいくものであろうか。主戦の池添騎手が何度も振り落された気性の激しいオルフェーヴル、同馬を自在に操るためにデビュー戦からずっと騎乗し調教でも・・・前走の宝塚記念出走前に馬房で他を寄せ付けないほどの威嚇するようなしぐさが出てきたとのことであった。
この「他を寄せ付けない」との闘争心、そのウマの癖をうまくコントロールするのが騎手であるが、色んなことを教えてきた池添騎手。
凱旋門賞でもどのように乗るのかとイメージトレーニングをしていたであろうが・・・今回の陣営の決断にショックを隠せないと思う。でも、仕方ないことと切り替えて夏競馬を乗り切ってもらいたい。
今朝の新聞記事は、当方にとってもいささかショックであった。日本人騎手が騎乗して日本で育成した馬が凱旋門賞で勝利を上げることこそが一番と思っていただけに・・・残念。
それでも、同馬が活躍してくれることを祈りたい。(夫)
[追 記]
3冠馬オルフェーヴル(牡4、池江)が、10月7日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、ロンシャン)に挑戦することが15日、正式に決定した。同レース2勝のクリストフ・スミヨン騎手(31=フランス)と新コンビを組み、9月16日のフォワ賞(G2、芝2400メートル)から本番へ向かう。今後は放牧先のノーザンファームしがらきから8月中旬に帰厩し、同25日にフランスへ向け出発する予定。現地での受け入れ先はシャンティイの小林智厩舎で、日本から僚馬のアヴェンティーノ(牡8)を帯同する。
この日、オルフェの宝塚記念祝勝会が行われた京都市内のホテルで会見した池江泰寿調教師(43)は、乗り替わりについて「いろんな意見があってわれわれも悩んだ。勝つためにどうすべきか協議した結果」と説明。池添騎手に対しては、この日夕方に電話で伝えたという。「これがベストと思って、勝つために凱旋門賞へ臨みたい」と、日本馬初制覇へ向けて意気込んでいた。
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
(オルフェーヴルの可愛いバッグ・・・然(さ)る方からプレゼント)
参考資料:、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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