ジャガイモ・・・収穫

　一昨日、梅雨の晴れ間を狙って、家内が気にしていた「ジャガイモ」の収穫に出向いた。

　梅雨に入ってからの長雨で、収穫が遅れていたジャガイモ、腐ってしまうからと心配しながらも雨上がりを待っていた。今週早々、二日間の梅雨の中休みなのか、いい天気となったので午前中から畑に向かった。

　当方は久しぶりの畑・・・なのだ

　キュウリやインゲン豆なども併せて収穫するも、雑草が一面に生えそろっており、収穫の前に雑草取りを行なった。何しろ、無農薬で野菜づくりを目指しているもので、雑草との戦いがもっとも大変な作業。

　と、云いながらも、止むを得ず除草剤を使うこともある。

　先般来、家内が一人で雑草取りを行なっていたことで、昔痛めた膝を再び痛め・・・歩くこともままならない状態になっていた。そのため、先日出かけた息子宅へも行けるか否か躊躇するくらい悪化し、相当に辛いものであったらしい。子供たちもかなり心配していた。

　その後、膝の調子も良くなったとのことであるが、やはりしゃがみ込んでの雑草取りは膝への負担もかなりきつく、今回は当方も積極的に畑地に出向き手伝った。家内は膝への負担軽減のため、車のついた台座に腰かけて雑草を取っていたが、自在に動けないので少々面倒であると云っていた。

　畑地の作業は苦手な口の当方・・・怠け者なので。しかし、いざ出向くと自然との触れ合いになり、結構夢中になってしまうから不思議なものである。ところが、この日は風もなく気温が上がり、背中も暑い、暑い。持参していた飲み物を何度も飲み、雑草取りの作業を夢中になってやっていた・・・とにかく暑い。

　熱中症にでもなるかと思われるほどで、顔中から汗が滝のように落ちてくる。この日のひと通りの作業を終え、別の場所に移動して目的のジャガイモ掘りへ・・。今年は、天候不順で種イモを植える時期もずれ込んでおり、家内は出来の方を心配していたが・・・まあまあであった。
　これらの家庭菜園は20数年間家内が中心となって行ってきた。家内は野菜づくりが好きであると云いながらも、傍目からすると雑草取りは大変な作業であると改めて思えた。

　収穫した野菜類を車に積み込み、帰り道ペットボトルを再び購入し車中で飲むと、炎天下の作業であったためか冷たくて“旨いうまい”・・・。

　帰宅後、鏡を見て驚いた・・・何と、酒でも飲んだのかと思われるほど“真っ赤な顔”になっている。警察官に出会うと飲酒運転と間違って止められるかと思えるほどであった。

　首筋を冷やし、ぬるま湯のシャワーがこの上なく気持ちいい。週末には、遠方の子供たちに送ってやれる。（咲・夫）


（泥のついているジャガイモ）

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