半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『鹿の王 ユナと約束の旅』を観ました。

2022-12-17 06:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 かつてツオル帝国は圧倒的な力でアカファ王国に侵攻したが、突如発生した謎の病・黒狼熱(ミッツァル)によって帝国軍は撤退を余儀なくされた。
以降、二国は緩やかな併合関係を保っていたが、アカファ王国はウィルスを身体に宿す山犬を使ってミッツァルを再び大量発生させることで反乱を企てていた。
ミッツァルが国中で猛威を振るう中、山犬の襲撃を生き延びたヴァンは身寄りのない少女ユナと旅に出るが、その身に病への抗体を持つ者として、治療薬開発を阻止したいアカファ王国が放った暗殺者サエから命を狙われることになる。
一方、治療薬を作るためヴァンの血を求める医師のホッサルも懸命にヴァンを探していた―― 。
様々な思惑と陰謀が交錯した時、運命が動き始める。
(公式サイトより)

 まず最初に・・・「最初の物語の説明文章、速すぎる」という苦情を言っておきます
何となく、「世界観」の理解が最優先のような気がしたこの作品、再生ボタンを押して、すぐに説明字幕が出てくるんで読み始めたものの、読み終わる前に次の説明が・・・もうちょっと遅くしてもらうか、言葉で説明してくれないと
その説明にあった、この物語の世界・・・ミッツァルという奇病が発生したけど、主人公らしきヴァンは、このタイミングで、奴隷生活から楽々脱出しちゃいました。
強引ともいえるユナとの接触、そして2人の旅が始まる・・・って感じなのですが、ヴァンもユナも、自身に何かを秘めている・・・というシーンがわんさか出てきますね
一方の話は、大国の対峙の話・・・ミッツァルを利用するってのは、穏やかではありません。
ヴァンとユナの旅、目的がイマイチ分かりませんね。途中寄った村でめっきり明るくなっちゃって、ずっと暮らしていたかったけど、アカファ王国から狙われ続けているし、そもそも何か宿命を背負っているようだし・・・仕方なく旅・・・いや、逃亡が続きます
個人的に興味を持っていたのは、ホッサル先生ですかね。周囲の思惑とか全て理解しているものの、彼はあくまでミッツァルという病気を解明する・・・格好良いし、優しいし、好きです
・・・まあ、治療薬の解明は、呆気なかったけどね
王国の行く末、奇病の解明は理解できたものの、ヴァンとユナの「宿命」は何がなんだか・・・
その上で、この2人の間にしっかり出来た「絆」「愛情」たるものまで入り込んできて、なんだかゴチャ盛りで、気分が乗らなかったです
堤真一さんの声は前から「声優としてやってみて欲しい」と思ってて、やっと念願叶ったものの、どーしても、堤真一さんの顔が浮かんでしまいますね
ちゅうことで、ユナが可愛い、というのも終始変わらず・・・で、45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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