半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

コレクションという概念はなくなる?

2020-12-12 18:42:04 | 日々をたらたら(日記)
 ちょっとだけ晴れ間も出たけど、基本どんより
今週は仕事がちょっとキツかったけど、昨今、自身で提唱している「前向き」で乗り切った。
やっとの週末、寝てるのが勿体ないので、睡眠時間3時間程度で、1:30に起床した。
そこから、立て続けに映画を2本ハシゴした。
いつもなら、CATV(WOWOWなど)でオンエアされた作品を録画して鑑賞するんだけど、今回は、ふと見かけたamazon prime videoで観れる作品を2作チョイスした。
prime会員は、普通にネットショッピングしてても助かっている部分があったけど、期間限定とはいえ、結構新しい作品や、劇場公開と同時に観れる作品などがprime videoにもあるというのを知ってから、結構チェックするようになった。
遅まきながら、「鬼滅の刃」もココで全話観れたし、「PSYCHO-PASS3劇場版」「劇場」なんかは、劇場公開と同日に観れたし・・・
他にも、懐かしいアニメや、「仮面ライダー」などのヒーローものも、いつでも観れるってのがいいね。
今までは、そういった「ネット配信番組」という概念があまり入ってなくて、気に入った番組を録画して、BDに焼いて、コレクションするってのが定番だった。ひと昔前は、VHSビデオであり、DVD-Rであり・・・とにかくメディアが沢山残る形で「コレクション」するのが常だった。
・・・けど、こういった、いつでも鑑賞可能な「配信」という手段が常になると、自宅でメディア保管する必要も無いし、いつでも高画質で観れるし、悪い点が見つからないね。
まだオッサンの頭の中は、コレクション魂が燃え盛っている(例えば、ミニファミコンなど、ダウンロードできるゲームでさえ、手元に残すクセ・・・)俺なんだけど、頭の転換が必要かもね

・・・と、語りつつ、今日は特段の予定はなく、午前中はいつものジョギング(7.3km)、そして書店に行っていつもの本を購入したくらいで、後はウチでのんびりしてた。
午後に3本目の映画に手をつけたけど、さすがにHPが残って無かったらしく、殆ど寝てた
さあ、今晩から、F1も最終戦だし、まだまだ休日を楽しむぞ
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『マチネの終わりに』を観ました。

2020-12-12 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)は、公演の後、パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子(石田ゆり子)に出会う。ともに四十代という、独特で繊細な年齢をむかえていた。出会った瞬間から、強く惹かれ合い、心を通わせた二人。洋子には婚約者がいることを知りながらも、高まる想いを抑えきれない蒔野は、洋子への愛を告げる。しかし、それぞれをとりまく目まぐるしい現実に向き合う中で、蒔野と洋子の間に思わぬ障害が生じ、二人の想いは決定的にすれ違ってしまう。
互いへの感情を心の底にしまったまま、
別々の道を歩む二人が辿り着いた、愛の結末とは―
(東宝公式サイトより)

 芥川賞作家・平野啓一郎さんの同名小説の映画化作品だそうです
映画館の大スクリーンで、福山さんと石田ゆり子さんの映る予告編を何度観たことか・・・思わせぶりな予告編でしたねぇ・・・
この2人、出会いは変?だったけど、急激に距離が縮まってましたね。
特に聡史の内なる思いはかなりの模様・・・彼の仕事にまで影響しちゃうんですねぇ・・・
仕事に必死な洋子とは大違いです。
でもって、急にテロ(爆破)事件があって、(大人しく見入っていた)こちらもビックリしました
トラウマになっている洋子に対して、Skype?で静かに話しかける聡史・・・遠距離では足りませんので、現地に向かってしまいました
で、あの告白は、福山さんだから絵になるのかも 「止めに来た」ってセリフは刺さりますね
まだまだ中盤なんで、こんな「じわり幸せ」が続くことは無いとは思ったんですが、「起承転結」の「転」は、まさかのあの人だったんですね
確かに、彼女が一番、聡史の世話をして、聡史のために活動を支え、聡史の才能を信じ、寄り添っていたのは分かります
でも、強烈な行動に見えましたね・・・ちょっと怖いっす
結果的にその後の4年間という月日は、「すれ違い」などでは済まされない・・・お互いの「それぞれの生活」が出来ちゃってて・・・
あの人(彼女)も、しっかりと生活できちゃってますが、ここで洋子、聡史にネタバレしちゃって・・・
その理由が、罪悪感とかではなく、ただただ「聡史が復活するため」というのも、完全に意識が固い証拠なんですかね
ラストのあの笑顔・・・その後が観たいという俺は、ただの興味本位なんでしょうかね
ちゅうことで、フランスのロケーションと、ギターの音色は、めちゃ心地よかった・・・で、60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『1917 命をかけた伝令』を観ました。

2020-12-12 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 第一次世界大戦真っ只中の1917年のある朝、若きイギリス人兵士のスコフィールドとブレイクにひとつの重要な任務が命じられる。
それは一触即発の最前線にいる1600人の味方に、明朝までに作戦中止の命令を届けること。
この伝令が間に合わなければ味方兵士全員が命を落とし、イギリスは戦いに敗北することになる・・・。
刻々とタイムリミットが迫る中、2人の危険かつ困難なミッションが始まる・・・。
(公式サイトより)

 この物語は、一応フィクションです ただ、サム・メンデス監督が、実在の上等兵から聞いたエピソードが多数入っているとの事で、「半実話」と判断しちゃいました
イギリス軍の最前線からかなり離れた後方の部隊で得た、相手(ドイツ軍)の長期間をかけた「罠」・・・どっからどう仕入れたのか というのは特に語られてないですが、軍の優劣をひっくり返すくらいの内容であったみたいです
そんな大事な「情報」を、たった2人の兵士に伝令として託さなければならない事情ってのも、そんなに厳しい状況だったんですかね
で、その「伝令」を最前線のマッケンジー大佐に伝える・・・この一言に尽きる作品でした。余計な「枝葉」が無い一本道の物語・・・
劇場公開時にも話題になってましたし、この作品を観る直前も構えてましたが、「全編ワンカット映像」が開始から始まっていました。
とにかく、シーンチェンジが全く無い。ひたすら最初のカットから繋がっている・・・というのが話題でした。
正直に話すと、話題が先行していただけで、どこか「アラ」を探そうとしている邪悪な俺がいたことは確かです
確かに、細かい事を突っ込めば、スクリーン全面が(夜や洞窟で)真っ暗になったり、大きな岩などで全てが隠れるシーンなど、「ここで小休止なのかな」などと思うところはありました。
ただ、そんな小言を言っている俺は、正直、恥ずかしい存在だなぁ・・・と反省したのが「結果」でした。
とにかく凄いです。さっきの小言を撤回すれば、本当に主人公である2人の兵士の行動をひたすら1シーンとして映していました
ただ正面から撮影しているとか、(スーパーマリオなどの)横スクロールアクションゲームみたいなシーンとか、そんなに単純ではないのです。
正面から、側面から、後方から、回るように撮影されてたり、他の兵士の会話とかモメ事の中をすり抜けていったり、顔がアップになったと思ったら、森をバックに遠目に撮影したり・・・
ある時は、主人公達の兵士目線(緊張や、感情を感じる)、ある時は、戦線を俯瞰的に撮る(死体が多数あったりと、戦闘の激しさを感じる)など・・・
たった1シーンなのに、視覚から感じ取るものが本当に沢山あり、のめり込んで見入ってしまいました
アカデミーを3部門受賞しましたが、それが「撮影賞」「視覚効果賞」「録音賞」。ゴールデングローブ賞では、ドラマ部門の「作品賞」「監督賞」を獲ったそうで、確かにその通りでした
ちゅうことで、BD買ってしまうような、価値のある作品・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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