半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マチネの終わりに』を観ました。

2020-12-12 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)は、公演の後、パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子(石田ゆり子)に出会う。ともに四十代という、独特で繊細な年齢をむかえていた。出会った瞬間から、強く惹かれ合い、心を通わせた二人。洋子には婚約者がいることを知りながらも、高まる想いを抑えきれない蒔野は、洋子への愛を告げる。しかし、それぞれをとりまく目まぐるしい現実に向き合う中で、蒔野と洋子の間に思わぬ障害が生じ、二人の想いは決定的にすれ違ってしまう。
互いへの感情を心の底にしまったまま、
別々の道を歩む二人が辿り着いた、愛の結末とは―
(東宝公式サイトより)

 芥川賞作家・平野啓一郎さんの同名小説の映画化作品だそうです
映画館の大スクリーンで、福山さんと石田ゆり子さんの映る予告編を何度観たことか・・・思わせぶりな予告編でしたねぇ・・・
この2人、出会いは変?だったけど、急激に距離が縮まってましたね。
特に聡史の内なる思いはかなりの模様・・・彼の仕事にまで影響しちゃうんですねぇ・・・
仕事に必死な洋子とは大違いです。
でもって、急にテロ(爆破)事件があって、(大人しく見入っていた)こちらもビックリしました
トラウマになっている洋子に対して、Skype?で静かに話しかける聡史・・・遠距離では足りませんので、現地に向かってしまいました
で、あの告白は、福山さんだから絵になるのかも 「止めに来た」ってセリフは刺さりますね
まだまだ中盤なんで、こんな「じわり幸せ」が続くことは無いとは思ったんですが、「起承転結」の「転」は、まさかのあの人だったんですね
確かに、彼女が一番、聡史の世話をして、聡史のために活動を支え、聡史の才能を信じ、寄り添っていたのは分かります
でも、強烈な行動に見えましたね・・・ちょっと怖いっす
結果的にその後の4年間という月日は、「すれ違い」などでは済まされない・・・お互いの「それぞれの生活」が出来ちゃってて・・・
あの人(彼女)も、しっかりと生活できちゃってますが、ここで洋子、聡史にネタバレしちゃって・・・
その理由が、罪悪感とかではなく、ただただ「聡史が復活するため」というのも、完全に意識が固い証拠なんですかね
ラストのあの笑顔・・・その後が観たいという俺は、ただの興味本位なんでしょうかね
ちゅうことで、フランスのロケーションと、ギターの音色は、めちゃ心地よかった・・・で、60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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