半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『太陽は動かない(全6話)』を観ました。

2020-06-29 20:21:49 | どらまの部屋
ニュース配信会社を隠れみのに暗躍する諜報組織「AN通信」のエージェント鷹野(藤原竜也)と新人の田岡(竹内涼真)は、3年後に開催予定の国際都市博覧会の建設地に潜入していた。建設地選定をめぐってはさまざまな謀略が動いており、政界のフィクサー中尊寺(石橋蓮司)と秘書・永島(吉田鋼太郎)からの依頼で、その情報戦に一役買っていたのだ。しかしその現場は爆破され、2人は上司・風間(佐藤浩市)の指令で首謀者の調査を開始。同僚の山下(市原隼人)の協力で見えてきたのは、中尊寺側の思惑に介入しようとする中国企業勢力と、そこに雇われた元AN通信エージェント桜井(安藤政信)の存在だった。一方、NPO職員の落合(多部未華子)は、政界の陰謀を追って危うい接近を試み、無関係に思われた二世議員・桐野(柿澤勇人)までもが、暗躍を始める。やがて、都市博開催をはるかに超える巨大利権の存在が明らかに…。
(WOWOW番組紹介より)

 WOWOWって、数年前から、オリジナルドラマを多数制作してて、ちょいちょい気にはなってましたが、なかなか手が出せてませんでした。
地上波ドラマなら、CMはもとより、数々のバラエティ番組などで、番宣を嫌と言う程見るので、それに感化されちゃって観る事が多いですが、基本的に「好きな映画のみを録画」しているWOWOWに対しては、ドラマの宣伝は観てないからなぁ・・・
今回何故「食いついた」のかと言うと、ミーハー120%ではありますが、「キャスト」ですかね
藤原(竜也)サンと、竹内(涼真)サンの共演もそうですが、脇を固めている人たちも、なんだか豪華・・・
「映画じゃん」と呟いてましたが、この感想を書くときに知ったんですが、この作品、この後、劇場版に繋がるとか・・・それで納得しました。ハイ
キャストばかり言ってますが、物語は・・・確かに映画映えするような気がしました。
諜報組織のエージェントであって、彼らは、なかなかの「過去」があって、更に胸に爆弾が仕掛けられてて・・・設定だけやたら凄いです。
別に強制労働されているワケじゃないし・・・謎の組織です。
ただ、彼らが調べる相手は・・・もっとヤバい奴らでしたね。特に中国の奴らが「映え」てますね。後半に出てくる殺し屋の存在とか、もう笑ってしまいました
そんな「映える」キャラと、組織ができていますが・・・もっともっと緊迫感があるシーンを期待しちゃってたのは、俺だけじゃないはずです
個人の活躍で支える組織じゃないんでしょうけど、何せ、胸に爆弾抱えてミッションをこなしている人たちなんで・・・その辺のバランスがしっくり来なかった気がします
ちゅうことで、全ては劇場版のための「仕込み」と考えて、引き続き期待はします・・・で、45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『東京喰種 トーキョーグールS』を観ました。

2020-06-29 17:26:23 | えいがかんしょうの部屋
 人を喰らわないと生きられない【喰種】が跋扈する街・東京。不慮の事故により、【半喰種】になってしまったカネキ(窪田正孝)は、葛藤を抱えながらも、喰種たちが集う喫茶店「あんていく」でトーカ(山本舞香)や、芳村(村井國夫)や四方(栁俊太郎)、ヒナミ(桜田ひより)とともに、ささやかながら幸せな毎日を送っていた。
そんなある日、突然現れた男・月山習(松田翔太)。厄介者だから近づくなとトーカに忠告されるも、次第に距離を縮めたカネキは、とある場所に招待される。そこは、ウタ(坂東巳之助)とイトリ(知英)から聞かされていた秘密の【喰種レストラン】。
月山は美食家〈グルメ〉と呼ばれる、史上最悪な喰種だったのだ─。
【半喰種】であるカネキの香りにただならぬ執着を見せ、喰らうためにはどんなことも厭わない月山。その魔の手は、次第に周りにも及び始め、ニシキ(白石隼也)の恋人・貴未(木竜麻生)が誘拐されてしまう。そしてカネキは廃教会へと呼び出され…。
果たして、カネキは大切な仲間たちを守り抜くことができるのか!?
(公式サイトより)

 2011年に「週刊ヤングジャンプ」で連載された「東京喰種トーキョーグール」。これを2017年に実写化・劇場公開されましたが、結構なヒット作だったようで、昨年(2019年)、続編が公開されました
漫画は読んでいませんが、前作はチェックし、なかなか面白かったので、この作品も「食べて」みたいと思いました。(前作の感想)
カネキに突然近づいてきた月山・・・もう怪しいったらありゃしない。あの喋り方、雰囲気、いや、あの髪型・・・ギャツビーまんまです
主体性のないカネキ・・・ホイホイついて行って絶体絶命の状況・・・ココで出てきたCCG。喰種に匹敵するくらいの「脅威の人間軍団」の「水差し」で何とかなりました
でも・・・ギャツビー男はしつこいです・・・そして、「実に美しい」(本人のセリフ)です。敵ボスとしての貫禄は十分、この位徹していると観てて楽しいですね
トーカも巻き込んだ「大バトル」も、見応えはありました。
・・・が、なんか、あっという間に作品が終わってしまいました。
なんだろ 前作にあったような「物語の深み」が無かったように思うんですよね。喰種も、半喰種であるカネキも、それぞれ、この世界で(人間と)生きていくための「苦悩」があったと思うんですが、今回はその点は殆どなく・・・
前作のが異色だったのかなぁ・・・俺は前作のテイストのが好きですけど
ちゅうことで、ギャツビー男が主人公と言っても過言ではない作品・・・で、40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『Fukushima 50』を観ました。

2020-06-29 16:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 マグニチュード9.0、最大震度7という巨大地震が起こした想定外の大津波が、福島第一原子力発電所(イチエフ)を襲う。浸水により全電源を喪失したイチエフは、原子炉を冷やせない状況に陥った。このままではメルトダウンにより想像を絶する被害をもたらす。1・2号機当直長の伊崎ら現場作業員は、原発内に残り原子炉の制御に奔走する。全体指揮を執る吉田所長は部下たちを鼓舞しながらも、状況を把握しきれていない本店や官邸からの指示に怒りをあらわにする。しかし、現場の奮闘もむなしく事態は悪化の一途をたどり、近隣の人々は避難を余儀なくされてしまう。
官邸は、最悪の場合、被害範囲は東京を含む半径250㎞、その対象人口は約5,000万人にのぼると試算。それは東日本の壊滅を意味していた。
残された方法は“ベント”。いまだ世界で実施されたことのないこの手段は、作業員たちが体一つで原子炉内に突入し行う手作業。外部と遮断され何の情報もない中、ついに作戦は始まった。皆、避難所に残した家族を心配しながら―
(公式サイトより)

 昨年、劇場で予告編を観たときから、「この作品は絶対観なければならない」と心に決めていました。
・・・が、3月に公開された頃は、新型コロナの影響で、俺らもStayHome、更には、緊急事態宣言により、劇場も相次いで営業休止と・・・
諦めかけていましたが、昨今、やっと活動が緩和されて、更に、公開3か月後というのに、まだ上映している所があって、やっと、やっと、鑑賞することが出来ました
上映が始まってすぐに起こる大地震・・・伊崎さんを始め、現場作業員は、いわゆる「危機管理マニュアル」に沿って、冷静に行動していますし、吉田さんとのコンタクトもしっかりしています。
ただ、彼らが予想し、マニュアル化していた「危機」を、遥かに超える出来事が起こってしまったんですよね・・・30メートル超の津波、その津波により、浸水・停止してしまった自家発電機・・・
ここからは、現場、そして所長が、一丸となって、「人手」による状況把握、危機予測、そして危機拡大回避の行動をとっています。
俺のような素人でも、「放射線量が・・・」とかいう言葉にとても敏感により、知識を得ることになったものでしたが、彼らはそんな「怖さ(脅威)」を当然知っている中で、自ら絶望的な状況に身を投じている・・・
こういった事実(に基づく)シーンを、しっかり知る事、伝えることが重要・・・本当にそう思います
どうしても現場の人たちの物語ゆえ、離れたところにいる人たち・・・命令ばかり下す本部の人とか、ただただわめき散らしているだけに映る首相とか・・・かれらのシーンが歯痒くて、腹立たしくて仕方なくなります
しかし、あの日を少しでも体験した人たちは、福島原発以外で起こっている事を忘れていないと思います。至るところで、「想像以上の出来事」が起こったワケです
その経験を「今後」に少しでも生かしていく・・・そうするしかない・・・人間だってバカじゃないんだから
ちゅうことで、エンディングでちょっとだけ映った「記念写真」・・・熱くなりました・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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