半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『東京喰種』を観ました。

2018-05-26 04:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ)と出会う。
あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission Of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。
公式サイトより)

 週刊ヤングジャンプで連載されていました、石田スイさんの同名漫画の実写化だそうです
申し訳ありませんが、俺はタイトルを知っている程度で、漫画は全くの未見です。
なので、最初は、ただただ、グールという恐怖の存在に立ち向かう人類・・・そんな戦いの物語かと思っていました。
実際、カネキは、憧れの女性・リゼと何とかデートまでこぎつけ、案の定、彼女はグールで襲われてしまう・・・分かりやすい展開でした
しかし、ここから先の物語は、俺が想像していた単純明快な物語とは違う展開でしたね。
まず、主人公カネキは、人間でも、グールでも無い存在になってるんですね・・・
しかも、マスクを被った姿はクールなんだけど、あくまで「最強の存在」には成ってない・・・
演ずる窪田正孝クンの雰囲気もあるんですが、常に「悩んで」いるようですし、か弱い雰囲気がありますよね。
彼の存在、雰囲気が「グール」という立場を語ってくれてますよね。この世界で生きていくための困難さ、哀しさを・・・ね
そして、そんなグール中心の話ゆえ、どうしても敵対勢力として「悪」の雰囲気を放っている人間側(CCG)なんですが、こちらも単純ではない話をしっかり用意している(亜門の立場)も良いですね。「対決」に深みを与えていました。
VFX(CG)もなかなか頑張っていたけど、多分、この作品の世界観を表すには、もっともっと必要なんじゃないかなぁ・・予想ですが
漫画、もしくは、アニメ版を観てみたい・・・と思いましたね
ちゅうことで、エンディングの曲「愛にもたれないで、愛をかたらないで、無理にふりかざしたりしないでよ・・・」が染みる・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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