半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ウォーキング・デッド(シーズン8・全16話)』を観ました。

2018-04-17 20:26:57 | どらまの部屋
 ニーガン率いる救世主と戦うためアレクサンドリア、ヒルトップ、王国の人々が集結した。人を利用し奪い殺す者を葬るために共に手を取ろうと誓い、これを最後の戦いとするために皆が決死の覚悟で参加し作戦を開始する。ニーガンは必ず自分で殺すと宣言し聖域の前に陣取ったリックは、ニーガンとその腹心たちに、今すぐ投降すれば命は助けると呼びかけるが投降する者はなく、リックのカウントダウンを合図に戦いの火蓋が切られる。
FOX公式サイトより)

 このシーズン8の最大の目的、個人的には、やはり、シーズン6の最後から「最恐の敵」として君臨する救世主のニーガンとの戦いに終止符が打てるか
・・・という事だと思っていました。
過去シーズンを遡っても、こんなに強大で、残酷な奴はいなかったですもんね。今でもシーズン7の1話のシーンは頭に焼き付いて離れませんもん
ただ、このニーガン、このシーズンで少し雰囲気が変わってしまいましたよね
救世主の中にサイモンのような反乱分子が出てきたからか、ニーガンなりの「統率の考え方」というのが垣間見れた気がします。
また、カールに対しての態度を観てもしかり・・・でした。
最終回(の話を先にしてしまいますが)で、長々と(見ているほうも)息苦しかったニーガンとの戦いに、しっかり・・・しっかり! 終止符が打たれました
ただ、その終止符の「打ち方」は、このシーズンを観る前に思い描いていたものとは違ってましたね。
それは、やはり、もう一つの今シーズンの「衝撃」であった、カールの件なんでしょうね・・・
カールの件の流れからしたら、(例え数話前に、嘘ついて敵を皆殺しにした)リックでさえも、変化をするしかない状態だったんでしょう。。。一見、清々しくも映らなくはないです
ただ、「ニーガンは殺せ」と泣き叫ぶマギーの気持ちも、やはり痛いほど分かります・・・彼女にとってみれば、絶対に許せない存在です。リックも前はそうだったはず・・・
久しぶりに「静かに、安心できる」ラストシーンでしたが、マギーのあの感じだと、次シーズンのメインが「内紛」になりそうで・・・それはそれで嫌だなぁ

最終回の話を先にしちゃいましたが、その他としては・・・
やはりカールでしょうね
若さゆえの「暴走」をしたシーズンもあったし、一時期はリック以上に凶暴にもなりましたが、そんな彼が、リック(やニーガン)まで一目置いてしまうような存在、性格になっちゃうとはねぇ・・・大人より純粋な点が良かったのかなぁ
結果的に、彼の手紙で、リックも、「ギリギリ」人としての行動を残すことが出来たワケですから、素晴らしい存在でした
あとは・・・ヒルトップやら、王国やら、女性の村やら、色々と「他団体」が出てきて賑やかになったのはいいけど、キャラが多すぎて、ウトウトしていると構図が分からなくなる部分が多々ありました
そんなにキャラを広げなくても、貴重なオリジナルメンバーがいるワケだから、そこに焦点を当てた人間ドラマにしたほうが良いと思います
ちゅうことで、一緒に生き延びた同志の間で「内紛」はしないでねぇ・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする