半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話(全26話)』を観ました。

2016-11-27 14:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 神話の時代から繰り返されていた、女神アテナの聖闘士(セイント)と、冥王ハーデスとの戦い「聖戦」。
本作の舞台は、前作よりも200年以上前にさかのぼる18世紀、イタリア。平和な時代だったのも束の間、いまそこには新たな聖戦の兆しが現れていた・・・。
日本人の血を引く、ちょっと乱暴だが正義感が強いテンマと、絵を描く事が好きな心優しいアローン。性格は正反対だが、二人は仲のいい友達だった。テンマは独自で小宇宙(コスモ)を体得、黄金聖闘士(ゴールドセイント)の童虎に聖闘士の素質を認められて、聖闘士の修行に出た。アローンは、そのあまりに清らかな心ゆえに、冥王ハーデスが転生するための肉体に選ばれてしまい、豹変してしまう。
その事実を知ったテンマは嘆き悲しみ、強くなってアローンを取り戻すと心に誓う。
地上の平和を乱すハーデス軍にテンマたちアテナの聖闘士たちは、どう戦っていくのか?
公式サイトより)

 あの車田正美さんの大ヒット漫画「聖闘士星矢」の外伝漫画として連載されていたものだそうで、それをOVAとしてリリースしてたのがこの作品だそうです
外伝ということで、タイトルにある「星矢」は出ませんね ただ主人公テンマは、ペガサスの聖闘士で、流星拳とかも出すので、星矢の「先代」と思ってよさそうです
アテナとテンマとアローンの仲良し3人組が、一人は女神として、一人はその敵の「形」として、大きな戦いが始まってしまいました。
残った主人公テンマは、さすがに熱血漢だけではハーデス軍には歯が立たず、しばらくは、正直、チョロチョロしてます
代わりに場を盛り上げてくれたのは、最強の聖闘士である黄金聖闘士たちと、ハーデス軍のブラック聖闘士・・・ではなく、冥闘士たちの戦いです
オリジナルの「星矢」同様に、お互い、特徴のあるキャラ同志が、得意技、必殺技を繰り広げるシーソーゲーム・・・単調なれど、ビジュアルも格好良いし、見ごたえはありました
で、中盤あたりに、いよいよボス、ハーデス(アローン)が出て黄金聖闘士を蹴散らし・・・テンマ登場、黄金でも無い彼が善戦するってのもオリジナル同様ですね
結局は歯が立たず、2クール目に突入しましたが、1クール目と同じような展開。
そして最終回、いよいよテンマ再登場でハーデスと戦い、最終回ゆえに熱血勝利か ・・・と思いきや、惨敗。
へぇー、こんな悲惨な終わり方でいいのかなぁ・・・いや、続きが作られてるのかな
オリジナルのアニメ版と違った、大人風のキャラデザインがとっても気に入ったので、続きがあったら観ちゃいそうです
ちゅうことで、TV放送、(野球中継などで)中止が多くて、1年近くかかった・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『エール!』を観ました。

2016-11-27 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聞こえない。美しく陽気な母。熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、「家族はひとつ」。オープンで明るく、仲のいい家族だ。
ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら・・・と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが・・・
公式サイトより)

 ベリエ家の状況は冒頭の解説の通りです。こんな状況を聞くと、厳しい状況や、暗い雰囲気のシーンとかを予想してしまうのですが、まあ明るいこと・・・
ずっと前向きに生活してきたってのが、とっても分かるし、みんなの笑顔が本当に素敵な家族です
そんな家族の中で、一人、常人であるポーラの、家族に対するふるまいが楽しいですね。
通訳って、こういった使い分けがあるのね・・・まあ、使い分けしないと、この家族、とんでもない言葉を吐いてますからね
ポーラは、いち女子学生でもあるワケで、学園でも色恋はあるし、夢もあります
彼女の声の才能を見つけた先生・・・この人もなんか不思議な人でしたね。ペア組ませたり、生徒に対して官能的なセリフを吐くし・・・
彼女の「才能」(=声)を聴くことができない親・・・この状況は、双方に不幸です・・・
ポーラの「夢」の告白に対して、最初は批判的な態度をとった親ではありますが、すぐに彼女を「開放してあげよう」という態度を黙ってとっています・・・温かいなぁ
発表会のシーンはとっても印象深いモノでしたね
特に終盤の、父母の立場から見たシーンが・・・一生懸命歌う娘の「声」は聞こえない・・・静寂だけなれど、娘を見る・娘の声を聴いている周囲の人たちが驚き、涙するのを見て・・・。
・・・そして、歌い終わって周囲が立ち上がり、大拍手(その音そのものは聞こえないものの、ざわざわという雰囲気が伝わる)・・・娘の「才能」「夢」を理解できる、貴重なものでした
うん、この家族だったら大丈夫、みんな幸せだって
ちゅうことで、お父さんの議員立候補のほうも、もっとクローズアップしたら、別のコメディ映画になったかも・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする