半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

2016年第21戦 アブダビGP・決勝

2016-11-30 20:40:30 | 日々をたらたら(日記)
 22:00スタートということで、すっかりお酒も回ってしまった状態でした・・・
よって、居眠りが心配されましたが・・・後半は眠気、吹っ飛びましたね。いやぁ面白かった
まず、やはり「引退レース」となってしまつた2人のドライバーから。
バトン選手は、本当に楽しそうにマシンに乗り込んでいました。お母さんもずっと映ってましたね
ソフトタイヤでスタートして、タイヤに優しい走りで上位進出を狙っていたのに、あんなアクシデントで早々にリタイア・・・残念でした
でも、本人、悔しいというより、(周囲の方の暖かい反応もあって)満足気でしたね。。。
来年は、どこで彼の(次の)走りを見れるのでしょうか ぜひ日本で走ってくれないかなぁ
次にマッサ選手、あまり映りはしませんでしたが、アロンソ選手に何とか先行し、見事入賞しました。おめでとうございます
このラストマシンをプレゼントするなんて、ウィリアムズチームは素敵ですね。いいチームで終われて、本当に幸せです
・・・ということで、チャンピオン争いについて、私見を交えてコメントしたく思います。
巷では賛否両論、渦巻いていますが、まず俺は正直に「緊張したし、面白い」ラスト10周だったと思いました
ハミルトン選手としては、PPからいいスタートを決めて、1位のままゴールする・・・これは当然の目標であり、これに関して完璧にこなした彼は「すごい」と思いました。
結果的に、ワールドチャンピオンより、勝利数も多かったワケですし、同僚との「対決」にしても、ほぼ勝利していた記憶しかないし、序盤や、マレーシアなどの「とりこぼし」さえなければ、間違いなく今年もチャンピオンになっていたと思います
で、そんなハミルトン選手がとった、あの「超スローペース走行」、普通に考えて、予測できましたよね。
だって、彼にはあれしかチャンピオンに成れないんですもん。
昔なら、「実はトラブルがあった」とか、「タイヤがおかしかった」とか嘘もつけるんでしょうが、今のF1はチーム側がスロットル操作とか、マシンの状態を遠隔把握しているだけに、ヘタな言い訳もできないんでしょうね・・・
そういった意味でも、嘘をつかずに、「ペースコントロールした」と断言していた彼は潔いと思います。
で、その「行為」そのものについては、少し「えげつない」と思いました。仮にあんな戦略してチャンピオンを獲っても、周囲から叩かれるでしょうし、本人もいい気持にならなかったのではないでしょうか
それよか、彼の「速さ」は同僚以上だと俺も思ってるんで、いつものように「独走」で優勝して、「チャンピオン(=同僚)を凌駕する速さを持つのは俺」とでも威張ってくれたほうが、数段格好良かったのでは・・・と
ま、結局ロズベルグ選手も無事に2位でゴールして、戦略成功とはならなくて、良かった・・・と思います。

次に、ロズベルグ選手について。
同僚ハミルトン選手のあの「えげつない」走りに対して、最初は、「(スローペース)であれば、コーナーで、インにノーズ突っ込んで抜いてやればいいのに」などと思っていました
仮にそれで接触となっても、損をするのはポイントで劣っているハミルトン選手なワケですし
さすがにハミルトン選手も露骨なブロックはできないでしょう・・・
・・・実際には、ハミルトン選手の走りの「強弱」が上手くて、抜けるチャンスは無かったんでしょうが、「オラオラ」くらいにマシンを振ってアピールして欲しかった。
見ているファンも、それで「熱く」なると思うんですよ。応援したくなるワケですよ
ただ、「リスクを冒すことなく、チャンピオンを目指す」という点で観たら、彼の走りも「完璧」にこなせたものだと思いました
レース終了後も、同僚に食ってかからない「優等生ぶり」という点も含めて、彼らしいとも言えます。
見てて熱くなった俺としては、若干、物足りなさは感じるものの、「結果が全て」だし、それを尊重します
Congratulation NICO!!
今年のチャンピオンは、間違いなく貴方です。「強さ」が光った1年でした!!

・・・ずっと意見していた、この2人のガチンコバトルは、両者が「チャンピオン経験者」となった来年なのかも知れませんね、いよいよ
コメント
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