ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

ドキドキだったけど、よかった。。 

2007-07-20 | ● “ わたし ”
この前の友人のこと。  「笑ってよ」

 
≪ 「笑え!」・・・か  ≫
こんなタイトルだけ書き込んで、友人がHPの書き込みを二日ほど放置。
ええっ! ・・・   
わたし、失敗しちゃいましたかっ!?
もしかしたら、青菜にどっさり塩!? かけちゃった?
ホントに元気なさそうだったし、どう思ったかな と 続き書き込まれるまで ちょっとドキドキ。 

そしたら今日、これ 読んで ホッ! 
(公開サイトだから そのまま載せちゃってもいいよね。   うん、いいよ。  )


  「笑え!」・・・か

掲示板に心励まされるメッセージがあった。
このところ、心身に疲れを感じ、「福祉の世界で生きる」 ことにめげつつあったことを知った彼女からの、
励ましでもあり、また “活を入れられた” メッセージでもあった。

どうしようもなくなった時には、 「笑う」 こと。
彼女らしい。
様々な言葉では表現でき得ない、人が生きていく上で避けられない哀しみや切なさ、苦悩などについて
体験的に知り得ている彼女であるだけに、そのメッセージは胸に響く。

「道化師のソネット」・・・か。

そういえば、この曲は、ぼくのカラオケでの持ち歌の一つでもあったっけ。
先日も 「さだまさし」 さんのアルバムについて、この○○○日記上でも取り上げさせて頂いたが、
なかなか彼の 「言葉」 は胸に響いてくるものがある。

               ◆

        道化師のソネット
                  作詩/作曲 さだまさし


      笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために

      僕達は小さな舟に 哀しみという荷物を積んで
      時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね
      君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを
      せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になれるよ

      笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
      きっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている

      僕等は別々の山を それぞれの高さ目指して
      息もつがずに登ってゆく 山びと達のようだね
      君のその小さな腕に 支えきれない程の哀しみを
      せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になろう

      笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
      いつか真実に 笑いながら話せる日がくるから

      笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
      笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために

                    1980年(昭和55年)

               ◆

自分自身の手では 「コントロール」 することもできない事態。
排除することも、あるいは 「逃げる」 こともできない抜き差しならない状況。
自らの無力感と自責感が募る一方で、自分自身の生、並びに仕事の意味を喪失しかけてしまうような追い込まれた場面。

そんなことは、生身の人間が生きていれば、避けれないこと。
だから、そんな “どうしようもない” 時には、笑ってやり過ごすしかないかも。

「道化師になる」 ということ。
そのことの有する意味の深さについて、彼女からのカキコに込められたメッセージを幾度となく読み返しながら、
ぼくは考えていた。

旧友であり、そして同じ 「志」 を大切にして生きようとしている仲間である彼女に、深謝!
心から、ありがとう!

...................................................................................................................................................


わたしのへなちょこボールを見事に Nice catch! してくれた。
こっちこそ、ありがと! 

彼は、わたしの言葉足らずで 言葉にできない 心のうちにある感性の言葉を 上手に
そして的確に文字にしてくれる。
というか、彼の書くことに共感すること多々だからそう思うのかな。




さて、宿題がひとつ残っている。
無視! 忘れてる!  じゃなくて、なんて書こうかな・・ と いつも頭にはありながら書けずにいたメール。
連絡事項や近況報告だったら 何とかすぐにでも書けそうだけど・・
人の内側にお邪魔するようなメッセージは、さささっとはいかなくて。

ここから言ってみます。
 お待たせして ごめんねえぇ~~~~~~~      これ、たぶん届くでしょう。 



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7月19日

2007-07-19 | ● 花  自然
おしろい花 が咲き始めた。
毎年こぼれ種でどんどん増えるから、だいぶ間引いたんだけど それでもまだたくさん生えている。
花色は鮮やかな ショッキングピンク。
うちの庭で 今一番元気がいい花かな。


   


おしろい花は、だいたい夕方4時頃に開花する。
それで別名・英名では 4o’clock と呼ばれてるそう。
夕方開花した花は、夜通し咲いて朝にはしぼんでしまう。
そして、控え目ながら 中々の芳香・・ 




今朝のこんな風景。
細かな霧雨を受けた クモの巣。

 






話は変わって、、、
音楽を聴きながら 夕食を作っていた。
そこに帰ってきた むすめ・・
「なに暗い音楽聴いてんの!  あ~ぁ、ずっと聴いてるとイライラしてくる~!」 だと。

聴いていたのは、クラッシック。
感想が、暗い・・ ですか・・  
こっちは癒されてるというのに、イライラですか・・ 
我が子ながら、、、 当然ながら、、、 性格や感性は違うものだと改めて。 

嫌なことがあっても一晩寝れば忘れるみたいだし、なんだか朝っぱらから夜寝るまで歌ってたり・・・
煩くてホトホト迷惑だったりすることもあるけど、面白い子なのかもしれない。 
いや! でも、やっぱり、 ウルサイよ~!


   

 
                      (大連・東海公園・海之韵広場にて 今年2月)




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しじまに

2007-07-18 | 屋根裏部屋のおもちゃ箱

なにも聞こえてこないと思っていた

 闇の世界に

突然気がつくと  夜汽車が走る

ガタンゴトン・・・

 

心までつれていかれそうな

ガタンゴトン・・・

 

心が 追いかけてしまう

ガタン ゴトン 

 

 

 

 

 

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笑ってよ。。

2007-07-17 | ● “ わたし ”
友人のHPを覗いたら、わたし宛で書き込みが・・

 「○○さん」 へ。
まったくもってこの 「福祉」 という仕事は、時として嫌になってしまう仕事だと思います。
ここ数日の凹みから、ようやく抜けつつあります(笑)。
そんなことの繰り返しばかりの人生・・・か。
何かないかね、 「スッキリするような生き方」って?  えっ!? 私に聞くな! ってか(笑)。
残りの人生の時間の中で “自分は何をしていきたいのか!?”。
そのことについて暇さえあれば考え込むようになりました。
年をとったせいかも知れません。
以上、愚痴でした。


なるほど。
いつも自分の生き方を模索しながら そして様々な葛藤を抱えながらも 
実に真摯に生きている彼らしいなと思った。

「○○へ」・・ と書かれてしまったら、なにかお返事しないといけない。 
さてさて どうしたものか。
こんな返事を送った。

  「 久しぶりに覗いてみたら、わたし宛て!! 
    ふむふむ、なんですって・・   ほうほう、、ふむふむ。 
    それでは一つアドヴァイスをば!   『笑え!!』 (笑)

     じゃあね!
     そうそう、寝る時 寝ないと 命縮まるぞぉ~       」

たぶん たいそうな返事なんか期待してないと思う。
珠玉の言霊みたいな すごいアドバイスができるわたしだとも初めっから思ってないと思うし。 

そして、そういうのいらない時もある。
ただ、聞いて欲しだけって時ね。

前にこんな詩を見つけた。
この詩、人によっては、なんて自分勝手なの と思う人もいるみたい。
でも わたしは共感してしまう。
聞く側になったら、なにか云わないといけないような、、、 たぶんそんな気が起きると思うけど
その人はわたしに何を求めてるのかな と考えたいと思う。



   「話を聞いてください」 (作者不明)

  私の話を聞いてくださいと頼むと  あなたは助言を始めます
  私はそんなことを望んではいないのです
 
  私の話を聞いてくださいと頼むと あなたはその理由について話し始めます
  申し訳ないと思いつつ 私は不愉快になってしまいます

  私の話を聞いてくださいと頼むと 
  あなたはなんとかして私の悩みを解決しなければという気持ちになります
  おかしなことに それは私の気持ちに反するのです
 
  祈ることに慰めを見いだす人がいるのはそのためでしょうか
  神は無言だからです
  助言したり調整しようとはしません
  神は聞くだけで 悩みの解消は自分にまかせてくれます

  だから あなたもどうか
  黙って私の話を聞いてください
  話したかったら 私が話し終わるまで少しだけ待ってください
  そうすれば私は必ず あなたの話に耳を傾けます



さっきの彼にはこんな曲を添えた。
彼は何かを感じてくれるはず。  ♪こんな曲  (ちなみに映像は成都みたい)
そして、これも添えて。 <青春音楽館>

<青春音楽館> のマスターの こんな言葉・・

   「 同じ時間の中でも、人それぞれの目標とするものは異なります。
     その目標が、高いのか低いのかは、人それぞれによって異なります。
     しかし、大事なのは、やはりその目標達成を目指して、ゆっくりとでも、
     登っていくことではないでしょうか。
     それこそ、人として生きてきた、あかしなのだと思います。        」

言葉の表現はちょっと違うけど、おなじようなこと言ってた同学がいたっけ・・
その同学は高い目標に向かって 今頃は懸命な一歩一歩を刻んでいることだろう。



自惚れ・傲慢さ・権威性・お節介性・・
そんな気持ちが入った行為は、その相手の負担になるだけか 傷つけるだけ。
違うかな。


      




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どっちが好き?

2007-07-16 | ● 花  自然
庭から戻った 夫。

「 オマエはくちなしとラベンダーで、どっちの匂いが好きなんだ? 」

と、聞いてきたので、 「 う~ん、、、くちなしだね。 」


   ♪ い~までは指輪も ま~わるほど~・・・
      ・・・ ( くちなしの白い花 おまえのよう~な 花だぁ~た ) 

       


                     


ひとりで口ずさんだ後、
「そんな感じじゃ ねぇな。  」 (わたしのこと) .....  だと。




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色たち

2007-07-16 | 屋根裏部屋のおもちゃ箱

ブルーグレー の 海

カスタード色 の 月

 モスグリーン の 苔

薄墨色のグラデーションは 遠くの山々

赤々と世界を包む 夕陽(せきよう)

枯れ木を華麗に賑わす 純白の 霧氷 

 

 色

世界を 素敵に彩る

  色たち

 

 

 

 

 

 

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たゆたう・・・

2007-07-16 | 屋根裏部屋のおもちゃ箱

 ブルーサルビアの まわりで

青い小さなシジミ蝶が 戯れています



その向こう側には

アメリカンブルー

きれいに揺れていて

そうねぇ ...


ボサノバというより

ワルツでしょうか

 

 

 

                                  アメリカンブルー

 

  

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懐かしい人と嬉しい再会

2007-07-15 | 2006年 2007年
きょうはとっても嬉しい日だった。
何年ぶりだろ? 
学生時代から大好きだった先輩に 偶然分科会で会った。

 「今何してるの?」 (気さくな先輩で ため口OK 
 「園長だよ。」
 「園長かぁ。」

な~んていいながら なんだかふたりで笑ってしまったり。 
今年から保育園の園長になったそう。

変わらないなぁ。
やっぱり “人” の魅力たっぷりの先輩のままだった。




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保育研究会

2007-07-14 | ● 出逢い・しごと
今日明日と保育の研究会。
県内の保育関係者や父母が集まり、学んだり語り合ったり・・

今日は、「時代と向き合う保育」 というタイトルで講演があった。
貧困層やワーキングプアーが増大する中での生活労働実態。
また、その中での子育ての状況などが語られた。
仕事を掛け持ちし寝る時間を削りながら頑張っても 暮らしは楽にならない母子家庭の現状。
ふたりで働かなければ暮せない・・   共働きの急増。
「ふつうの暮らし」 の崩壊が広がっているとのことだった。

  努力すれば報われるのか?
  努力すれば脱け出せるのか?

自助努力が重視・奨励されるような政府の政策と現実のギャップが生の調査結果や
今を必死に生きている人たちから語られていた。

 「 努力しても報われない。
   まだ努力が足りないっていうんでしょうかね? 」

二つの仕事を掛け持ちしながら 帰って来るのは深夜・・
そうやって必死で二人の子を育てている女性が こう呟いた。


一昨日告示された 参議院選挙。
関心あるとかないとか いろいろあるかもしれない。
でもやっぱり、どんな政治がおこなわれるかで私たちの暮らしが決まってくることは否めない事実。
わたしには特に大きなことができる力なんてないけれど、少なくても小さな自分の責任は果たそうと思っている。
わたしたちの首を絞めるような政党には 投票しない。



明日は分科会にわかれて、いろいろ学びあう予定。




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仙 人

2007-07-13 | 屋根裏部屋のおもちゃ箱
何年ぶりかで夫が 大学時代の友人を訪ねたことがあった。
もしかしたら、20年ぶりくらいだったかもしれない。

彼は理学部卒で 某有名化粧品会社研究室の研究員だった人。
いわゆる、世に言うエリートコースを順調に歩いてきた経歴の持ち主。

その彼が突然、それまでの環境からは予想だにしない世界へ入り 
もう結構な年月が過ぎていた。

都会の生活をきっぱり捨て、田舎で農業を始めたのだ。
農家の古い家を買い、わずかな土地を買い、
ほとんど機械をいれず、自分で耕しているらしい。

メインの収入源は、有精卵とのことだった。
それがまたすごい。
場所が場所なら、かなりのいい値段で売れそうな手間のかけようと育て方・・

一日一日、一年一年試行錯誤を繰り返しながら、
自分の納得のいくものを作ろうとしているみたいだった。

その頃の収入は、80万円。
年収だ。

えっ・・・     思わず、夫は耳を疑ったという。
「100くらいあると 何とかやっていけるんだけどな。」 と彼は言っていたそうだ。

「ストーブ 買ったのか?」 前に彼が欲しいと言っていたので訊ねると、まだ買っていなかった。
ストーブひとつ焚いたくらいでは、どうせ暖まらないと踏んだらしい。
古い家はあちこち隙間だらけ、暖房があっても隙間風には追いつかないのだそう。
結局、掘りごたつひとつで過ごす事に。

正味一時間くらいしか時間がなかったとかで、あわただしい訪問だった。
手を振ってくれている姿が バックミラーにいつまでもうつしだされる。

その場が見えなくなると 場所を変えながら手を振り続けてくれる彼・・
その小さくなっていく姿をミラー越しに見ながら、夫は何か考えるところがあったらしい。


まるで、偏狭の地を訪れて 最後の別れの日を迎えた 
「ウルルン ・・・」 のようだな と話を聞いていたわたしは思った。

「 あいつの暮らしは、まるで仙人だなぁ。
  俺、あいつから教わった気がしたよ。
  人ってやつは、どうやったって生きていけるもんだって。」



  彼は、今の自分の生き方に 納得 しているのだと思った。




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