一か月に 六本観てしまった。
その六本目がこれ。 『グラン・トリノ』
監督、主演、クリント・イーストウッド。
わたしは、凄く好きだなぁ、イーストウッド作品。
今回の 『グラン・トリノ』 も 絶対お勧め
特にラスト・・
涙が溢れて、滴り落ちてくるのが止まらない・・ 。
「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
少年は知らなかった、人生の始め方を。 」 ・・・・・
人生の締めくくり方・・
後悔や色々なことに迷いながらも見つけた彼の人生の締めくくり方は、途轍もなく優しく美しかった。
そして、静かに穏やかだった。
身体に銃弾を何発も撃ち込まれて死んでいく訳だから、実際、穏やかでもないし、静かでもない。
でも、実にイーストウッドだった。
ワォルト(イーストウッド) が命をかけて守ったタオ(少年) の未来。
そして人生のはじめ方を知った、タオ。
ワォルトの命は、タオに引き継がれた。
それは、「未来」のリレーにも思えた。
そのバトン、、、 グラン・トリノ。
エンドロールの時にイーストウッドが歌う 「グラン・トリノ」テーマ曲。
最後まで どこまでも よかった。
Clint sings - Gran Torino
なるほどと思う、こんな評をしている人がいた。
「イーストウッドの映画は、どの映画でも、スクリーンを感情で埋めてしまわない。
感情の頂点(?)が10だとすると、その感情が8くらいまでに達すると、そこでそのシーンをおわってしまう。
(ハリウッドの映画は10を通り越して12、13くらいにまで感情をあおる。)
8くらいまで表現すると、残りの2は自然に観客のなかで育っていく。
その育っていく、あるいは感情を育てる過程で、その感情が、観客自身のものとなる。
イーストウッドが押しつける感情、あるいは思想ではなく、観客が自分で感じ、育てる思想になる。
真実は(思想は)すべてを言わなくても、どこからでも姿をあらわす。
それを観客は自分自身で発見する力を持っている--ということを信じている。
それがイーストウッドだ。 」
・・・ みんなは、どう思うだろう。
その六本目がこれ。 『グラン・トリノ』
監督、主演、クリント・イーストウッド。
わたしは、凄く好きだなぁ、イーストウッド作品。
今回の 『グラン・トリノ』 も 絶対お勧め
特にラスト・・
涙が溢れて、滴り落ちてくるのが止まらない・・ 。
「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
少年は知らなかった、人生の始め方を。 」 ・・・・・
人生の締めくくり方・・
後悔や色々なことに迷いながらも見つけた彼の人生の締めくくり方は、途轍もなく優しく美しかった。
そして、静かに穏やかだった。
身体に銃弾を何発も撃ち込まれて死んでいく訳だから、実際、穏やかでもないし、静かでもない。
でも、実にイーストウッドだった。
ワォルト(イーストウッド) が命をかけて守ったタオ(少年) の未来。
そして人生のはじめ方を知った、タオ。
ワォルトの命は、タオに引き継がれた。
それは、「未来」のリレーにも思えた。
そのバトン、、、 グラン・トリノ。
エンドロールの時にイーストウッドが歌う 「グラン・トリノ」テーマ曲。
最後まで どこまでも よかった。
Clint sings - Gran Torino
なるほどと思う、こんな評をしている人がいた。
「イーストウッドの映画は、どの映画でも、スクリーンを感情で埋めてしまわない。
感情の頂点(?)が10だとすると、その感情が8くらいまでに達すると、そこでそのシーンをおわってしまう。
(ハリウッドの映画は10を通り越して12、13くらいにまで感情をあおる。)
8くらいまで表現すると、残りの2は自然に観客のなかで育っていく。
その育っていく、あるいは感情を育てる過程で、その感情が、観客自身のものとなる。
イーストウッドが押しつける感情、あるいは思想ではなく、観客が自分で感じ、育てる思想になる。
真実は(思想は)すべてを言わなくても、どこからでも姿をあらわす。
それを観客は自分自身で発見する力を持っている--ということを信じている。
それがイーストウッドだ。 」
・・・ みんなは、どう思うだろう。