屋台村のエース・ポートさんで素敵な絵と出会いました。 気仙沼の船を中心に港の風景など描かれた絵です。 大島でもフェリーの切符売り場に同じ絵が壁に飾ってありました。 絵葉書を売ってないかたずねると、どちらも以前手に入れたものだから今は分からないとのこたえ。
とても欲しそうに見えたのでしょうね、もしかしたら本屋さんで売っているかもしれないと電話で聞いてくれましたが扱っていず。 実は気仙沼在住の現在80代の方が趣味で描いて自費印刷、限定販売されたものでした。
震災後、欲しいという声が地元の人たちからじわじわ上がり、また販売されるらしいとエース・ポートのマスターに聞いたので、もし手に入るようだったら、わたしの分もお願いしますと頼んできました。
地元の人たちにしたら、どの船も見なれた馴染みの船たち。 震災前はあまりにも普通に見かけることが出来たので、とりたてて深く気にすることもなかったそうです。 それがあの震災で何もかもが変わり果てた姿になり、以前の風景が殊更貴重に思え絵を欲しいという声が多く聞かれるようになったとのこと。 地元の人は、描かれた船を見てこれは〇〇船だなどとすぐ分かったり、気仙沼のどこから見た風景かも分かるようでした。
頼んでいた絵葉書が届きました。 芳賀清成さんという方が作者。 60代から描かれたらしいのですが、とても緻密で繊細な素晴らしい絵ばかりです。 エース・ポートのマスターはお世話になった方へのお礼状などに使わせてもらっていると言ってました。 気仙沼らしさが溢れていて、とても素敵だと思います。
一袋7枚入りで800円。
わたしは二種類(14枚)おくってもらいました。