ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

気仙沼の船たち

2012-02-27 | 東日本大震災 from 仙台

屋台村のエース・ポートさんで素敵な絵と出会いました。 気仙沼の船を中心に港の風景など描かれた絵です。 大島でもフェリーの切符売り場に同じ絵が壁に飾ってありました。 絵葉書を売ってないかたずねると、どちらも以前手に入れたものだから今は分からないとのこたえ。

とても欲しそうに見えたのでしょうね、もしかしたら本屋さんで売っているかもしれないと電話で聞いてくれましたが扱っていず。 実は気仙沼在住の現在80代の方が趣味で描いて自費印刷、限定販売されたものでした。

震災後、欲しいという声が地元の人たちからじわじわ上がり、また販売されるらしいとエース・ポートのマスターに聞いたので、もし手に入るようだったら、わたしの分もお願いしますと頼んできました。

地元の人たちにしたら、どの船も見なれた馴染みの船たち。 震災前はあまりにも普通に見かけることが出来たので、とりたてて深く気にすることもなかったそうです。 それがあの震災で何もかもが変わり果てた姿になり、以前の風景が殊更貴重に思え絵を欲しいという声が多く聞かれるようになったとのこと。 地元の人は、描かれた船を見てこれは〇〇船だなどとすぐ分かったり、気仙沼のどこから見た風景かも分かるようでした。

頼んでいた絵葉書が届きました。 芳賀清成さんという方が作者。 60代から描かれたらしいのですが、とても緻密で繊細な素晴らしい絵ばかりです。 エース・ポートのマスターはお世話になった方へのお礼状などに使わせてもらっていると言ってました。 気仙沼らしさが溢れていて、とても素敵だと思います。

         

   

       

 

       

 

一袋7枚入りで800円。 

わたしは二種類(14枚)おくってもらいました。

 

 

 

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気仙沼横町 復興屋台村

2012-02-26 | 東日本大震災 from 仙台

昨年秋にできた復興屋台村。  フェリー乗り場のすぐ近くです。

赤ちょうちんや色とりどりの看板が賑やかでした。 屋台村と言うだけあって夜も賑わっているようです。 

 

 うどんをいただいた 『みずき』 さん。  完全手打ちのうどんです。 

打ってからすぐと時間が経ってからでは、こんなにも違うものかと驚き! うどんの奥深さを感じました。  (何杯食べたかなぁ・・ ) 

              

        

 これは えび天とマツモがトッピングされた 『かけうどん』  だしは、全部天然の物で丁寧にとっていて、とっても美味しいです!      マツモ大好き!のわたしは、そのへんも感激

          

 岩手でボランティアをされ、帰りにこの屋台村で夕食を食べて帰るというコースの方たちも結構いらして、わたしがお邪魔した土曜の夜は普段より繁盛していたみたいです。

嬉しい話として『みずき』の大将がお話していましたが、ボラ帰りに夕食を食べに来てくれた人が一杯食べた後にもう一杯おかわりして食べてくれたそう。 

それだけでも嬉しいのに、翌朝出発する前にまた来店し、もう二度と来れないと思うから最後にもう一杯食べに来たと言ってうどんを食べてくれたそうです。 

震災後に一念発起して讃岐うどんの名店で修行したという店主さん、どれだけ嬉しくて励みになったことでしょう。

気仙沼に行ったら是非食べてみてください、 『みずき』 さんのうどん。

試行錯誤を繰り返しながら、若い店主、頑張ってます!! 

        

 

もう一軒、とっても美味しくてお店の雰囲気もいいイタリアンレストラン 『エース・ポート』

建物はプレハブなので外から見るとこんな感じですが、中は別世界です。 ジャズが流れていたり、素敵な絵が飾ってあったり・・・   

わたしは滞在中二度ほどお邪魔してしまいました。 二度目にお店に入ると、「一日二回のご来店ありがとうございます!」 なんていわれてしまいましたが。

また気仙沼に行く機会があったら、たぶんまた食べに行くと思います。 そんなお店です。

         

 お勧めのひとつ、このティラミス!  ほんとに美味しかったです。

             

 

                             復興屋台村

 

 

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気仙沼

2012-02-23 | 東日本大震災 from 仙台

先日二泊三日で気仙沼に行ってきました。 仙台から高速バスで二時間半くらいだったかな。

海側から見た海岸沿いの風景です。 (2月11日)

市場はだいぶかさ上げしたそうです。

 

大島まで足をのばしてみました。 

 

途中こんな風景が。 

小高くなった陸側の木が黒く炭化していました。 震災の時の火事で燃えたのでしょうね。

                    

大島に到着してすぐ目の前に現れた山。 

 

家族でキャンプをしに行った時に食事をしたお店も、すっかり姿が変わっていました。

 

  

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寄り添うということ

2012-02-05 | 東日本大震災 from 仙台

石巻で老人ホームの園長をしている友人から先月寒中お見舞いが届きました。 

利用者さん五名と職員一名が津波の犠牲にあわれたそうです。 そして彼のふるさと気仙沼は、周知の通り大変な被害の地。

これから先ずっと 「頑張ろう」 と思えない人のために、、 「前に進もう」 と思えない人のために、、自分にできることを頑張っていきます。 

一人では 「頑張れない」 人たちに寄り添っていくことを使命と思います。』

彼との付き合いは、わたしが初めて仕事をした施設からです。 

考えてみればあの時代に出会った面々は、どこかみな変っているというか、人間臭い人たちばかりでした。 

今思えば、わたしの基礎(というか)は、あの時代に固められたと自分では思っています

『喜ぶものと共に喜び、泣くものと共に泣きなさい』 

施設の講堂に掲げられていた言葉を久しぶりに思い出しています。

寄り添うということ、共感ということ。

 

 

 

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ボラ・シンポに参加

2012-02-04 | 東日本大震災 from 仙台

今日は災害ボランティアシンポジュームに参加してきました。 

タイトルは、『復旧から復興に向けた支援活動の今後』 ~これからの私たちの役割~ というもの。

       

立場の異なるシンポジストの方々が、それぞれの震災からこれまでの活動紹介や問題の提起、また今後の課題などをお話されました。

「助けて!」という声にどうこたえていくのか、臨機応変さや柔軟さが必要になってくる。

声の届きにくい人の声をしっかり拾える活動。  また、「何かしたい!」 その思いを形に出来る支援(のかたち)を、と。

一つ印象に残ったのは今後の課題として語られた中に、 支援している人への支援(とくに精神面)  が必要になってくるのでは、 そのための専門家を育てていかなければならないのではとの意見です。 新鮮になるほどと思いました。

絆という言葉があんまりしっくり馴染まなかったり、ネットワークづくりが苦手な(というか積極的にしようとは思わない)わたしは、ややもすると考えや見方が狭くなりがちかもしれません。

今日は参考になる話を色々聞けて、少しは視野が広がった気がするし発見があった気が。

 

来週は、二泊三日で気仙沼に行ってきます。 

震災以降ずっと行きたいと思いながら、中々行けずにいた気仙沼。

わたしに何ができそうかなと考える機会にもなることでしょう。

 

 

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