Free From Nuclear Power Plant / Seihuku Kojyo Iinkai
先週20,21日と一泊二日で福島に除染ボランティアに行ってから、あっという間の一週間でした。
今週は連日予定が入っていたり、ちょっと疲れていたりでブログに向かう気力が・・・
仙人支援プロジェクトの方は、事務局として仕事(って程でもないか) を大体毎日やっているところです。
支援募金のお願状郵送した他、ブログ・掲示板つくってみたり、また、目からアピールするためにデジブック(写真集)を作って載せてみたり・・・
これが結構時間と頭を使う仕事でして。 久々に事務局的働きしているところです。
募金の方は仙人を知る学生時代の仲間たちに訴えてから二週間程で、25万円集まりました。
中でも同期の方々の協力は力強いものです。
9月末頃にお届けしようと準備中。
[ 仙人支援プロジェクト]
支援募金のお願い状を今週初めに、嘗ての仲間たちに発送しました。
届くとすぐに鎌倉から泊まりがけで除染作業に参加してくれるという嬉しい連絡。 この方は仙人と夫と大学時代の同期。
「宮城や福島の皆さんには、大変な5か月だったと思いますが、私にはこれまで何もお手伝いすることができませんでした。 今回は少しでもなにかのお役に立てればと思っています。」 と駆けつけてくれます。 また、弁護士をしている先輩は、法律的な相談や何か困ったことが起きたら連絡してと電話をくれたり。
みんな自分の出来るところで応援してくれそうです。
これからどれ程の広がりになるかまだ予測はできませんが、やっぱり、たとえ微力でも 行動 をすることって大事だと思いました。 何かの 種 には、なれるんだから。
今週土日は福島に行って、仙人宅の除染作業をしてきます。 今のところスタッフは、男性5人と、、わたし。 「参加することに意義がある!」 くらいの働きになるかもしれないけど・・・ 。
一日働いた20日の夜は、みんなで温泉に泊まることにしました。 何やら福島の街が見渡せる高台の宿で、温泉が素晴らしいそうです。 仙人さんもゆっくりお湯に浸かり、美味しい物を食べ、仲間たちと酒酌み交わし、楽しい時間を過ごせるといいな。
わたしも楽しみです。
そして、今回の豪華一泊は、 『よく頑張った会』 だと思っています。
三月に大連時代のお友だちがくれたメールの中に こんな言葉がありました。
「福島の原発&続く余震と心配はつきませんが、 数ヶ月、数年後に 『よく頑張った会』 開きたいですね。 それまで、安全第一で! 」
震災のことや原発のことなど、完全に過去になった訳ではないし、正に今尚進行中。
でも、全然早くないと思うんです、この五カ月というもの、わたしたちは頑張りました。
まだまだ頑張らないといけない事は続きそうだけど、取りあえず今日までの 御苦労さん!
そして、よく頑張ったよの 『よく頑張った会』 早くない、早くない。
そう、 『今日まで よく頑張った!会』 (第一回ね。) にしよう。
今朝、仕事に向かおうと自転車を踏んでいたら、、、 ん?
なんか変。。 道路はスキスキだし・・ もしかして、みんな、まだ休み?・・・
あら! よく考えたら、わたしも今日は休みでした。
半分くらい来たところで気付いて、よかったです。
暑い中、あんまりにもご苦労さまって、帰りに奮発してコーヒー豆買ってきました。 トラジャ。
ご苦労さまってのも、ちょっと変か。
いっこだけ実っている、うちのゴーヤです。
まだ赤ちゃんといった感じで、10センチもないくらい。
昨日実家から数本もらってきたのですが、「今年は大きくならないみたい。」 と母が言っていました。
水不足の影響らしいです。
松坂牛をいただきました。
うちでは未だかつて買ったことのない松坂牛。
すき焼きで頂きましたら、柔らかくてとっても美味しかったです!
うまっ! とか、美味しい! とか、普段の食事風景からは出たことのない歓喜の声!
ん・・・・ 何かに気づいた息子。
「春菊は?」 「今ないの。 夏だから。」
「えのきは?」 とまた息子。 「 ・・・・・・ えのきは、、 今もあるけど、、 忘れた・・・・ 」
何かが足りない気はうっすらとしていたのですが、足りない物、食べてる最中に明らかになりました。
いつも、珍しい物や美味しい物を送ってくださるみんなに、感謝です。
今日も暑いです。 今朝、うちの庭木にとまったツクツクホウシが凄い勢いで鳴いていました。
ふと、思い出した一句。 鳴き捨てて 残すものなし 法師蝉
これは、職場のS藤さんのおばあちゃんが詠まれた句です。 今年亡くなられました。
S藤さん宅には、おばあちゃんの句がいくつか残されたそうです。
そのうち賞を受賞した一番いいのをあげるからと頂きました。 良さが分かりそうということでしたが、、 恐縮です。
その受賞句は上の作品ではなく、こちら。 碧い瞳の 深さ五月の 空よりも
かつてダイアナ妃が初めて来日した時に詠んだ句だそうです。 美しいですね。
さてこの二句、どちらもとても好きですが、あえてどちらかと言えば・・・ わたしは蝉の句の方です。
なにか人生を重ね合わせておられるような、、懸命に生きる姿、潔いような、それでいてちょっと憐れを誘われるような・・・
おばあちゃんがお元気な時にお会いして、色々お話ししてみたかったです。
S藤さんにはいつでもいいからおいでって言われていたのですが、行けず仕舞いになってしまいました。
娘が買ってきました。 街でみて前から気になっていたそう。
浜のミサンガ 「環」 色合いがとっても素敵です。
娘はかわいいから携帯に付けようかとか、バックに付けようかとか色々言ってました。
気にいった上に、少しは自分も役にたてたという気がして嬉しいようです。
中央の茶色っぽいところは漁網でできています。
これは普通のミサンガではなく、『三陸に仕事をプロジェクト』 の作品(商品)です。
ミサンガの販売代金(1100円) のうち諸経費を引いた金額が、作った方の賃金になるそう。
三陸に仕事を!プロジェクト 宮城CM120秒ver
是非、応援してください。
二転三転の京都五山送り火の薪問題。
またセシウムのせい。。。
わたしもまさかの結果にショックです。 今朝、息子と 「陸前高田の松の木から放射線物質が出るなんてありえないでしょ。 宮城よりもっと遠いんだよ福島から。」 なんて言ってたところでした。
そして一旦中止と決めた京都の関係者に対し、なんだろね! とちょっと怒ってたりして。
そしたら今日になりセシウムが検出されたといことで使用断念という結末。
なんか胸が痛いです。 風評絡みの二転三転。
またそれとは別に放射線物質の拡散の実態、わたしが思っていた以上の結果にショックです。
これから次々悪い発表がないことを願いたい。
地震被害から復興したって、立て続けのように放射能でまた打ちのめされ続けないよう。
頑張ろうにも・・・
風評被害に負けないで!被災地の薪が京都に届く
ホントにいいのかな?
放射性物質で汚れた土に、更に上から土をかぶせて閉じ込めてしまうのって。
わたしが疑問に思ったのが下の記事です。 ある女性週刊誌に掲載されたもの。
衣類は洗濯すれば除去できるのは、そうとして。
この辺 『家庭の庭の土の汚染についても気になるところだが、地表1cmの放射線量は、厚さ2cmの土をかぶせるだけで68%、10㎝かぶせれば93%下げることができたという。』
更に、 『放射線量を下げるために大事になるのは、かぶせる土の密度です。・・・ 』 と続く。
そうなんだ! と思って心配な人は、どんどん上から土を盛りそう。
でも、どうなんでしょう。 わたしは詳しくないのでよく分らないのですが、分からないながらも疑問です。
上にかぶせたって下の放射性物質はいつまでも残るんじゃないでしょうか、その場所に。
なにか根本的対策とはかけ離れている気がしてなりません。 ≪臭い物に蓋!≫ みたいな。
やっぱり取り除いてどこか(どういう所がいいのかは、ちょっと分からないけど) に捨てないと(置く?) 本当の除染にはならないんじゃないかな と。
正しい情報ならいいのだけれど、もしそうじゃなかったらどうなんだろ。 みんなで “土かぶせ” が始まったりして・・
放射線物質で汚染された土に、層厚く土をかぶせればかぶせるほど、放射線量が下がるのは実験データから確かということは分かりました。 が!
問題にしたかったのは、その方法。 勉強不足のわたしの ?? でした。
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衣服や土壌、野菜に付着した放射性物質についての対策法は――日本放射線安全管理学会の代表を務める名古屋大学名誉教授の西澤邦秀氏は語る。
「放射性セシウムが付着した原発作業員の靴下を洗濯機で普通に洗濯したところ、1回で75%、3回では85%除去できました。 すすぎの際に大量の水で流されるため、洗濯槽内やすすぎ水から放射線は確認されませんでした」
家庭の庭の土の汚染についても気になるところだが、地表1cmの放射線量は、厚さ2cmの土をかぶせるだけで68%、10㎝かぶせれば93%下げることができたという。
「放射線量を下げるために大事になるのは、かぶせる土の密度です。 ふかふかの柔らかい土では密度が低く隙間があるので、放射線を通しやすくあまり効果がありません。 砂利に細かい砂を混ぜた物であれば、密度が高く詰まっているので、より放射線量を下げることができると思います」 (西澤氏)
女性セブン2011年7月14日号
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仙人宅周辺の放射線量調査の時の写真。