”ETV特選集 命を結ぶ21年目の対話いじめの傷に寄り添う” を視た。
何年も経つのにフラッシュバックするという手紙など紹介されていた。
テレビ見終えて胸がなんとも息苦しい変な感じ。 小刻みに手も震えだす。
もしやと思い血圧計ったら最高血圧184。 やっぱり。
義父のお骨を年明けにうちに持って来る話があった。 それはわたしも納得。
・・・だったが、突然、近日持ってくる(ような)電話が今日夫から入っていた。
その話を聞いてからだ。
わたしはお正月明けということで、こころの整理をし時間をかけて受け入れ体制を整えていたのに、突然そんな変更があるとついていけなくなる。
お骨とはいえ義父の影?プレッシャー大き過ぎ。 夫と合わさって二倍どころか三・四倍くらいに巨大化し、わたしのこころに覆いかぶさってくるようだ。
どうしたらいいかわからなくなる。
こんなことでわたしは、 ”胸が息苦しくなり、 手さえ震え、 最高血圧184” になれるのだ。
ものすごく苦しいよ。
”フラッシュバック” を検索。
どんなに辛い過去の出来事や体験だとしても、ただそれを思い出したり、回想するだけではフラッシュバックとは云わない。
その時の感情 ・ 情動までもが甦ってくる情動反応が、フラッシュバックの本体。
情動反応なので、単なる考え方や理屈、気の持ちようなどで、克服できるものではない。
確かに、気の持ちようで血圧は下がってくれない。 また、、
たとえばだが、頭ごなしの言動や態度に対してひどく過敏 ・ 過剰に反応する人がいる。 もちろん、そうした言動や態度に接して不愉快に感じない人はいないはず。
しかし中には、そうした言動や態度を見せる人に対して、非常な嫌悪感や拒否感、あるいは、普通以上の怒りや反発心を示す人がいる。
しかも、実際に頭ごなしの言動を行なう人に対してだけでなく、なんとなく( 実際はどうか分からないのに )そんな印象を受ける人に対してさえ、一方的に嫌悪感や反発心を抑えられない。
もしかすると、過去に、誰かから、そうした扱いを受けて、ひどく傷ついたり恨んだり、不安やおびえの体験の記憶が、底の奥に隠れているのかもしれない。
それが、「 いま目の前 」にいる人に、オーバーラップされてゆく ・ ・ ・ ・
フラッシュバックからの回復とは 「思い出さなくなること 」 ではない。 ” 他の記憶や思い出” の中に混じり合ってゆくこと。
思い出には、楽しい思い出、うれしい思い出もあれば、つらかった思い出、悲しかった思い出もある。 それらのひとつになってゆくこと。
・ ・ ・ ・ ・ ・ 自分自身を苦しめているフラッシュバックにつながる感情やわだかまりは、自分一人で抱え続けるのではなく、少しずつ少しずつ、一歩ずつ、共に整理してゆくことで、やがて別の形に消化( 昇華 )してゆくものだと、思う。
「思い出さなくなること」 ではなく、「他の記憶や思い出」 の中に混じり合ってゆくこと ..... が回復 。
ガンは命に関わる大問題、でもわたしにとっては こっちも
ずっと ずっと 抱え続けている 大きいメンタルな問題だ。