ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

術後三日目 やっとPC向かえそう

2015-03-16 | 【 乳がん 】

術後三日目になった、まだ痛みはあるものの問題なく過ごせている。

今日は教授回診だった、白い巨塔みたいにぞろぞろ来るのかと思いきや人数的にはびっくりするほどでもなかった。

が、雰囲気はやはりちょっと違う感じ。 いつも気さくな先生たちも心なしかきりっと患者の状況報告なんかしてた。 

さて、わたしの手術。

予定より一時間弱くらい長くかかったらしい、 らしい・・・  自分では分らないからね。

術前説明を受けたように手術されたと思って休んでいたら、ちょっと状況は違っていたらしく。

念のためのセンチネルリンパ節生検だったのが、リンパまで癌がいっているのが分り、急きょ追加でリンパの一部も切除したそう。

先生からはまだ詳しい話は聞いていない。 退院までには聞けるのかな。

楽観はしていなかったが、リンパにも行っていたということがはっきりした以上、再発(いつか)の覚悟も頭のどこかに仕舞っておかなきゃいけないなと思ってる。

これは、悲観や不安や、ん・・・ 暗い気持ち?   

そういうんじゃなくて、

この病気は、充分そういうことがありえる病気なんだから。 

 

昨夜食堂にいたら、不意に声をかけてくる人がいたのでを顔を上げた。 十年以上ぶりにあう知人だった。

自然に、なにゆえ、あなたとわたしはここにいるかの説明になった。

わたしは入院患者だけど、彼女は夫に付き添っているがん患者の家族という立場だった。

確か年齢はわたしと同じだったはず、見つかった時には手術もできない程の悪い状況で、半年くらい病院を出たり入ったりしてるとのこと。

もともとはとっても明るい人、でも、当たり前だけど、ちょっと辛そうな表情が見え隠れ。

当たり前だよね。

コメント (1)

手術の説明を受ける

2015-03-12 | 【 乳がん 】

明日の手術を前に、出頭医から手術の説明を受けた。

乳房温存手術に決定。 (新たなガンが発生する可能性、5%)

19ミリのしこりで、4~6センチくり抜くような手術。(簡単に言うと)

穴になったところには、背中側から脂肪を引っ張ってきて埋めるというもの。

乳房と皮膚を電気メスで剥がして手術するので、その際皮膚が熱傷になることもあるそう。

手術中には、センチネルリンパ節生検も施行。

期待される予後:10年生存率90%と説明された。

もっと詳しい状態と今後の治療については、切除したものを詳しく調べてからはっきりする。

大体5週間ごとの事だった。

明日は朝から絶食になる。

今のうち! とばかりにさっき夫が持ってきてくれた 干し芋 全部食べた! 

今夜胸焼けしないことを祈る。。。  食べてしまったんだから。

 

昨日娘が持ってきてくれた、花

携帯だからうまく撮れなかったけど、実物はとてもきれい!

可愛くて、春らしい花々だ。 

   

コメント

お仲間入りできた♪

2015-03-11 | 【 乳がん 】

積極的に人と関わることが苦手なわたし。

苦手というか関わらなくてもいいとさえ思うことも。

でも、今回は毎日同じ部屋で過ごすわけだし、カーテン締め切って誰ともしゃべらないのもなんだし・・・

同室のみなさんとは、仲良く過ごしてみたいものだと思っていた。

とはいえ、きっかけ・・・

自分から声かけていくのは、ホント苦手。  

昨日は、あいさつ以外話していない。 

さすがに二日目もそうだと、三日目、四日目もそうなりそうで、日増しにきっかけつかめなくなるし・・

人から見たらこんな他愛もなさそうなことが、実はわたしにとっては結構大問題!

 

前から入院しているおふたりが、寝起きから色々話しをしていた。

わたしはまだカーテンを閉めたまま。 

ちょっと緊張しながら カーテンを開けた。

「雪降ってますよ~ 」 と一番年上そうな方が声をかけてくれた。

「あ、ほんとだぁ。」 なんて わたしも。 

この一言が救いの一言になって、何とか病室デビュー成功の二日目となる。

コメント

只今、病室のベットの上から。。入院1日目

2015-03-10 | 【 乳がん 】

只今、病室のベットから。

いよいよ入院の日が来た。

今日はCT検査をするだけで、あとは自由に過ごしていればいい感じ。

さっきCTを終え帰って来たところだ。 PC,もしかしたらダメ!って言われるかと思ったら    

 

さて、という事で入院レポ などを書いてみようと思う。 

手術したら数日は無理だろうけど、その前後は無理しない程度の退屈しない程度のことで。

 

さっきのCT、、、 生まれて初めて造影剤体験!  この前のMRIでも造影剤入れたけど、CTとは薬が違うとのこと。

今回の方が、強烈っていうか、もういやだなって感じ。

まず喉あたりから、熱いというか、首絞められそうっていうか・・・  気持ち、たすけてぇ~~~!

そのうち段々下に向かって、嫌~な熱さが走り向けていく。

検査前にこんなシール?を患部に貼られた。 何やらこの病院だけで使われているシールならしい。

CT検査に、とても活躍するシールとのこと。   初めて体験の連続だ!

      

検査うけながら、いよいよ始まるんだなぁ なんて思ってた。

コメント

主人、癌なんです。

2015-03-09 | 2014年 2015年

肝硬変の知人のお見舞いに行った。

一週間前に 「もう、ダメなんだ」 と言っていた彼とは思えないほど、良くなっていてびっくり。 冗談だっていえるくらい。

 自分でも自覚があるのだろう、吐血で汚れ、捨ててしまった布団のかわりに新しい布団を買って置いてくれと頼みだしたり、布団の下にしくスノコを作ってくれと友人の大工さんに発注したり。 すっかり早々に退院しそうな勢いだ。

それにしても、凄い生命力の持ち主。

 

ひとりで倒れていたのを発見して救急車を呼んでくれた友だちは、わたしが行った日も来ていた。 入院一週間は毎日通ってくれたようだし、最近も一日おきくらいで見舞ってくれているそう。

「来週、ちょっとこれないから」 と。 忙しいんだろうなとわたしは思った。

後で、「主人、二年前食道がんで全適したんです。 それがまた再発してしまって、抗がん剤治療で三日間入院するんです。 三週間おきに三日入院って感じなんです。」 

現在47歳、45歳でがんが見つかったことになる。

彼女は夫も大変な病気を抱えているのに、友人のために毎日のように隣の市まで通ってくれていたのだ。

耳触りのいい『思いやり』のある言葉を、簡単にかけてくる人 ・・・ 

そんなことは何も言わないけれど、当たり前のように自然に行動で示す人・・・

彼女は後者。

素敵な人に会った。

コメント

今年の3・11は病院の中

2015-03-08 | 東日本大震災 from 仙台

また3・11がやってくる。

丸四年になるんだね。 早いんだか遅いんだか、なんかよく分らない気持ちだ

 

2011年 3・11 大地震。。 仙台から

 

2012年 3・11 

地震で全壊した実家が一年後に再建でき、みなさんにお披露目しながらお祝いをした 3・11。

 

2013年 3・11  

こんなこと考えていた。

2011年が暮れる時 

あの震災からもうすぐ一年が経ちそうなんて・・ と

不思議な感じがしたもの  

みんな頑張った   

物凄く頑張った 

頑張らないと  ”今日”  を生きることも出来なかった 

逆に言えば  “今日”  生きていること自体が 

自分じゃ自覚なくても

ホントは相当 頑張っていることなんだと思った

それぞれの 頑張り を続けながら

みんなが  “今”  を生きているんだと思った

「生きている」 

そのことが もうすでに 

 「頑張っている」 証 なんだよって

 

2014年 3・11 

仕事中、お昼寝からまだ目覚めないこどもたちの傍で迎えた三回目の3・11だった。

 

そして、四回目の今年 、乳がんの手術を二日後に控え、病院で迎えることになる。

これから先、入院中の3・11もたぶん忘れられない3・11になるだろう。

 

 

あの大震災後、実家でかっていたコロが亡くなった。

眼の前で家が倒壊していく光景はさぞ恐ろしかったと思う。

繋がれていたし逃げるにも逃げれない状況下、物凄い精神的ストレスを味わったことだろう。

恐らくその影響が大きかったんだと思う。 

      

 

コメント

もしかしたら乳がんはあの辺あたり?

2015-03-07 | 【 乳がん 】

検診を振り返ると。。

 

〈十年近く受けている検診センター〉

2009年 11月    右乳腺嚢胞症   

 (震災前の資料が無くなった為、2011年以前の検査結果が分らない

  確か2007年から石灰化と言われ出した。)

 2012年 12月28日 右石灰化 左乳管拡張疑い 要専門医受診

結果が郵送で届く前に電話が来た。 

総合病院二カ所提示され、どちらかに早めに行って専門医の診察を受けてくださいと言われる。

        

〈総合病院 乳腺外科〉

2013年        受診 マンモ、超音波   経過観察

2013年 8月 1日 マンモ、超音波   経過観察

2014年 7月31日 マンモ、超音波   経過観察  「半年後に再検査します」

2015年 1月29日 マンモ、超音波 石灰化増えたのとモヤモヤした影が見えると言われ、マンモトーム生検を受ける

2015年 2月18日 乳癌と診断される

コメント

生きるということを、Tは、K子は、今どう考えているのだろうと思った

2015-03-06 | 2014年 2015年

明日から休暇に入る。

 

肝硬変の末期で入院している知人がいる。 知人というか、わたしが就職して最初の二年間を一緒に過ごした(担任した)子。 子・・・ というには相当な大人だけど。

入院しているという知らせを受けて、先週の土曜日 お見舞いに行ってきた。

時折襲う痛みが酷そう、顔をゆがめて必死に耐えている感じだった。

幼い時から、そして大人になっても、家庭には恵まれなかったようで、しばらく前から一人暮らししてたって。

でも、友だちには恵まれて、毎日顔出してくれる友人や血を吐いて倒れた時の部屋の掃除をかってでてくれた友人、またもしもの時に動いてくれる友人。

いい友達がいっぱいなんだね。 血のつながりが一番とは限らない、どれだけいい出会いをもてるか、一生もんの出会いができるかが大事ってことを彼から確認させてもらった。

今の状況・・・  誰もがもう退院はできないだろうとわかっている。

本人ももちろんわかっている。 主治医にはこの病状で今まで生きてこれたのが奇跡だとまで言われているくらいだから。

「わたしも入院するから、しばらく来れないと思う」 と言ったものの、なんか毎日気になってて。

    入院中に、、、  

やっぱり入院する前にもう一回、行ってこようかな。 

一緒に過ごしたあの頃の写真を持っていったら、懐かしく見てくれるかな。

 

今年のお正月には、ある女性を訪ねた。

彼女もわたしが若い頃働いていた所で知り合った子。 今は脳腫瘍の影響から話しができなくなり、動かせるのは左手が少し、移動は車いすになってしまった。

関東の障害者施設で暮らしている。 当時の仲間五人でサプライズ訪問だった。 すごくびっくりしてたっけ。

 

生きるということを 考えた。

 

おみやげはこれ。  わたしが作った、ブリザードフラワーのリース

我ながら、可愛くできたな って思っちょります。 

     

コメント

物いりな入院前

2015-03-06 | 【 乳がん 】

入院のための準備を少しづつしている。 しまいっぱなしだったバスタオルなどは洗い直し、ないものは買い・・など。

パジャマや下着はどういうのがいいんだろ?、あると重宝するものあるのかな?  体験談を読ませてもらったり、ネットで調べたりと、随分参考になった。

今までは必要ないので関心もなかったけれど、なるほどなぁ と新鮮な感じ。 身につける人の立場に立った工夫や改良が色々されてるんだなって。

今回、パジャマを二枚新調した、病院の貸し出しパジャマもあるけれど、気分的に自分の好きなもの着てたいと思った。

タオル類も極力、素敵だったり美しかったりの物を選んで用意してる。

小物いれにいいかなと、こんなのも買ってみたり。         百均。

        

 

今日、出費(乳がん関連での)をざっと見てみた。 

医療費、殆ど検査費だけど、それとこれから必要なもの、そして漢方20日分、、 ここひと月で10万円くらいの出費。

ガン保険に入っていたから、お金のことは心配しないで済みそう。 これは精神的に凄く大きいと思う。 

コメント

わたし乳癌の手術するので

2015-03-05 | 【 乳がん 】

「職場に言うのか? どうすんだ?」 と、この前 夫が聞いてきた。

休暇の理由は、実は乳がんの手術の為入院するので、、、これを職場のみんなに言うのかという事だ。

自分としては迷いもなく、そのまま告げるつもりでいた。 ただ、告げる時期や告げ方は考えていたけど。

来週から休み始まるし、みんなに勤務表渡ったしで、海外旅行?なんて聞いてくる人もいたりして。

昨日みんなが目を通す連絡ノートに書いた。

乳癌であること、治療の為しばらく休みを頂くことを。 

ヘタに隠して何となく伝わっていくみたいなのは嫌だし、それで、周りの人にも変な気を遣わせてしまうのも悪いから。 明快にしておきたいって言うか。

(ただ、母だけには言わないことにした。 昨年父を亡くし、ひとり暮らしになった高齢の母に告げるのは・・・  出来ない。 妹もその方がいいと同意見)

何より自分の体験からみんなに言いたかった、

「検診 絶対うけてね!!」って。

わたしの職場は、九割方女性の職場、それも若い子もたくさんいる。 

これから結婚や出産と経験していく人たちが乳がんで悲しい思いするのホント悲しいし。 

きちんと検診を受けていれば、病気になっても早めに対策たてれるんだから。

そのこと伝えたかった、声を大にして。 

「検診 絶対うけてね、みんなぁ!!  絶対、受けてよ!!」

今日は何人もの人に声をかけられたが、やっぱり色んな反応が返ってくるもんだ。 病気の中でもイメージ悪いしね。  そこは仕方ない。

でも、「休むのなんて気にしないでしっかり治療してください」 とか、「三月いっぱい休みになってるけど、四月まででも構わないから、そうなったら連絡ちょうだいね。」 とか、人のやりくりで大変な日も多いのに有り難いなって。 

コメント