先日、ワンピースのお直しを頼んできた。
頑張れば自分でも出来そうな気はしたけれど、億劫?面倒?が先に立ち・・
お直しといえば。。
上海で、これぞ「お直しのプロ!」と言えるおばあちゃんに会った。
四月、中国旅行のツアーに参加。 日本からの出発は、羽田発グループと関空発グループに分かれ、全員合流は上海空港になっていた。
いずれにしろ前泊が必要。 どうせなら上海に前泊しよう!と単独で出発し、みなさんとは上海からご一緒した。
そのほうが時間的にバタバタしないで済むし、半日ゆっくりできるのが良かった。
丁度、外灘近くを散歩していた時のこと、そのお直しのプロ! を発見!!
いきなり近づくのも何なので、はじめは遠巻きに・・ 段々と近づき・・ 仕舞にはすっかり隣にしゃがみこんで・・ 30分以上は見てたと思う。 凄いなぁ。。凄いなぁ。。 なんて思いながら。
いろんな道具があり、いろんな材料があり、そして何より、お直しのプロには技術と知恵が満ち溢れているようだった。
下の写真は三人目のお客さんのくつ修理中。 すり減ったかかとにゴムを張りなおす準備。
ミシンがまた凄かった! こんなの今まで見たことない!
大事に大事に何十年も一緒に仕事してきた まさに相棒だね。
手回し
二人目のお客さんのお直し品は、片方にカギ裂きがある革靴だった。
丁寧に巧みに手間かけながら直していた。 本当に、そこまでするんだ!と驚くばかり。
どんどん近づいて、じ~っと見ていたわたしに、完成した靴を渡してきて、どうだ! とばかりの満面の笑顔。
もちろん、凄い!!です! と感嘆しきりのわたし。
「(お直し代)いくら?」と聞かれたら、にこにこしながら、「5元でいいよ。」って。 安!! あんな手間かけて!
毎日同じ場所で仕事をしているそうで、そのことみんな知ってるから、次々いろんなものを持ってくるみたいだ。
ズボンのファスナー直してもらってたおじさんもいた。 (それまだ穿くんだ・・)とちょっと思ったけど。
お直しおばあちゃんの仕事ぶりには、ホント感動!
大事なことや忘れてしまっていたことなんか、改めて考えたり思い出させてもらった気がした。
こんな旅のひと時が好きだ。