ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

23、ちょっと歴史散策

2009-10-12 | ■韓国・延辺の旅 09/9
特に中高年女性層に熱狂的なファンまで作った、あの韓流ブーム。
乗り遅れというか、当時全然乗る気なしだったわたしは、韓国の歴史や文化について
殆ど知識がなかった。
それが今回の旅を通し、少しだけど知る機会が持てた。

中国に10都市あった租界。  (Wikipedia)租界
韓国の仁川にも租界があったとは知らなかった。 
帰国の朝、夫に誘われ、そんな租界時代の建物などが残る地域を散歩した。

中華街と港のすぐ近く。
石灯籠が並ぶ階段の道。
ここはかつて、日本租界と清国租界を分ける目印だったそうだ。

よく見ると石灯籠の形が違う。
階段を境に向かって右側が日本、そして左側が清だったとのこと。

    


階段のすぐ脇の建物は、左右で形が違っていた。

  左側 清           
   日本 右側  


こんな石造りの洋館も点在。
これは旧日本の銀行の仁川支店。
                        


階段を登り切って振り返ったら・・・
仁川港!
今では東北アジア有数の貿易港にまで発展したそう。

     


駆け足の歴史探索だったけど、貴重な時間になった。 


                                    

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22、韓国の中華街 

2009-10-10 | ■韓国・延辺の旅 09/9
韓国の湾岸都市、仁川。
中華街があるというので、興味深く訪ねた。

      


中華街は赤かった。。
     


ジャージャー麺が有名だという、「共和春」
どんなに美味しいのだろう!? と、思わされるほどの長蛇の列。
せっかくだから食べてみたい気はなくもなかったけど、あの行列に並ぶ気にはなれず・・。

     


ここも、こんなに並んでいた店。
なんだろ? と背伸びしながらのぞいてみたら、パン屋さん? かな。
釜のようなものに生地を入れて焼くパン?
焼き立てを求めて並ぶ列、、 かな。

    


どこ入ったらいいか分からないし、取り立てて入ってみたいお店もないまま、
店構えと店内の賑わい加減で選んだレストラン。

     



『韓国風中華』・・・


麻婆豆腐。
    

白菜としいたけの甘い炒め物。
    

酢豚のようなお料理、これも甘い。  甘すぎる。
    

ジャージャー麺。          ・・・・・・・  
    

このお店は、待っている人が絶えず居る人気店のようだった。
大人からこどもまで客層が広かったところから見ると、所謂ファミレスみたい感じなのかな。
夫はこの店のやり方(経営というか展開の仕方?)を結構評価していた。
あらゆる客層を捉えたメニューや味になるよう、研究されている感じだって。
それ言えるかもしれない。
確かに、いろんな人が来ていて、小さなこどもが美味しそうにジャージャー麺たべたりしてたし。


日本でも中華料理店によっては、こうじゃないでしょ! なんて思う中華が出てくる時はある。
でも、「こうじゃないでしょ!」 っていうのは、わたしの勝手な思いなわけで・・
本場じゃないんから。   『○○○風△△△』 なんだから。

イタリア料理だって、フランス料理だって、イタリア人やフランス人から見たら、ちょっと違いますねと、たぶん言うと思うし。

国によって味覚や嗜好が違って当たりまえ。
誰に食べてもらうかで、やっぱりアレンジが不可欠になってくるんだろうね。
逆に、食べてみて この辺のみなさんはこんな感じの味がお好みなんですねと分かるのも、逆に面白いのかも。
夫などはその辺の興味があって、海外に行った際、あえて日本料理店に入ることがある。

そういえば、四年前 西安に行った時もそうだった。
出てきた天ぷらにびっくり!     
これは、フリッターというものじゃないでしたけ?・・・     なんて。
でも、そんな経験も確かにおもしろい。       

                                     


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21、再び韓国。(五日目)

2009-10-07 | ■韓国・延辺の旅 09/9
再び韓国。
初日はソウルに泊まり、二回目は仁川に泊まった。
空港から距離的には遠いソウルだけど、高速を使えば仁川駅辺りまでだと時間的にはそう大して違わなかった。
余程仁川に泊まる理由がなければ、ソウルまで行っちゃった方が何かと便利な気がした。


ここしばらく 「食べちゃったシリーズ」 みたいになって、ちょっとどうかなとも思うけど、
ここまできたら最後まで! 「食べちゃたシリ-ズ」 で。 

まずは、ソウル編。
宮廷料理(コース)を食べた。
かなり満腹になる、最後の方は食べきれなかったほど。
ざ~~~っと、写真で・・

エビと海苔を揚げたもの

     
     

なべ。
     

たらの干物を甘辛く味付けたもの。

     

緑豆のこんにゃくのようなものと野菜を和えたサラダかな?   甘酸っぱい。

     

緑豆のこんにゃくのようなものと梨。   赤いのを付けて食べる。

     

海鮮鍋のよう。

     

春雨と野菜を炒めたもの。   

     

サラダだと思う。  黄色いマヨネーズみたいなのが、甘い・・

     

漬物みたいなものなど。。

     

ご飯もの。

     

デザートのお菓子。

     


全部の中で一番おいしかったのは、このマッコリ!
これまで飲んだマッコリの中で、最高。
やっぱり本場は違う! を実感。 

      


このお店は、旅行社と何か食事の契約でもしてるのかな。 [古宮(明洞店)]
日本人客がひっきりなし。
サービスも行きとどいていたので、日本人には人気なのかもしれない。


                     
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20、再見! 延吉

2009-10-06 | ■韓国・延辺の旅 09/9
四日間の充実した延辺での毎日だった。
こんないい機会を下さったSさんの御両親に感謝


最後の朝食は・・・
いろんなもの食べてみたくて、こんな感じに。 
どれもおいしかった。
その中でも一番好きだったのは、皿の下の方に見えるスパゲティみたいなお料理。

      


赤米のおかゆ。  わかめと豆腐の味噌汁、日本の味噌汁とちょっと似てた。
そして、豆乳。

   



空港に向かう途中、時間があったので公園に立ち寄ってくれた。
ここは毎週土曜日、お父さんがよく来る公園とのこと。
自然をうまくいかしながら、保護しながら、といった感じかな。
展望台に登る途中、何回もリスを見かけた。
緑と木々がとっても豊か、空気も美味しい。
展望台からは、延吉の街がよく臨めた。 

      


何枚もない人物写真。(展望台)
                


この後、みなさんとお別れし、韓国へとむかった。 
          

                               


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19、食べたぁ! (伝統家庭料理)

2009-10-05 | ■韓国・延辺の旅 09/9
延吉最後の晩餐は、朝鮮族の伝統的な家庭料理を御馳走になった。
町から少し田舎の方に外れたところに、その家庭料理レストランがあった。
オンドルの床は、ほのかに温かい。
Sさん一家はみんな、胡坐をかいて座り、わたしたち日本人は正座をした。
ここにも文化の違いを感じる一コマが。  

         


こちら、スンデ。
豚の腸に、もち米や豚の血などを詰め込んだもの。
Sさんは、おばあちゃんが作ってくれるスンデが一番好きなそう。
豚の血が入っているため、ちょっと独特の風味があった。

        


もち。
おいしかった。  まぶしてあるきな粉のような粉は、何でできていたんだろ。
あっさりした口当たりで、今まで一度も食べたことがない味だった。

        


これは、二回目の桔梗の根。
前の時と味付けは違ったけど。

        


じゃがいもで作った餃子。
中は豚肉や野菜がたっぷりパンパンに入っていて、ひとつ食べただけで結構お腹いっぱいになる。

        


どれもこれも、昔から伝わる伝統的な家庭料理とのこと。
もし家で作るとなると、一日かけて作っても出来て一・二種類だそう。
それほど手間暇がかかる料理というわけだ。

御もてなしというものは、単に高級食材を使えば、最高の御もてなしになるってわけでもなく、
例えば、畑から採ったばかりの新鮮な野菜のシンプルなお料理だって、凄い御もてなしの一品だろうし。


手間暇で思い出すのは、
宮城の郷土料理 「ずんだ餅 (ずんだだんごも)」              
うち(実家)も枝豆の時期にお客さんがあるとずんだ餅を作ってもてなしていた時があった。
鮮やかな黄緑色した甘い餅。
                        

これは材料費にしたら、殆どかかっていないといってもいいくらい。
もち米と豆は自家製だから。
かかるのは何と言っても、労力と時間。
茹でた豆の殻をむき、次に豆一粒一粒の薄皮をむく。  これが、大変!
むき終わったところで、すりつぶし味を調える。
別作業として、餅をついておかないといけないし。
準備から考えれば、とても一日ではできない。

この日いただいたお料理ひとつひとつ見ながら、
たぶんずんだもちと同じなんだろうなぁ と思いながら味わわせてもらった。
「もし家で作るとなると、一日かけて作っても出来て一・二種類」 
この言葉がよくわかった。
最後の晩餐にいただいた数々のお料理は、御両親の誠意が加わって更に美味しくなっていた。


こんなお料理、
どこの国、地域、またそのお宅お宅でもあるんだろうね。
御もてなししたい人に喜んでもらいたいと思いながら、一生懸命作るのが一番の御もてなしかな。

今週末、大連時代の同学・ばんちゃんが九州から北上してくる。 
さてさて、、 困ったことに、
わたしには、、、、  お料理の腕が・・・・  ちょっとばかり足りない・・ 
でも、得意がないわけでもない。
例えば、塩辛とか・・・   イチジクの甘露煮とか・・・ 
ただ、あえて食べなくてもいいようなものばかりと 言えなくもない。 

                                    


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18、食べた。 (延吉)

2009-10-04 | ■韓国・延辺の旅 09/9
さて、
今回の旅の食事で、食べる前から一番緊張感を持ってのぞんだ日が来た。

毎日の食事はSさんご一家が色々考えてくださって、とてもバラエティーに富んでいた。
旅行社のスケジュール表のように、旅の工程とその日の主な食事メニューをSさんが作って、
前もってメールをくれていた。
だから前回載せた羊肉串をいただく予定も知っていた、、 が、、 虫は知らなかったけど。  

長白山から延吉に戻った晩の食事。
この日は、お母さんがおばあさんの病院に行ったので、四人の食事となった。


何でしょう?
赤いから よくわからないかもしれない。
素材のままでも、想像つく人はいないかも。
美味しかった。
なにかというと、桔梗の根っこ。    
後日、市場で見てその白さにちょっとびっくり。    桔梗の根(市場)

        


これは・・・  なんだっけ?   ちょっと忘れた。  お好み焼きのようなものだったかな。

        

イカと野菜のお料理。

      


こんなお釜、実家にあったなぁ。
今日から我が家も新米をいただいている。
やっぱり、宮城の新米は美味しい! 
炊飯器でも美味しいから、お釜だったらもっと美味しいだろうな。

こちらは、お釜でスープ。
白濁した汁は、豚骨ではなく・・

      

 犬。。

      

今回、どれも初めて食べるものばかりなのに、
初めて食べたぁ! と、強烈に残っているのがこれ。  (あと、虫?)
「わたし食べれるかな・・・ 」 と、少し自信あるような ないような・・ だったけど、
折角のご厚意の御馳走なので、
そして、いったいどんな感じなんだろ? という、わたしの好奇心が箸を向けさせた。

「こんな感じ!」 と例えるのが非常に難しい。
豚、牛、鳥に比べたら一番あっさりした味かな・・・
でも後味は、生まれて初めての今まで味わったことがない後味。 
Sさんの大好物。
この日も、イキイキとぱくぱく食べてた。  

わたしは肉を一切れいただいた。
どうもぬぐえない 「犬」 が脳裏から離れないのと、微妙に広がる後味がちょっと苦手だった。
それと、犬肉の脂肪の部分がやっぱり、ちょっと・・・
豪華にたっぷり入った鍋は、大好きだというSさんにお任せした。
犬肉には身体を温める効果があるそう。

        


お国変われば、食文化もそれぞれだ。
生魚を食べる文化についていけない人たちもいるだろうし、黒い海苔を食べることに驚く国民もいるし。
同じ国内でも、あんな臭い納豆食べるなんて信じられない! とか、蜂の幼虫食べるんですか!? とか、地域の食文化の違いもある。

でも、それは文化だし、その地域の歴史というものがある。
だから、そんなもの食べるなんて! などと批判的になったり、異端視するのは間違いだと思っている。

「未知」 の世界は限りなくある。
試して苦手は仕方ない。
でも、試してみる価値は大ありだと思っている。  なんでもそうだけど。

今回、数日居ただけで不思議なことが起きた。
朝起きて、あら・・・ 
顔も身体も、なんか皮膚がすべすべした感じに驚いた。
気のせいかと思ったけど、毎日気のせいもないなと。

例えば桔梗もそう、食材に漢方的成分のものが多かったりしたからじゃないかと想像した。
物凄くひどいアトピーだった娘が、二年半くらい漢方を処方してもらい飲んでいる。
今は嘘のように良くなっている。  
じっくり、ゆっくり時間はかかるけど、身体を変えていく効果がはっきり見てとれた。

中国四千年の歴史。
食も深し!
                          


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17、食べちゃった (琿春)

2009-10-03 | ■韓国・延辺の旅 09/9
三国国境地帯の 琿春 で昼食をいただいた。
町中、三国国境地域だけあって三か国語(中・朝・ロ) の看板だらけ。
Sさんが前もってリサーチしたお店でいただいたものは・・・      ヤンロウチュアン。
何とも懐かしいこの香り!    羊肉串! 
大連に居た時、時々行った学校近くの羊肉串店。   うまかった! 
こちらのお店はちょっと上等で、炭火でこんなふうにして焼く羊肉串。

        

ここは、調味料を付けながら食べる。
人気店は、調味料が美味しい店なんだそう。    肉は柔らかかった。
どちらかと言うとわたしは、あの大外上のヤンロウチュアンの方が、好きかな。 
Sさんは別人のような迫力で、バシバシ食べてた。    とにかく凄い勢い! 
一年分食べて、そしてまた、これからの一年分をお腹に詰め込んでいるみたい。
するとお父さん、「わたしは若い頃、70本食べましたよ。」 って。
羊肉串食い! の親子だった。 

          

「筋肉です。」 と言って出てきたこれ。
味はあんまりしないけど、とんでもなく固い!! 
少しいただいただけでお手上げ。
「もう入歯にするしかないですね。」 と歯医者さんに言われているわたしの奥歯じゃ、噛むの無理。   
ギブアップです。 
これもなんなく噛み切ってムシャミシャ食べてる Sさん父息子。
強靭な歯の持ち主たちだった。  

        



そしてとうとう、その瞬間がこの日に訪れようとは!

これまで、中国で暮らしていた時も、またあちらこちら旅をした中でも お目にかかったことは何回もあった。
でも、自分から食べてみようなんて挑戦心を抱いたことはなかった食材。
冬場の学食に並んだって、 うわぁ・・  と見遣るだけだったし。

しかし・・・

せっかくのSさん一家の御もてなし。
基本的にわたしは、食べ物で好き嫌いはない。
食べてもみないのに嫌い! なんてものもない。 
あえて食べる必要を感じないものは、食べなかったりするけど。
勧めてくださるものを食べもしないで断るのは失礼だと思うから、覚悟した。

それは、これ。 
肉ではなく、その右側の蚕のさなぎ。
前の日、市場でムニムニ動いてたあのシロモノ・・ 。     市場
まさかの不意打ち! 
   
        

「あっ・・・  」 と、心で思いながら見ていたら、
串に刺さされながらも、ピクピク動いているではないですか・・・   新鮮なんだと思うけど。
思わず、わたしはアメリカ人化!? してしまった。
両手をあげて、ウワォ! 
 
「たまごみたいなものですから 食べてみて。」 と、お父さん。
これもこの親子、何匹も次々食べてるし・・・
でも、お母さんは一回も食べたことないんだって、実は。  「こわい。」 そう。

「たまごですか・・・ 」 
どうぞと勧められたものを、自分でもう少し焼きなおしてから食べた。
たまごと言えば、そうかなぁ。
大した癖もなく虫と思わなければ、どうってことないかも。
ただ、外側のカラ? が少しカラカラしていて口に残るので それは出した。
お父さんもそうしてたし。
でもSさんは、殻ごと食べてたけど。

わたしの虫は焼き過ぎたのか、中身がしまって半分くらいになっていた。
生だとクリーミィで、半熟でもちょっとトロッとする感じらしい。
食べず嫌いじゃありません! と豪語しかけたけど、生はちょっと・・   断りたい。 
一串は三匹。
何とか三匹は、いただけた。 
今後、自分から注文する機会はないだろうと思う。

        

    
                                


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16、食べたぁ! (二道白河)

2009-10-02 | ■韓国・延辺の旅 09/9
この写真の冷麺だけは延吉到着後に初めて食べた昼食。    冷麺

         



ここから、二道白川
宿泊ホテル隣のレストランでいただいた。
食べきれないほど鱈腹いただいたけど、写真がある分だけ紹介。 (どれも料理名分からない。 )

豚肉料理。
平たく伸ばしたまま揚げて、甘辛く味付けた感じ。 

         

これはぁ、、  普通の中華料理だったかな。

           

初めて見た! 食べた! 一品。
卵を物凄く泡だてて、中に餡を入れ油に落として揚げるというか。
一口食べると ふわっとしていて、実に不思議な食感。
どっさり砂糖がかけてある。
女性が好むデザートのようなものだって。

           



                              



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15、国境の地へ 2(図們)4日目

2009-10-01 | ■韓国・延辺の旅 09/9
琿春から引き返しながら 図們 へ。
図們は、北朝鮮の南陽市と向かい合う軍事・交通の要衝。
延辺各地と長春・瀋陽・北京・牡丹江等に通じる鉄道は図們が始発。
北朝鮮と交易する最大の税関があるところ。

  

北朝鮮への行き来は、この橋で。
橋の右の赤い部分は中国で、青い方が北朝鮮。
街灯は中国領だけについていた。

   
   

境目。。

   

おいおい!  出てますぜ! 

   

中国側の見張りみたいな人はすぐ近くに居ても、特に注意する風もなし。

だからといって、不法入国、勇気の一歩!(?)   いやいや、無理して勇気出すことないから。
この前捕まったアメリカ人みたいに なりたくないし。 

『 無駄な勇気だめしの日本人中年女性、不法入国で拘束! 』・・・
こんなニュースが祖国に流れては、カッコ悪すぎ。 
それに、国家間の問題になってしまっては一大事だしね。



橋の上から見た 北朝鮮。

   

中国側の税関。  上は展望台になっている。   見晴らしがとてもいい。

   
   

こちらは中国側。
   

おみやげコーナー

   

江畔を後に走る走る走る!
途中車を止めたところは、バラ線の向こうに北朝鮮。
両国を隔てる川が凍れば、まるで陸続きのようになる。
脱北者も・・・ 。
中国に住む親せき頼って脱北してくる北朝鮮人も結構いるらしい。
かくまってばれると相当高額の罰金があるそう。
でも、親せきに何とかしてほしいとお願いされては無下に断ることもできず・・・
どちらをとってもリスクは大きい。 

   

   

写真向かって右側に、駅が見える。
貨物列車のような電車には、数人の人がげが・・ 。


                
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14、国境の地へ 1(琿春)4日目

2009-09-30 | ■韓国・延辺の旅 09/9
国境の地へ向かった。
まずは、ロシア・北朝鮮・中国が隣接している三国国境地帯の 琿春 へ。
そして帰り足で、北朝鮮が目と鼻の先に見える 図們 に行った。
   
のどかな雰囲気ただよう農村の道を走る。
向こうに見えるのは、北朝鮮の山並み。
Sさんのお父さんの話では、燃料にするため山の木をみんな切ってしまったので禿山になっているとのこと。
ちょっと見た感じ綺麗な山の風景だけど、先のこと考えたら正しくない政策?だったんじゃないかな。
雨で表土が流され続けたら作物だって育てられなくなるだろうに、、と思ったり。
でも、それだけ窮を瀕してたってことなんだろうか。
それにしても賢明じゃないな。

    

中国は、左ハンドル。
久し振りに運転するSさんの指導教官は、お父さん。 

     

ちょっと休憩。
マクワウリを売っていた。   量り売り。
お母さんが買ってくれ、みんなにむいてくれた。
子どもの時に食べたような、なんだか懐かしい味がした。

 

ナイフはお父さんが新疆ウイグルで買ったものだとか。
お父さんは旅行が好きで、国内はもとより中国人では珍しいくらい外国も旅している方。
次回はアメリカに行ってみたいと言っていた。
                                

川を境に、中国と北朝鮮が分かれる。

         

こちら北朝鮮。
         

左側がロシアになってきた。

        

手を伸ばせば、、、 おう! ロシア!  (国境の柵)
なんか不思議だった。  ナタリーやナスジャの国がすぐそこなんだって思うと。

          

中国のトイレから、ロシア撮ってみました!  

    


いよいよ到着。
琿春市敬信郷防川から中露朝国境地帯を望む風景が広がる。

左の沼はハサン湖で、ロシア領。
その傍の白い小さな建物あたりまでが中国。
そして、川(豆満江)対岸が北朝鮮になる。
ロシア側、橋のたもとはボドゴルナヤという地名だそう。
天気が良ければ、展望台から日本海が見えるらしい。
この日は曇っていたので、残念ながらはっきり見ることはできなかった。

    
           

展望台から、ロシアを望む。 

           

建物や雰囲気が、ちょっと違う。
いくらアジアに隣接していても、やっぱりヨーロッパって感じ。

    
    

この日もたくさんの見物人が来ていた。
主に中国人、時々韓国語が聞こえていたので韓国人か朝鮮族の人か。
その他の国の人は、わたしは見つけられなかったけど、来てたのかな・・

    


       遠いようで、近くて・・・
        近いようで、遠くて・・・

       まあ、とにかく地球だってことだ。    意味不明?   かな。


                                 



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