ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

七夕

2007-07-06 | ● “ わたし ”
「明日、 天の川 みれるかなぁ・・ 」

こんなこと話しながら、職場のみんなとお昼を食べていた。
梅雨時だから仕方ないといえばそうだけれど、残念ながら曇っていて見れないことの方が多い。 

仙台七夕は、来月の6日から8日。
だからまだ 七夕ムードいっぱいというところまではいかないみたい。
賑やかな七夕祭りは、仙台の代表的な夏の風物詩・・ 
でもわたしはどちらかというと、ひっそりとした七月のたなばたの方が なんか好き。


        


七月七日の 七夕の夜、、、
天の川を隔てて輝く彦星(アルタイル)と 織姫(べガ)が  一年に1度だけ逢うことを許された夜 .....
なんともロマンチックな、そしてちょっと悲哀に満ちたお話し。

このお話は中国で生まれて、日本に語り伝えられた伝説だそうだ。
中国に七夕なんてないのかなと思っていたから、これはちょっと驚き。


子どものころは毎年のように七夕飾りを飾ったものだ。
笹竹をもらってズルズル家まで引っ張ってくることから始まる。
今のように出来合いの奇麗な飾りなんてなかったし、あったとしても全部手作りだった。
包装紙や折り紙、お花紙などでいろいろ工夫して作ったりね。


                      


そういえば鯉のぼりやクリスマスツリーなんかも自分流で・・。
決して豪華でもないし、見るからに立派!  そんなものではなかったけれど、
何作ろうかな!?   こんなふうにしようかな! なんて 考えたりすることから楽しかった気がする。

そして出来上がった時には、世界一最高  なんて思ったりする。 




今日は、七月六日。   七夕の一日前。
ちょうど五年前の今日は、はじめて神経科のクリニックへ行った日だった。

どんなことを聞かれるんだろう・・・
うまく話しできるかな・・・
そんなこと頭の中でいろいろ考えながら病院に向かった事を思い出す。

あの時は 「明日は七夕」 なんてこと、考えも及ばなかった。
とにかく季節感も感情の起伏もあんまりなくなっていたから。
「うつ病ですね。」 とドクターに言われた時は凄くほっとしたもの。
「よかった、わたし病気だったんだ。」 って。

あれから 丸五年。
“普通” に暮らせることのしあわせ を感じる。
なんの病気でもそうだと思うけれど、病気になると “何気ない普通の生活”  が どれ程 最高に幸せかということが見えてくるものだ。



う~ん ....
ここ近年は 普通の域を超える しあわせ 
はい、おかげ様です。  

        








     写真 : またまた無断借用    暗黙の了解ってことでね! 


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