本日は昼食で職場の近所の量販店へ外出。ゲームコーナーは普通の感じでした。
その足で大型書店へ。数学雑誌の2月号が出ていたので購入と。巨大行列の扱いで、そう、構造計算などで需要があるので1960年代などは計算機科学の重要テーマでした。
というのも、それまでは手回し計算機等でしたから、元から巨大行列はあきらめていて、速度効率の良い方法が主流だったと思います。しかし、構造計算では格子点の隣の点としか接続していないので、その行列には著しい特徴があって、対角線付近にデータが集中しています。これを効率の良い方法で解こうとすると、データが2次元に分散してしまって、メモリが足りなくなります。そこで、速度もメモリ効率も追求しないといけなくなりました。今はネットワークやAI関連で巨大な需要があるはずです。
科学系の新書で時間の流れを扱った新刊が有るので見てみました。うーむ、しばしばあるのですが、数ページ読んだところでいわゆる地雷臭がしたので、それ以降は飛びし読みしました。良かった点は、時間が逆転しない理由は単一では無く、小から大までいろいろあることが強調されていたこと。物理学の話題の例示が多かったのも良い点と思います。
しかし、私の意見では、ここはシュレーディンガーの猫と多世界仮説の所を何とかして突破しないといけないと思います。それらしき話題はあることはあるのですけど、何の仮説の説明も無いので、やや喰い足りない感じ。
もう一つは、現在話題のはずの重力理論と情報量(エントロピー)の関係の説明は是非とも必要と思います。こちらもあることはあるのですが、どうにも核心に入って行かない。
具体的には、メモリは3次元に積むことが出来ますが、なぜかこの世ではブラックホールの表面積(もちろん2次元)と情報量が比例するのです。つまり、極微小領域に情報が集まった途端に極小ブラックホールが形成されてしまう、ということ。ここは大切と思うのですが、あまりすっきりした解説は見たことが無いし、本書も同様でした。
なので、書名は言いません。
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