まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3398. 無限精度分数、続き^4

2021年05月09日 | 日記

 米国ではPDP-11クラス(80286と似ている)のミニコンが、1980年頃には企業や大学にゴロゴロ転がっていた、と表現できるほど普及していたそうです。我が国は、ソロバンから電卓に置き換わろうとしていた時期です。
 しかし、大型機にしてもミニコンにしても、商売相手は企業や教育機関で、個人用途には関心が無かったようです。

 ですから、インテル8080やモトローラ6800の出現は画期的なことで、我が国の有志が飛びつきましたが、米国の個人ユーザーも同様だったみたいです。多分、それまでは中古のPDP-11等を手に入れ、純正OS等は目の飛び出すほどの価格と思いますから、UNIXのような無料ライセンスのあるソフトで動かしていたみたいです。そこに登場したのが、ICチップだと数千円で買える8080でした(現在でもこの規模のCPUには用途があって、多分初めての方には腰が抜けるほどの低価格で売られています)。
 ミニコンは機械制御にも使われていましたから、8080等はもちろん組み込み用途に浸透していったと思います。しかし、個人ユーザーはこれをまともに電子計算機として使おうとしました。でも、UNIXを動作させるほどの計算能力はありませんでした。
 こちらも純正のソフト開発系は普通にありましたが、当然、個人が買えるようなものではありません。

 そこで生まれたのがtiny BASICと呼ばれる、一応、高級計算機言語です。2KB(キロバイト)ほどのインタプリタで、大型機やミニコンのFORTRANみたいな文法で、数値は16bit符号付き整数のみでしたが、かろうじて配列が使えたので、ごく簡単なコンピュータゲームが組めました。
 ちなみに、その頃のミニコンでも2KBクラスの超小型のFORTRANコンパイラはあって、しかし、動作させてみるとあまりの低速動作にかえって驚いたものです(ちなみに外部記憶は紙テープで、コンパイルとリンクのために何度か付け替える必要があった)。いかに8080が優れたCPUであるのかを思い知らされました。

 その後、CPUの開発ラッシュが起こって、Apple IIや任天堂ファミコンで普及した6502などがそれこそ雨後の竹の子みたいに出てきました。が、ほとんどは今は消えてしまって、8080の後続と言えるかも知れないx86/x64と、6502の後続のARMなどは生き残っています。

 tiny BASICの考え方は、おそらくMicrosoft BASICと繋がっています。PC-8001やApple IIやオリジナルIBM-PCに搭載されました。当時のマイコンの世界標準でした。当時でもいろいろ言われていましたが、個人用としては驚くほど大規模なプログラムが安定して動作するのが特徴と思います。特に、科学技術計算用の初等関数と、事務計算で必要な文字列処理がしっかりしていたのが受けた点と思います。

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3397. あずさの中の人の誕生日

2021年05月09日 | 日記

 昨日、5月8日は765仮想アイドルの一人、三浦あずさの声優、たかはし智秋さんの誕生日です。いつものようにPS4のアイマスゲーム、ステラステージの新着PV欄で有志がお祝いのPVを上げていました。

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