まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3396. 無限精度分数、続き^3

2021年05月08日 | 日記

 日本語ワープロにどれだけの道具立てが必要かというと、まず漢字フォントが必要で、次に少なくとも文節変換用の漢字辞書が必要です。ディスプレイは横40文字程度は表示して欲しいですから、一文字16ドットだと画面は少なくとも640ドットとなり、しかしこれでは横が繋がってしまうので、720ドット程度は欲しいです。

 DOS/Vが出るまでは業務用パソコンと家庭用パソコンは微妙に別ジャンルの装置で、業務用だと高価な専用ディスプレイが使用できますから、というかアナログテレビなんか話になりません。ですから、日立、富士通、IBMなどからは(NECも)大型機に接続可能なでかいMS-DOSパソコンが売り出されていて、大抵は専用日本語ワープロソフトが用意されていて。
 私が知っているのは日立2020とIBM5550と富士通の大型機端末です。これらはMS-DOS(PC-DOS)が動作して、CPUは80286クラスでした。つまり世界標準のIBM-PC/ATと同等の装置を日本の電算機メーカーもひっそりと作っていた、ということです。
 日本語ワープロ等で鍛えられたためか、たとえばシャープは素敵なポータブルのIBM-PC/AT互換機を作っていたみたいですが、当然、日本語表示は無理で日本ではまったく無名だったと思います。

 漢字フォントは初期にはドット模様そのものが入っていて、PC-9801等はROMとして内蔵されていました。必要容量は16×16ドットだと、JIS第一水準漢字が約3000文字ですから、96KB(キロバイト)程度です。今から考えると、意外に少量だと思います。実は、文節変換程度に抑えると日本語辞書も同程度に抑えられます。
 ちなみに現在はいわゆるアウトラインフォントが普通と思います。日本語辞書は私はジャストシステム社のATOKを使っていて、このようなAI予測変換は大規模な辞書と変換ソフトと思います。

 もう少しで核心に近づくはずです。

コメント
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