まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

2819. デシベル

2019年09月22日 | 日記

 dB(デシベル)という単位を聞いた方は多いと思います。もちろん私も電子工作をしますから、知っていますし使いますけど、理解は大雑把でした。
 元々は音の強さの単位みたいです。人間の耳は音の強さの変化を足し算では無く掛け算で感じる(とされている)のでグラフにすると縦が対数目盛になります。いわゆる常用対数では10倍を1、100倍を2、1000倍を3と数える(1倍、つまり等倍は0)のですが、これだと2倍がlog102 ≒ 0.3010となって計測値をメモする場合にいちいち小数点を打たないといけなくなります。
 そこで、10分の1を単位にしたのがデシベル、dBです。これだと10倍が10、100倍が20、2倍は約3になって、整数を書くだけでおおざっぱな値が分かります。ちなみに私の感覚だと、2倍はまずまずの音量の差で、音量の可聴域は120dBだそうですから、アンプの音量調節などに便利。高級機で無いとdB表示は無いと思いますが。

 昔はテープレコーダの録音時にdB表示のアナログメータを使いました。簡易なテープレコーダにもそれにふさわしい簡便なdB表示のアナログメータが付いていたと思います。録音時の音量が大きすぎると飽和して音が潰れますし、小さすぎるとノイズが目立ちます。
 その後、LEDの棒表示になりました。今では周波数ごとに縦棒表示した、グラフィックイコライザみたいな表現がポピュラーと思います。縦の方はdBで表示されるのが普通でしょう。

 この(多分)元々のdB表示があまりに便利なので、次々に応用されていったようです。上記のdBは電力(W)に相当します。しかし、電圧の場合は、2倍の電圧を抵抗に加えると電流も2倍なので電力は4倍、つまり自乗の関係となります。そのため、電圧では20dBが10倍で、電力系よりもこちらの方がよく知られていると思います。
 dBは元々が倍率なので、どこかに基準があって、その倍数で表現されます。AV端子の電圧にも0dBがありますし、他にもいっぱいあるみたいです。
 たとえばヘッドホンの感度にdB表示があって、その筋のマニアは購入の際にしっかり考慮します。

コメント
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