PS4のアイドルマスターの最新ゲーム、プラチナスターズ。ステージシーンはPS4で一新しました。新曲の調子が良く、Pの評判はまずまず。
しかし、極上にはなりませんでした。もともとアイマス2系のポリゴンは非常に複雑な動きをするので、たとえばスマホのスターライトステージに比べて、かなりハードルが高いです。ですから、よくやっていると言えます。さらに注文を付けるのはかなり酷とは思いますが、今後のことがありますのであえて記述します。
単に踊っているだけでは無いのです。
まず単体では髪の毛の動き。衣装やアクセサリは貫通してしまうものの、ボディとはしっかり当たり判定があって、うまく揺れます。
ただ、この動きが逆に面倒なので、髪はまとめて、透いた感じを出すために半透明になりました。そのため、ところてんみたいだ、との感想が出て来るわけ。気づくとかなり気になります。
身長差のあるキャラ同士が手を組んだりします。単にモーションキャプチャを再現しているだけでは無いです。誤差の許容範囲はおそらく2~3mmで、非常に厳しい。ここはうまく行っているように見えます。
おばさんの踊りに見えるというゲーマーからの指摘があって、私の意見では胸の表現が原因と思います。
現状の説明をしますと、夏に中年~高齢の、女子力をあきらめてしまった女性が、ろくに下着も考えずに薄めのワンピースで近所を闊歩している感じに見えます。
おそらく、モデルさんに直接レオタードでも着せてサンプリングしたのだと思います。
人体の水平断面は楕円形ですから、衣装が無ければ左右の乳房は外側に向かいます。だからやせていても太っていても、谷間はすかすかになる。
乳房というのはかなり可変性があって、アイドルの舞台衣装ではダンス中に暴れないようにかなり締め付けると思います。その結果、胸が豊かな人は谷間がくっついて埋まってしまいます。これがプラチナスターズでは再現されていない。
その結果、多分ですけど衣装のデザイナが困ったと思います。クレバー系は隠れるのでまだしも、コズミックとキュート系では胸元が非常にだらしなく見える。露出度の高いクール系では、通常はあり得ない絵が出てきます。ただし、私の個人的意見ですので、修正するのなら慎重にお願いします。
顔が若く見えるのは、シャイニーフェスタの表紙絵を再現したからです。なぜか、あの絵はアイマス2系なのに初代の年齢、つまり一歳若く見える。プラチナスターズでは表紙の田宮絵はしっかりアイマス2しているので凛々しく見えます。だから中身が違って見えます。
正直言って、ロリ絵は困ります。非常に動かしにくい。大人の女性だっらこうしてくれそう、というのが無理に見えてしまうからです。
ゲーム機のアイマスゲームは、主流系はダウンロードコンテンツ(DLC)で荒稼ぎするのが普通でした。私のレベルでも、本体の優に10倍はする金額を払っていることになります。
アイマスのDLCは無くてもゲーム進行には関係ありません。主にステージフォーユー(S4U)と呼ばれるステージシーンを組み立てる場合に使います。そして、オンラインの新着PVでお互いに見せっこします。
だから、途中でアイマスに飽きた人には関係ありません。愛好家が自分のPVを組み立てるために買っているだけです。それでも、大した商売になっていたと思います。
しかし、前作OFAではDLCの売り上げを2に比べて半減させてしまいました。S4Uはほとんど変わりませんでしたから、単にゲームがつまらなくなったためです。
で今回。プラチナスターズはゲームを面白くする努力では無く、あろうことかコンプガチャを導入しました。今は普通のガチャに戻しています。
想像するに、課金部分は坂上Pよりずっと上からの指示と思います。なんとかしろと。当然の指示と思います。
ちなみに、プラチナスターズのDLCの売り上げの減少速度はOFAよりひどいと思います。ま、普通に失敗でしょう。ゲームがさらにつまらなくなったので、当然の結果と思います。次がDLC03ですけど、売り上げが伸びる要素はどこにもありません。
とまあ、プラチナスターズは壊滅的な結果なので、今後もことある毎に非難しますけど、まあそれはさておき、今度からはどうしたら良いのかをなるべく建設的に考えてみます。和ゲーが復興基調なので、このままではアイドルマスターがあまりに惨めです。
まずは、しっかりできるゲームプロデューサーを選ぶことでしょう。面白いゲームだと、ファンが自然にやってきます。この当然のことを最初に考えること。自分に経験が無くても、部下の言うことをしっかり聴いて、疑義のある場合は現場の見学など徹底的に調査すること。
とはいっても、アニメ・シンデレラガールズの監督はこの点は優れていたのですけど、それでも後半は息切れしました。贅沢ですけど、さらに知識と創作力が必要です。
知識は演劇界に関すること。アイドルのような演者だけで無く、その周囲。現場のスタッフの動き、ライター、マネージャ、観客層、特に谷町と呼ばれる資金のあるひいき組の活動。その演劇がなぜ時代を超えて続いているかの自分なりの考察。
そして、彼らの活動をゲームに仕立てるのが創作力。今の開発プロデューサーはパクリと創作の区別が絶望的にできていません。だから、個々の要素が現実と対応しない。説明を求めても、シャイニーフェスタではこうだった、アイマス2ではこうだった。挙げ句の果てに他社の関係の無いゲームで説明。と、容易に想像できます。それ、勉強では無く、パクリって言うのですよ。