このブログを読んでいる人で、この表題から何かを想起する人はそんなに多くないと思います。実は、キリスト教圏では当然、あることを思い出さないといけません。ええ、またやらかしてしまいました。少し反省。
まずは、PVの説明から。やよいの中の人である仁後さんの生誕祭。ちょっと忙しかったので、取り置きの作品を掲載しました。といっても、楽曲は「エージェント夜を往く」ですから、数日前に作ったもの。やよいがメインはいいのですが、衣装が「ビジターフロムスペース」という、金色に輝くスターリー系の超ど派手なもの。お芝居に見えるように、アクセサリは派手目にして、不真面目でないことを表すために演技は精緻に作ったつもりなのですが、ベテランPが見ても一瞬、ふざけているように見えたようです。でもって、反応してしまったPがおられたようです。もちろん、効果は狙っていたのですが、当たりすぎたようです。ここが反省点。反応したやよいPには申し訳ないです。
例によって、作ったときはそんなに意識しませんでした。いつも通り、霊感を利用してえいやっと。でもって、後から理由付けです。
連想としては、「エージェント夜を往く」→ 映画007「ゴールドフィンガー」→ 金色の女性です。これには下敷きとなる話があって、それが表題のミダス王です。
映画では、冒頭の主題歌の冒頭のところでミダス王の名前が挙がっていて、それで観客にミダス王の話を想起する仕掛けがあります。そして、この映画は007を代表する大ヒット作品になりました。しかし、多分、大多数の日本人には意味が分からなかったでしょう。そう、私も当時はさっぱりでしたから、主題歌のメロディーと歌い方が気に入っただけでした。
ミダス王の話は、手にするものをすべて黄金に変えてしまう願いがかなったものの、水も飲めなくなり、その愚かな願いを呪ったという話。外伝で、実の娘を金の彫像に変えてしまったというのがあります。
もうおわかりでしょう。実にわかりやすいたとえ話です。強欲は周囲に迷惑をかけるだけでなく、家族をも不幸にしてしまう、ということ。ですから、キリスト教圏では好んで題材にされます。直近ではアルフという家族向けドラマでこのネタが採用されたことがあります。もちろん、映画「ゴールドフィンガー」もその一つ。ただし、金色になってベッドに横たわっていたのは、女の子と言うよりは絶世の美女でしたけど。
わびさびが重宝される日本では、金色は俗物的な感じの負の方向の連想を引き起こします。私のPVが、そんな感じがしたのかも。
このあたりは、本来は注意が必要なのでしょうけど、言い出すときりがありません。
たとえば、これから採用機会が多くなると思われるサンタ衣装「ホーリーナイトギフター」。あの赤い服を着たサンタクロースは、容易に想像できると思いますが、敬虔なキリスト教徒には受けが悪い。布教に多少は役立つから、商売上ならまあいいか、という許容範囲のはずです。そして、実は政治的・文化的色合いが濃いものでもあります。カナダで見たのですが、その横に風采の上がらない格好の「本物のサンタクロースの話」みたいな感じの絵本が置いてありましたから、やる方も分かっているようです。日本ではどうでしょうかね。
さらに危険なアイテムは、私から見ると「天使の羽」です。私はキューピッドと白鳥の羽根として採用したことがありますが、普段は使いません。可愛いからと思って、安易に着けると、時に激しい反応を引き起こすことがあります。この関連で、輸出時に修正を余儀なくされたゲームが存在します。
かといって、無難にやっていれば良いかというと、どうですかね。このあたりは、知識を豊富にするのはもちろんですが、結局は試行錯誤を繰り返すしかないと思っています。
まずは、PVの説明から。やよいの中の人である仁後さんの生誕祭。ちょっと忙しかったので、取り置きの作品を掲載しました。といっても、楽曲は「エージェント夜を往く」ですから、数日前に作ったもの。やよいがメインはいいのですが、衣装が「ビジターフロムスペース」という、金色に輝くスターリー系の超ど派手なもの。お芝居に見えるように、アクセサリは派手目にして、不真面目でないことを表すために演技は精緻に作ったつもりなのですが、ベテランPが見ても一瞬、ふざけているように見えたようです。でもって、反応してしまったPがおられたようです。もちろん、効果は狙っていたのですが、当たりすぎたようです。ここが反省点。反応したやよいPには申し訳ないです。
例によって、作ったときはそんなに意識しませんでした。いつも通り、霊感を利用してえいやっと。でもって、後から理由付けです。
連想としては、「エージェント夜を往く」→ 映画007「ゴールドフィンガー」→ 金色の女性です。これには下敷きとなる話があって、それが表題のミダス王です。
映画では、冒頭の主題歌の冒頭のところでミダス王の名前が挙がっていて、それで観客にミダス王の話を想起する仕掛けがあります。そして、この映画は007を代表する大ヒット作品になりました。しかし、多分、大多数の日本人には意味が分からなかったでしょう。そう、私も当時はさっぱりでしたから、主題歌のメロディーと歌い方が気に入っただけでした。
ミダス王の話は、手にするものをすべて黄金に変えてしまう願いがかなったものの、水も飲めなくなり、その愚かな願いを呪ったという話。外伝で、実の娘を金の彫像に変えてしまったというのがあります。
もうおわかりでしょう。実にわかりやすいたとえ話です。強欲は周囲に迷惑をかけるだけでなく、家族をも不幸にしてしまう、ということ。ですから、キリスト教圏では好んで題材にされます。直近ではアルフという家族向けドラマでこのネタが採用されたことがあります。もちろん、映画「ゴールドフィンガー」もその一つ。ただし、金色になってベッドに横たわっていたのは、女の子と言うよりは絶世の美女でしたけど。
わびさびが重宝される日本では、金色は俗物的な感じの負の方向の連想を引き起こします。私のPVが、そんな感じがしたのかも。
このあたりは、本来は注意が必要なのでしょうけど、言い出すときりがありません。
たとえば、これから採用機会が多くなると思われるサンタ衣装「ホーリーナイトギフター」。あの赤い服を着たサンタクロースは、容易に想像できると思いますが、敬虔なキリスト教徒には受けが悪い。布教に多少は役立つから、商売上ならまあいいか、という許容範囲のはずです。そして、実は政治的・文化的色合いが濃いものでもあります。カナダで見たのですが、その横に風采の上がらない格好の「本物のサンタクロースの話」みたいな感じの絵本が置いてありましたから、やる方も分かっているようです。日本ではどうでしょうかね。
さらに危険なアイテムは、私から見ると「天使の羽」です。私はキューピッドと白鳥の羽根として採用したことがありますが、普段は使いません。可愛いからと思って、安易に着けると、時に激しい反応を引き起こすことがあります。この関連で、輸出時に修正を余儀なくされたゲームが存在します。
かといって、無難にやっていれば良いかというと、どうですかね。このあたりは、知識を豊富にするのはもちろんですが、結局は試行錯誤を繰り返すしかないと思っています。