旅行2日目の2月25日、ジェノバ市内観光を終えてクルーズ船「MSCメラベニア」に乗船、午後6時にジェノバに別れを告げて、次の寄港地でローマ観光の為にチビタベッキアに向かいました。
薄暮の中、船はジェノバ港を離れた
今回のクルージングツアーに申し込んだ「ヨットクラブ」を紹介します。
キャビン、は船首部分の4フロアーを占める専有エリア内の18Fにあります、室内の広さは約27㎡でバルコニー付き、ツアー中は専任のバトラーと彼のスタッフが室内のメンテナンスからキーピング、諸々の要望に応えてくれます。
室内の飲食物は勿論、エリア内のレストラン、バーでの飲食も旅行代金に含まれていてサインも不要です。
船首部分の14Fから19F(17Fはありません)がヨットクラブの占有エリア、16FがTOP SAIL LOUNGE(バー)、18Fがメインダイニングレストラン、19Fはプール等
船首側にある18Fエレベーターホールを降りてヨットクラブ専用エリアに入ります こちらは16Fのヨットクラブ専用Reception
キャビンに続く廊下
えれべ 私のキャビンです
ドア右手のセンサーにIDカードを読ませてからエリアに入ります、原則TCさんもカードがなければ中に入れません 16Fから18Fへの階段(17はイタリアでは欠番です)
顔認証のIDカード、船内では必ず首から下げるよう言われました 顔認証IDカードができるまで手首につけました キャビン内
エスプレッソマシン付き ミニバー ミネラルウォーター
キャビンに入ると右に洗面台 ・シャワー・トイレがありますがバスタブが無いのが難点 フルーツが毎日補充されました
エレベーターもヨットクラブのリーダーにICカードを読ませるとプライオリティで最優先で昇下降出来た 19Fの専用プール、ジャグジー
19Fはヨットクラブ専用プール、バー、グリルがあったが、一度も利用せず
18Fにあるレストラン 日本語メニューもあります
レストラン内部、揺れがあるためか、椅子は重厚な造りでした 船首部分の上部にあり、眺めは素晴らしい
16Fにあるバー「TOP SAIL LOUNGE」では夜はピアノなどの生演奏が入る
旅行3日目の2月26日午前8時、チビタベッキア港入港、この日は港からバスで2時間かけてローマに向かい観光予定だが、夜間に雪が降った様でキャビンから接岸した岸壁を見ると重機で除雪中。
ローマに雪が降ったのは6年振りとの事、後で聞いたが積雪が10㎝を超えたのは46年振りとか、ローマ市内の学校は27日まで休校となったそうです。
ターミナル周辺は除雪が始まっているが移動するバスなどは見当たらず、とりあえずTSのA氏から予定通り下船の案内がありターミナルに入りました。
間もなく雪の埠頭に接岸です キャビンから下を見ると重機でターミナル周辺を除雪中
キャビンから見た埠頭、下船が始まった
ターミナル
船を下りてターミナルに入るが、ターミナルと外部をつなぐシャトルバスが来ておらず、TCのA氏が関係者に連絡をとったがうまく繋がらないため、最終的に東京本社に判断を仰いだ結果、A氏の判断に任せるとの結論で、最終的にローマ観光用のチャーターバスがシャトルバスのとの中継地に来ている事が判り、徒歩で雪の中をバスまで歩くことに、1時間遅れでローマに向けて出発。
なお、同時に船を下りた日本から来ている他のツアーはTCの判断でローマ行きを諦めて港周辺を観光したそうです。
ローマ市内観光
チビタベッキア港から一路、ローマを目指しました、車が少なく順調なドライブです
ローマ市内に近づくにつれて下の枝を伐採した「アッピア松」が目立って来た(アッピア街道脇に多く植わっていた記憶)
予定したガイドさんが雪で来ることが出来ず、代わって来てくれたガイドさんに言わせると、二十数年ローマに住んでいるが、こんな大雪は初めてとの事で、普段は車で混雑する街中も、この日は車や観光客が少なく珍しい風景だった
トレビの泉
「トレビの泉」の脇にある有名なジェラートの店、雪がふっても大人気
人通りもまばら 乗ってきた観光バス
屋台の果物屋さん、観光客がおらず開店休業状態
雪のスペイン広場
路駐のポルシェも雪を被っていた コロッセオ駐車場も閉鎖中
珍しいい雪のコロッセオ、XX年前に来た時は中に入った記憶があります
雪をかぶった石像
ローマ時代の競技場も雪の中
他の観光名所はバスの中から見学
ランチを予約したレストランへ向かいましたが、予約が入っていた別の日本人観光ツアー客から1時間前にキャンセルが入ったとの事、多分空港から出ることが出来なかったツアーか?
パスタのランチ
ローマ観光を終えてチタベッキア港に戻りました、港内にはまだ雪が積もっていたが、シャトルバスが動いていたので観光バスから乗り換えて船に向かいます。
港内に残されている中世の城壁
船が見えた
シャトルバス
めったに見れない「雪のローマ」観光を終えて残雪の中を帰乗船、船に入る際は必ず所持品検査と顔認証IDカードで本人チェックが行われました
午後6時に次の寄港地シチリア島パレルモに向けて出港します
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