写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

房総の棚田といすみ鉄道

2010-08-12 12:54:55 | 写真紀行

大山千枚田
http://www.senmaida.com/about_senmaida/index.php

日本棚田百選に選ばれ、東京から一番近い棚田である千葉・房総の大山千枚田に写真仲間のO君と出かけました。
夜明けの棚田の写真を撮りたいと8月6日深夜に車で出発、ナビを頼りに午前3時過ぎに現地に到着。
日の出が4時半頃の為、しばし仮眠、夜明けを待つ事にしました。
棚田の写真としては田圃に水がはいった春先や収穫後が絵になりますが、今回は青々とした穂が広がる写真となりました。
大山千枚田は375枚の大小の田が傾斜地に連なっています、千枚に足らなくても千枚田?

    
棚田を一望出来る丘陵地に「大山千枚田」の標識があります                                  夜が明けると棚田が全容を見せますが、まだ日が入って来ません


   
夜が明けてから暫くすると棚田に日が入ってきてました、田と畔のコントラストがはっきりしています

        
鴨川から山間部に入ったところに位置している大山棚田、青空が広がってきました                        棚田上部からみると、起伏がはっきりと見えます

         
棚田全体に日が差し込んできました、中央にある1本の木が絵になります

        
大山千枚田には水源が無く、すべて雨水による耕作だそうです、それにしても急斜面での農作業の大変さが偲ばれます、この日も午前6時には除草作業が行われていました

        
棚田の斜面の一部をアップしました、きれいな模様を見せています                                           逆にある斜面にはまだ日がさしていません     

いすみ鉄道
http://www.isumirail.co.jp/ensen/index.html

いすみ鉄道はJR外房線大原駅といすみ鉄道上総中野駅間の 26.8キロメートルを結ぶローカル鉄道です、国鉄から分離した第三セクターではなく明治に開業した軽便鉄道が起源で、その後幾多の変遷を経て現在に至った
様です。
途中駅の大多喜は徳川幕府四天王の一人と言われた本多忠勝の城下町です。
撮り鉄のはしくれとしてレールに並走、たまに来る車輛を追いました。

   
車で踏切を渡りましたが草深い中にレールが見えました、絵になりそうなので列車を待つことにしました、待つこと40分、草に埋もれた線路に一両のジーゼルカーが来ました  

       
小さな橋梁を渡るジーゼルカー、スローシャッターで撮りました                                         穀倉地帯をコトコトと走ります


いすみ鉄道の本社兼駅舎、構内に入るには入場券が必要でした、昔ながらの切符でハサミを入れて貰いました

   
大多喜駅前                                                      以前行った樽見鉄道、長良川鉄道、明智鉄道と共通したのどかなローカル線の雰囲気です


        
大原行きの車輛、単線の為、ここで上総中野行きを待ちます                                  大手私鉄の払い下げ車輛ではない様です

      
駅のホームには何故か「むーみん」の木彫像がありました 大多喜藩主本多忠勝がホームでにらみをきかしています    乗客は学生、中高年者が多い様でした

  
上下線に車輛が到着しました                                                 しばし停車の後、上総中野行きが出発して行きました          

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2 コメント

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棚田がきれいです (リチャード)
2010-08-16 22:04:49
棚田がきれいですね。やはり朝早く撮ると空気も澄んでいてきれいですよね。きれいな写真は朝早くなんですね。バリ島に行った時にも観光地として棚田があり、それを思い出しました。

大多喜は若い時に毎年のように勝浦に行く時と帰る時によく通りました。こんな鉄道が合ったんですね。ローカルの鉄道は風情があって良いですね。

房総にも絵になるところがたくさんありますね。
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Unknown (Attaboy)
2010-08-17 12:56:42
コメント有難うございます。
春先の夕暮れ時、田に水が入った風景が棚田の景色としては絵になるのですが、次回挑戦したいと思います。

28日にまた奥日光・小田代に行って来ます、今回はメンバーが一名増えた為、レンタカーでの行動となります。

甲斐駒登頂お疲れさまでした。
眼下に見る雲海の写真等良く撮れていました。
雲海を下に見る経験は飛行機に乗った際しか経験がありません、自分の足で登って見る雲海は格別だと思います。
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