登り途中、前方に駒ケ岳を見る
山頂に立つ
下山途中、霧も晴れ画面右奥に奥只見湖が細長く白く光って見える
今日、思い立って友人と駒ケ岳に登った。山頂付近の岩場で左足にアクシデントがあったが、友人に助けられて何とか登頂できた。山頂では偶然、この駒ケ岳が深田久弥 ( 1903-1971 ) の 『 日本百名山 』 登頂の完登という、 「 百名山登頂達成 」 のお二人の方に出合った。ご婦人の方は16年かかって達成したという。偶然とはいいながら、何かの縁でこういう人たちに出会えたのは面白いものだと思う。
― 岩道を足を引き摺り登り行く 頂は 「 祝・百名山登頂 」 ―
下山後、長時間酷使した体を近くの温泉、 「 白銀の湯 」 でいたわった。すっかり暗くなった六時過ぎの空にオボロの上弦の月が露天風呂の木立に見えていたから、心と体に人生の一日が満たされるのである。