京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

えらいぎょーさん見てくれてはんねんな~。

2011-05-22 10:26:43 | 道具箱
えらいぎょーさん見てくれてはんねんな~。

数がえらい増えてます。

単純計算するとIPアクセスが1週間で4800~5000と言う事は割る7で4900として一日700一年で255500。

VPアクセスが一週間で17000~20000同じ計算で行くと990714。

なんと恐ろしい数字。自分でびっくりしてしまいます。

こんな位仕事の注文が有ったらら左うちわで暮らせるのにな~。

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この削りをしようと思うと。

2011-05-22 10:10:02 | 道具箱
この削りをしようと思うと。

いやぁ~ 何時見せて戴いても憧れてしまいます。

でも、この削りをしようと思うと仕立てはもっと精密でなければなりません。

こっそりと仕立て道具の立際見てきました。

まずは私にはこれさえ出来ない。

もう壁にぶち当たりです。

精度を常に極めて居られるから人前で自信を持って削れるのでしょう。

お会いするたびに一つ勉強をさせて貰って帰る事にしています。

それにしても持ってこられる鉋すべて削り華が薄だけでなく木自体が美しく仕上がっています。

「おまえに言われなくても解っているわ」の声が聞こえてきそうです。

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「 町家発 ほんまもん 」  6月 のご案内

2011-05-21 20:56:24 | 人物訪探
「 町家発 ほんまもん 」  6月 のご案内

のどかな春の日差しを浴びていると、どこかへ出かけたい気分でうずうずしてきませんか。
まだ行ったことのないところでも、身近なあそこでも、新たな発見を求めて。
今回の古道具の再生からは、発見・達成する喜びも伝わってきそうです。
道具を使う方、そうでない方にもきっと共感できるお話ですので、是非お出かけください!

『木工古道具の楽しみ方』の実演編 その1 -錆び落としはヤスリでなく- 
 講師 松尾 具屑 さん

「一つでも多くの道具を伝え残したい」という思いで、古くからの手道具を、骨董市や道具市に出かけては再生してきた松尾さん。造り手が想いを込めてつくった道具は、使う側にも知識や努力がないと活きない。本職である試作職人の技を活かし、無名のまま真っ赤な錆で覆われ、朽ちかけ、使われなくなった数々の道具を救いあげています。その手で蘇った道具は、誰もがうなるほど生き生きとしています。伝統的な手道具をつくる鍛冶職人が減る中、残る道具の力を引き出して、最大限利用することが重要であり、また実物を残すことで、作り手にはお手本になります。
今回は、道具のばらし方からの再生手順を軽く踏まえたうえで、古道具を再生する基本の一歩、「錆び落とし」について、骨董市で入手したまま、錆び放題の道具を題材に、実演を交えながらお話していただきます。錆を落とすといっても、ヤスリでなく!身近なアレだったのですね。

*松尾さんの古道具の収集・再生や経験を綴り、蘇った道具を記録した著書『木工古道具の楽しみ方』(定価2400円)を2200円で会の当日に販売いたします。事前に手に入れたい方や出席できないが本を希望される方は、同額(送料別途)でお分けいたします。下記ほんまもん事務局までご連絡ください。


日時:6月19日(日)13時~15時頃      参加費:1000円 (定員20名)

会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)
(市バス「出世稲荷」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)
                             /JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)
*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。


◆ほんまもんの会の仲間情報◆
中村謙二さん  木工「額展」
   会にいつも参加して下さっている額作家の中村さんが、毎年行っている個展です。
日時 5月31日(火)-6月5日(日)11:00-18:00(最終日17:00まで)*31・1・2日は14:30以降から在廊
場所 ギャラリー翔 (京都市左京区北山通下鴨中通東入北側 *地下鉄烏丸線「北山駅」2番出口を東へ2分)
TEL&FAX:075-724-8154


スタッフ綱本の南河内の茅葺民家プロジェクト始動!・・・築130年の小さな農家である祖父の家を手直しして、移り住もうと試行錯誤を始めました。何が自分達で出来るか、アドバイスやお力を貸していただける方は、お声をかけていただけるとうれしいです。


申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
・メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp ●を@に置き換えてください。
FAX 06-6422-7407    のどちらかまで。


*各回とも1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。
*メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。
また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)



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痕跡。

2011-05-20 23:15:39 | Weblog
痕跡。

改修中の三重の塔に使われていた肘木に残る痕跡。

光りにかざしてみると槍鉋の痕跡がはっきりと見られました。

西暦1500年位の建物なのですがこの塔の作業に槍鉋が使われていたようです。

こんなのを見せて戴くとロマンを感じますよね。

この塔の完成はまだ少し先のようです。

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第7回三木刃物倶楽部開催のお知らせ。

2011-05-19 18:17:34 | 道具箱
第7回三木刃物倶楽部開催要項
(三木の若手刃物職人とユーザーとの技術交流会)


刃物職人とユーザーとの技術交流会として開催させていただいております三木刃物倶楽部。
第7回目となる今回は東日本大震災復興支援として販売金の一部を義援金として送ります。
実演も充実しての開催となりました。是非、ご参加いただきたいと思います。

① 開催日 平成23年6月5日(日)AM9:30~PM3:30
② 会場  サンライフ三木(三木市役所駐車場隣)
     兵庫県三木市福井1933-12 TEL0794-83-3010
③ 内容
刃物展示、鉋削り(削り台はありますので削り材を持ち込み、自由に削って下さい)
鉋台講座(堀場製作所)、鑿柄実演(安平木工所)

砥石研ぎ実演、杉削り実演、銘切り彫金実演(その場で銘切りできます、体験可能)

お楽しみ抽選会(午後3時から各メーカーの刃物が抽選で当たります)

◎大工さんの講座 大平大工(建具取付師)、高田大工(杉の節負けしない削り技)
大道敦二大工(槍鉋実演)、中岡大工(砥石と刃物)

◎同時開催 鑿古式鍛錬(徒歩10分の金物神社、槌打ちの体験も出来ます)
☆マイ箸作り(お持ちの刃物を使ってご自分の箸を作ってみませんか)
※材料費¥300。(刃物、治具貸し出し可)売上金全てを義援金にさせていただきます。

④ 参加費  無料  (昼食は用意していませんので各自でお願いします。)

⑤ 申し込み  参加費は無料ですが、参加登録を事前にお願い致します。参加者氏名、住所、電話番号、明記して、メール、FAXにて下記事務局までお申し込み下さい。
  三木刃物倶楽部事務局   ㈱常三郎   TEL0794-82-5257
 携帯090-8820-3727     FAX0794-82-0585
  E-mail:kanna70@guitar.ocn.ne.jp 
  ※締め切り 平成23年6月2日(木)
◎ 三木刃物倶楽部メンバー 
池内刃物(小刀)、常三郎(鉋)、カネジュン(鋸)、玉鳥産業(鋸)、宮本製作所(肥護ナイフ)大内鑿(鑿)、フジカワ(鑿)、愛宕山工業(鋼材)、安平木工所(鑿柄付)

こんな可愛いお姉さんも来るよ。

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石巻からの手紙。

2011-05-19 18:07:33 | Weblog
石巻からの手紙。

先日スコップをお送りした石巻からお手紙いただきました。

まだ災害のキズが多く残っているのでしょう。

そんな中でこんな綺麗なガーベラを家族で育てられているそうです。

一本一本に再起の願いがこめられています。

一日も早くの復興を願っています。

奴も今日は遠足だったのに保育園から帰ってきて見つけるとしっかり持って離しませんでした。

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工藤さんがやって来た。

2011-05-19 17:58:46 | Weblog
工藤さんがやって来た。

今日の午前に大阪の工藤さんが作業場に来てくれました。

以前預けた鉋刃を持って。

鉋刃一枚一枚の特製を調べて戴き説明も付けて。

この人刃物の事となるともう一生懸命です。

ルーペを取り出して鋼の按配を観察。

中砥を当てて今までの経験から何を削るのに向いているのかも教えてくれます。

良い勉強をさせて戴きました。

古い鉋刃ばかりですが又ブログにアップさせて戴きます。


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△の中にカ。

2011-05-17 18:07:54 | 道具箱
△の中にカ。

この素晴らしく良く使い込まれた玄翁。

釘打ち面と

木殺し面はピッカピッカ。

此処は鏡と言って鏡面でなれればいけない。

櫃穴から出た柄の先は打ち出の小槌の形をし「験」(げん)を担ぐ。

楔は真ん中を四角く堀4方に広がるように打つ。

ミニ削ろう会の当日「木工温故会」に列んでいた玄翁です。

今日からは私の釘袋に収まって活躍中。

△の中にカのカタカナ文字の紋所。そうです。四国香川棟梁の持ち物だったのですが縁があって私の釘袋に何故収まっているのです。

どうも「頭が高い」と声が聞こえてきそうです。


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中村謙二さんを捜せ。

2011-05-16 20:04:44 | Weblog
中村謙二さんを捜せ。

木工家の中村謙二さんが木工「額展」を開かれます。

2011年5月31日(火)~6月5日(日)まで
11:00~18:00(最終日17:00まで)
<但し31(火)、1(水)、2(木)、は14:30以降から在廊>

場所 ギャラリーにて京都市左京区北山通り下鴨中通東入北側
TEL.FAX.075-724-8154

作家連絡先 〒606-0855 京都市左京区下鴨東塚本町40 TEL.075-701-4078

この中に中村謙二さんが写っています。

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