京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

「 町家発 ほんまもん 」  6月 のご案内

2011-05-21 20:56:24 | 人物訪探
「 町家発 ほんまもん 」  6月 のご案内

のどかな春の日差しを浴びていると、どこかへ出かけたい気分でうずうずしてきませんか。
まだ行ったことのないところでも、身近なあそこでも、新たな発見を求めて。
今回の古道具の再生からは、発見・達成する喜びも伝わってきそうです。
道具を使う方、そうでない方にもきっと共感できるお話ですので、是非お出かけください!

『木工古道具の楽しみ方』の実演編 その1 -錆び落としはヤスリでなく- 
 講師 松尾 具屑 さん

「一つでも多くの道具を伝え残したい」という思いで、古くからの手道具を、骨董市や道具市に出かけては再生してきた松尾さん。造り手が想いを込めてつくった道具は、使う側にも知識や努力がないと活きない。本職である試作職人の技を活かし、無名のまま真っ赤な錆で覆われ、朽ちかけ、使われなくなった数々の道具を救いあげています。その手で蘇った道具は、誰もがうなるほど生き生きとしています。伝統的な手道具をつくる鍛冶職人が減る中、残る道具の力を引き出して、最大限利用することが重要であり、また実物を残すことで、作り手にはお手本になります。
今回は、道具のばらし方からの再生手順を軽く踏まえたうえで、古道具を再生する基本の一歩、「錆び落とし」について、骨董市で入手したまま、錆び放題の道具を題材に、実演を交えながらお話していただきます。錆を落とすといっても、ヤスリでなく!身近なアレだったのですね。

*松尾さんの古道具の収集・再生や経験を綴り、蘇った道具を記録した著書『木工古道具の楽しみ方』(定価2400円)を2200円で会の当日に販売いたします。事前に手に入れたい方や出席できないが本を希望される方は、同額(送料別途)でお分けいたします。下記ほんまもん事務局までご連絡ください。


日時:6月19日(日)13時~15時頃      参加費:1000円 (定員20名)

会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)
(市バス「出世稲荷」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)
                             /JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)
*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。


◆ほんまもんの会の仲間情報◆
中村謙二さん  木工「額展」
   会にいつも参加して下さっている額作家の中村さんが、毎年行っている個展です。
日時 5月31日(火)-6月5日(日)11:00-18:00(最終日17:00まで)*31・1・2日は14:30以降から在廊
場所 ギャラリー翔 (京都市左京区北山通下鴨中通東入北側 *地下鉄烏丸線「北山駅」2番出口を東へ2分)
TEL&FAX:075-724-8154


スタッフ綱本の南河内の茅葺民家プロジェクト始動!・・・築130年の小さな農家である祖父の家を手直しして、移り住もうと試行錯誤を始めました。何が自分達で出来るか、アドバイスやお力を貸していただける方は、お声をかけていただけるとうれしいです。


申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
・メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp ●を@に置き換えてください。
FAX 06-6422-7407    のどちらかまで。


*各回とも1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。
*メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。
また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)



にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村