京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

変わった鑿いただき。

2011-05-22 15:52:13 | 道具箱
変わった鑿いただき。

これほど使い込まれたのを「おまえにやるよ」と言われて有り難く頂戴致しました。

こんな良い感じの道具をくれるのは四国の香川棟梁。 愛用の道具です。

一本はおよそ5分角の栓抜きようの鑿。

良く使い込まれています。と言う事はよほど多くの解体+組み立てをやってこられたのでしょう。通りで物知りなはずです。質問をすると5秒も経たずに答えが返ってきます。

もう一本は玄翁の柄が折れた時櫃穴から残りの柄を抜くのに使います。

こんなのを常に持っているなんて仕事に対する構えが違いますよね。

この刃は昔の鎹から作られたそうです。柄は鑿で使い古した物の再生。

どちらも良い面構えの道具になっています。

道具はこうでなくっちゃ。

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えらいぎょーさん見てくれてはんねんな~。

2011-05-22 10:26:43 | 道具箱
えらいぎょーさん見てくれてはんねんな~。

数がえらい増えてます。

単純計算するとIPアクセスが1週間で4800~5000と言う事は割る7で4900として一日700一年で255500。

VPアクセスが一週間で17000~20000同じ計算で行くと990714。

なんと恐ろしい数字。自分でびっくりしてしまいます。

こんな位仕事の注文が有ったらら左うちわで暮らせるのにな~。

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この削りをしようと思うと。

2011-05-22 10:10:02 | 道具箱
この削りをしようと思うと。

いやぁ~ 何時見せて戴いても憧れてしまいます。

でも、この削りをしようと思うと仕立てはもっと精密でなければなりません。

こっそりと仕立て道具の立際見てきました。

まずは私にはこれさえ出来ない。

もう壁にぶち当たりです。

精度を常に極めて居られるから人前で自信を持って削れるのでしょう。

お会いするたびに一つ勉強をさせて貰って帰る事にしています。

それにしても持ってこられる鉋すべて削り華が薄だけでなく木自体が美しく仕上がっています。

「おまえに言われなくても解っているわ」の声が聞こえてきそうです。

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