海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

パスタ

2015-03-12 10:57:50 | 短歌

スプーンの中でフォークをまわすときパスタはやがて従順な渦


昨夜は私一人の夕食。
アサリのスパゲッティーを作った。
大粒のいつもより高いアサリを買った。
にんにくをオリーブ油で炒めそのあとであさりを炒める。
しばらくしてから酒を振りかけて蒸し煮。
本当は白ワインがいいのだろうがなかったので料理用酒。
それでもパスタの茹で加減もちょうどよくおいしかったなぁ~♪
パスタと一緒に飲むお酒はワインが一番いいのだろうがないので、日本酒を少々といつものようにビール1カン。
この日本酒が特別で富山の桝田酒造の「満寿泉」の大吟醸!
すごく手に入りにくいお酒だそうだ…もちろんいただきもの。
すっきりというよりはもう少し濃厚な感じで、フルーティーな香りもする。
ワインにしても日本酒にしても、もう少しアルコールに強ければいろいろの銘柄を飲み比べたら楽しいだろうな。
ビールは銘柄の種類があるといってもワイン・日本酒ほどではない。
またビールは味の好みがはっきり分かれてほかの味のビールには手を出さないものだ。
たとえば生ビールっぽい軽いビールが好きな人はそういう傾向のものしか飲まない。
気分によって銘柄を変えるより気に入った一つの銘柄を飲み続けることが多いのではないか。
私はアサヒスーパードライ…だからほかの銘柄をたまに飲んでみてもみな気に入らない。
ま、エビスならおいしいと思うかも知れないが高いから。
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鶯の初音

2015-03-10 14:17:41 | 歌評


覗いているいくつかのブログで鶯の初音を聞いたという記事が同じ日に載った。
実は私も同じ日に鶯の初音を聞いた。
もうそういう季節なのだ。
初音を聞く前の日にはローズマリーの木に鶯が止まって花をついばんでいるのを見た。
鶯は警戒心が強いのでメジロかと思ったが、羽根が茶色っぽかったので鶯で間違いないと思う。
ホーホキェキョともうちゃんととした鳴き方だった。

初音といえば源氏物語のこの歌を思い出す


年月をまつに引かれてふる人に今日鶯の初音きかせよ

平安時代新年の子の日には小松を引いて長寿を願う風習があったようだ。
六条院の正月の風景の描写の中に、子の日に子供の明石姫君と別れて暮らす明石の上からの届け物に添えられた文。

「まつ」は松と待つをかけてある。

「あなたと別れていつか会う日をまちつつ年を取ってゆく私(母)にせめてあなたの消息(手紙)を聞かせてください。
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できた!

2015-03-08 14:07:47 | 短歌


午前中に1週間ぶりくらいに一人で買い出しに出かけ、そのあと布団にもぐりこんでいたら歌の神様がするすると降臨なさって1分以内に2首できた♪
できる時はこんな感じ・・・でもできない時は2週間でもできない。
この2首を加えて数えて見たら椿の歌が13首できていた!
しかしそのうち1首はうっかりと前投稿の連作に載せてしまったので、これは省くことにして12首・・最低目標を8日にして達成!
しかし本当は3月になって作ったのは5首だけ。
月末までにまだ浮かんだらいいものから選ぶことができる。
こういうことはめったにないと思う・・もうちょっと頑張ろう~
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椿森

2015-03-08 08:14:17 | 短歌


風強き岬の椿くれなゐに耳のかたちの花びらを持つ

伊邪那岐を追ふ鬼たちの手のごとく椿の枝は海へ伸びをり

老いること許されぬ花またひとつ落ちて椿の森となりたり

森深く椿はつねに乙女子の貌したるまま降り積もりゆく

椿森の暗き小道の果てのはて今生れしごと海はうつくし

生き急ぐ我をしかつてゐるやうに岬の波は激しさを増す



2月は梅3月は椿。
椿は藪椿が断然好き。
藪椿は椿の原種で寒い地方では雪椿になった。
若いころ大阪で知り合い大学を卒業して故郷の高知に帰ってしまった友人に会いに行った時、足摺岬まで行った。
高知市からでも足摺岬は遙かに遠かった。
そのころJRが土佐清水まであったどうか記憶が定かでない。
多分そのころは中村までで、その後いったん土佐清水まで線が伸びそしてまた中村以降は廃線になったと思うのだが。
とにかくまだ道路も整備されていなく岬までのバスは曲がりくねった道を長時間走った。
岬へは椿の原生林のようなところを通って行く。
暗い椿のトンネルから出て一瞬で明るくなると足摺岬の灯台が見えた。
まるで黄泉の国から現世の国に生還するように、あるいは母の胎内から生まれ出る瞬間のような気がした。
岬の椿の原生林のイメージは長く私を捉えて離さなかった。
庭にある椿を愛でるのではなく野生のままの椿の森に限りなく惹かれる。
そこはなにかの情念の降りつもった異次元空間のようだ。

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題詠『黒』

2015-03-06 19:22:45 | 短歌

漆黒の生人形の眼のごとき葡萄を食めば汁のこぼるる


題詠『黒』でまず浮かんだのは漆黒という言葉
漆黒を辞書で引くと漆のような艶のある深い黒のことだそうだ。
濡れたような漆の黒から日本人形の眼を連想した。
それも普通の日本人形ではなく幕末から明治初期にはやったという松本喜三郎の「生人形」
人に生き写しの人形でちょっと怖いかも。

この歌は葛原妙子の影響を強く受けている。
葛原妙子の歌集を読んで以来葡萄は私にとって単なる果物ではなくなってしまい、葡萄が魂を持った眼であるような歌はいくつか作った。
生人形の生きているような眼と黒い葡萄が結びついてこの歌ができた。
人形の眼と黒い葡萄と・・その不気味さを詠いたかった。

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歌ができない。。

2015-03-05 10:57:36 | 短歌


最近は超寡作でぽつぽつとしか歌ができない。
それでも何とか月12首程度は結社提出用にひねりだしている。
机に座ってさあ今から作りましょうと思ってできるものではなく、頭が短歌モードになってひらめかないとダメなのである。
しかもいつ短歌モードになるかはわからない・・ただ他の用事に気をとられストレスがかかっている状態では駄目。
リラックスできる時でないと・・だから散歩していたりジムのマシンで歩いている時に浮かんだりする。

2月は割と順調に前半に7首ほどできてからなかなかできないでいたところに義叔母の葬式その後風邪と全く歌ができなくなって2週間以上過ぎてしまった。。
2月用の残りの4首ほどは取ってあった連作の中から回した。
訳あってその歌が少し余ったので。。

3月用は椿のテーマで2月中に8首ほどは一気に作ってあった。
椿は彼岸花同様私のイメージを刺激する題材で幻想的なものになることが多い。
それでもこればかりでたくさん作れず残りは・・何とか3月中に作らなければ。
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風邪はなんとか・・

2015-03-05 09:10:03 | 日記

治ってきた。
昨日の昼頃ストンと気分が良くなった。
しかし完全復活ではないのだろう、食欲がまだ戻らない。
量は少ないとはいえ毎日飲むのをやめられないビールをまだ飲みたいと思わない。
ビールを飲みたいと思うか思わないかが私の健康のバロメーター。
1週間も少食の私がその半分も食べていないから1キロくらいは減ったかもしれない。
これは取り戻さなければいけないからお菓子を食べる口実ができた。
でも・・4月には定期検診の血液検査があってコレステロールが基準値を超えているのでこってりとしたケーキは我慢しておこう。

熱はなく買い物に行こうと思えば行けたが家人が行くと言ってくれるというので頼むことにした(本当は頼むとその結果は予想できたが)
で・・やっぱりいくつか私の思わないものを買ってきた。。

ちくわ・・生で食べて私の朝食に
<おでん用の煮込み専用ちくわ>になった・・そして賞味期限が迫ってきて半額のもの
(今私は食欲があまりないから少量を食べるから賞味期限が短いと困る
それにおでん用ちくわは生で食べてもおいしくない。
長く煮込むのにキッチンに何回も見に行くのはしんどいから、このまま使わないまま捨てるかも。。と思ったが今日から気分がよくなかったから夕食の準備の時一緒に作るか。。)

もやし2袋・・これは家人の朝食用4日分)
これも半額シールが貼ってあって賞味期限が今日!
(まあいいか、私は食べないし(爆))

牛肉薄切り・・・玉ねぎと煮てすき焼き風に
赤身は煮物にすると固いので肩ロースをとメモに書いた・・買ってきたのは国産ではなくタスマニア肉
これは昨日の夕食のおかず・・国産肉よりうまみがないが何とか食べれた・

鳥もも肉1P
これは今日の夕食ではちみつと醤油のたれにつけておいてオーブン(オーブントースター)で焼くだけ
取り出してみたら塊で得なく唐揚げ用大に切ったものだった
まあ、何とか同じようは味にはできるだろう・

人に買い物を頼むのはむつかしい。
しかしここに書いた不満は家人には言っていない。
せっかく私のために動いてくれたのにやる気をなくすものね。
家人に数々不満はあれど、これが一人暮らしだったら体調が悪くても買い物に行かなければ餓死しちゃう。
やっぱりパートナーは大事です←と私の理性に訴えかけておく
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丹波篠山シシ喰いに

2015-03-01 14:20:58 | 小さい旅


実は26日篠山までボタン鍋を食べに行って来ました。
篠山といえば牡丹鍋で有名なところ・・関西圏の人なら知っているでしょうが。
JR 福知山線の大阪と福知山の中間にある城下町。
快速で大阪から1時間。
私の誕生日の食事の前倒しです。
最初は25日に予約していたのが叔母の葬儀が入り、幸い次の日に変えてもらえました。
ずーーと前夫と車で篠山に行ったことがありました。
その時城跡の向かい店でボタン鍋を注文したのです。
その時がはじめてでした。
値段は2500円か3000円だったと思います。
期待に胸を膨らませて食べたら・・肉らしく肉はなくつまむとくず肉のようなものがチラリ。
本当にがっかりしてしまいました。
あとで考えれば3000円でボタン鍋を食べるというのは無理でした・・最低でも5000円出さないと。
それ以来ちゃんとしたボタン鍋を食べられなかったというのがずっと不満で尾を引いてました。
先日『ちちんぷいぷい』(関西局のゆるい情報番組)のお宿紹介で篠山のボタン鍋の旅行を紹介していておいしそうでした。
そこにしました、皇太子殿下も泊まられた由緒ある料理旅館です。

蔵の横の離れのような部屋に案内されました。
呼び出しボタンのようなものはないので、仲居さんが時々覗きますからとは言うけれど、大阪と違って地方都市はのんびりですから水を頼んでもなかなか持っていてくれません。
イノシシの肉は上等なものでとてもおいしかったです。
イノシシの肉は煮れば煮るほど柔らかくなります。
この店は最後のしめに味噌の煮汁に生卵をおとし半熟状態のものをごはんかけて食べます。
卵を入れてから仲居さんがご飯を持ってくるまでは少し遅く、半熟卵がもうちょっと固くなってしまいました。
ごはんも一緒に持ってきてくれたらよかったのに。
『ちちんぷいぷい』ではちょうどいいタイミングで食べてましたが。

この日は私には珍しく小雨で寒かったし、観光は全くせず帰りました。
古い町並みは前に一人で行った時よく見たのでもうよかったのです。
しかし通夜葬儀の次の日に遠出はきつかったです。
イノシシの肉は温まるときいていたけれど、夜は暑くて暑くて布団をかぶってられないほど。
喉が痛かったのとのぼせていたのでなかなか寝付けませんでした。
イノシシなど野生の動物の肉は家畜と違って栄養が豊富で、昔は肉食が禁じられていた中、食養生の名目で食べられたのです、本当に精がつく感じでしたね。

はるばる2時間半もかかって篠山まで行ってボタン鍋を食べるのはこれが最後でしょう。
おいしいけれど、手の込んだ料理ではないですから。

さて無理して出かけてから風邪が・・・熱はないけれど体調はイマイチ・・食欲が少し落ちているので、誕生日は手巻き寿司にしようと思っているけれどその日にできるかどうかは微妙。
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